後ろ
掲載日:2016/07/17
追いかけて追いかけて
その背中を少しでも追い越したら
急に怖くなって
隣に並び 手を繋いでほしくなった
視界の中にいてほしくなった
わからないだらけの世界を
おぼつかない足取りで歩いて来た
今立てているのは 先を進んでくれる
誰かがいるから
もしも目の前に誰もいなくなったら
きっと うずくまってしまうだろう
一人きり 向かっていく勇気などない
なんて言っていられないくらい
私の時間が経っていく
いつかは一人歩いていけるように
必ず強くなるから
あと少し 後ろにいたい
こんなに近くにある姿を
まだ 見ていたい
寄り添っていたい




