選挙に行けテへロス(ガチで)
前書き
※極めて政的な内容を含みます。
要約すると、
「候補者や政党、その他様々な情報を調べてから選挙にいこうね」
って説教臭いエッセイ(?)です。
テへロスは激怒した。
必ず選挙に行かねばならぬと決意した。
テへロスには政治が分からぬ。
TVを見てもさっぱり興味が湧かぬ。
しかしコメンテーターによると、恐らく○○○○○○がオススメなのであろう。
テへロスはTVを信用していた。
SNSはフェイクニュースに溢れている、と信じていた。
どうやら、そうでも無さそうなのだ。
ーー
政治の話題は基本的にこの国でタブーである。
選挙が近づくと○○○○関連の人から電話がかかってきたり、家に訪ねてきたりするからだ。
なお、この奇妙な習慣が今も行われているのかを、テへロスは知らぬ。
コメンテーターが褒めている○○○○○○と言う政党は、電話を掛けてくる○○○○を支持母体とする○○○と○○○○○が力を合わせた政党だ。
とても強そうである。
その力でこの国を良くしてくれるのなら、ソレはとても素晴らしい事である。
「しかし……」とテへロスは思った。
やはり、一市民として○○○○には良いイメージが無い。
同様に、現与党の組織票の元とされる○○○○にも全く良い感情を持てない。
「では、どちらの政党に投票すべきか」とテへロスは考えた。
現与党か、○○○○○○か、である。
今回の選挙では、
『誰が内閣総理大臣であれば、この国の未来が少しでもマシな方向に向かうのか』
が、問われている。
あの人か、この人か……テへロスは少し考えたが、何かを判断するには、情報が圧倒的に不足している様に思えた。
テへロスが頭を捻っている時、ある一つのネットの書き込みを思い出した。
『選挙とは消去法であり、マシなクソを選ぶ行為である』
これが真理なのだろう、と過去のテへロスは感銘を受けたので、今も頭の隅っこに残っていたのだ。
テへロスは「一度くらい、どちらがマシなクソなのかを、キチンと調べて考えてやろうか」と考えた。
ほんの、気まぐれである。
テへロスは毎回選挙に行っていたが、単に投票権を無駄にするのが勿体なく思えたからに過ぎない。
大した理念も思想も無く、貧乏性な気質を持っているだけで、いつも無難な選択をしていた。
ただ、
『ごく少額とは言え、税金を納めている以上、私達に還元されて欲しい』
とは考えている。
税金を納めている人全員に共通する願いであろう。
この『私達』の範囲を考えて投票するのが、恐らく選挙と言うマシなクソを選ぶ行為なのだ。
テへロスは、そんな思い付きを頭の中でこねている内に、段々とやる気が湧き上がってきた。
今回だけでも、真面目に選挙と言うモノに向き合ってみよう。
テへロスは先月の給与明細の「健康保険料」と「社会保険料」と「所得税」を一睨みすると、早速キチンと考える為の材料を探し始めた。
TVのニュース、新聞、そして今回はSNSも利用する事にした。
テへロスは色々調べてみた。
以下は、その情報に辿り着く為のワードである。
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・支持率さげてやる 時事通信
・優しくて穏やかな日本 強くて怖い日本
・引責辞任 一週間で再雇用
・朝日 サンゴ
・元内部監査室長 児童売春
・日本メディア 外国資本率
・東京都NPO 国家賠償請求
・辺野古 損賠提訴
・名古屋港 フェンタニル
・日弁連 不法滞在者ゼロプラン
・報道特集 クルド人
・埼玉県
・フランス パリ
・防衛省 観閲式
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色々検索した結果、テへロスは激怒した。
必ず選挙に行かねばならぬと決意した。
終
しかし現実に続く
後書き
①「ヘイトスピーチ」について
何人は何人に対してもヘイトスピーチを行ってはいけません。
闊達な議論、政論交換を促す為には、ヘイトスピーチの定義を定める事が重要になるかと思います。
ヘイトスピーチとは、一方が他方の言論弾圧に利用する為の言葉ではなく、過激な論を諫める為の、双方向性を持つ抑止の言葉として用いられるべきです。
事実のみが、ヘイトとイコールではありません。
事実評価論評は(内容によっては)ヘイトスピーチの対象に当たる為、本編で筆者は事実の評価を下していません。
ただ、テへロスは激怒しました。
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②テへロスが激怒した理由を知りたい方へ
本編の「・」以降の一行をコピペしてググると、テへロスが激怒した理由を推察出来るかも知れません。
ただしその際、SNSやネットに広まる陰謀論には騙されない様にして下さい。
あるショッキングな情報を見つけた際、必ず自身の認知バイアス(発見性バイアス、正常性バイアス等)を意識してソースを確認し、反対意見も探し、最後にその情報を評価して下さい。
また、筆者の意見も当然疑って下さい。
リテラシーの始まりはそこからです。
批判的思考を意識しながら、疑念を自分の中で腑に落ちる形に落とし込む作業が「情報を得る」って事かと思います。
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③SNSの弊害
SNSを乱用していると、エコーチェンバーに陥ってしまう方もいます。
筆者も或いはそうかも知れません。
コレに陥らない為には、『時々自身の持つ意見の反対意見を探しに行く』事がとても重要になると思います。
コレをする事で、両論どちらのロジックに正当性があるかを、いくらかは再確認出来ます。
個人が客観視点を持つ事は不可能ですが、持とうとする努力は誰でも出来ます。
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終わりに
ヘイトの定義、リテラシーの重要性、客観視点の意識。
それらの事を踏まえて、選挙権を持った全ての方が候補者、政党、様々な情報を調べ、選挙に行く事を願います。
そんなん不可能な理想論ですが、ココまで読んでくださった奇特なアナタ(失礼)は、情報を調べてくださるかも知れませんよね。
一票で世界は変わらずとも、アナタがご自身に向ける人生評価は変わります。
筆者の主観にお付き合いいただきありがとうございました。
選挙に行け! テへロス!




