表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

選挙に行けテへロス(ガチで)

作者: まじめそやえ
掲載日:2026/01/24

前書き


※極めて政的な内容を含みます。


 要約すると、


 「候補者や政党、その他様々な情報を調べてから選挙にいこうね」


 って説教臭いエッセイ(?)です。

 テへロスは激怒した。


 必ず選挙に行かねばならぬと決意した。


 テへロスには政治が分からぬ。

 TVを見てもさっぱり興味が湧かぬ。


 しかしコメンテーターによると、恐らく○○○○○○がオススメなのであろう。


 テへロスはTVを信用していた。


 SNSはフェイクニュースに溢れている、と信じていた。


 どうやら、そうでも無さそうなのだ。


ーー


 政治の話題は基本的にこの国でタブーである。


 選挙が近づくと○○○○関連の人から電話がかかってきたり、家に訪ねてきたりするからだ。


 なお、この奇妙な習慣が今も行われているのかを、テへロスは知らぬ。


 コメンテーターが褒めている○○○○○○と言う政党は、電話を掛けてくる○○○○を支持母体とする○○○と○○○○○が力を合わせた政党だ。


 とても強そうである。


 その力でこの国を良くしてくれるのなら、ソレはとても素晴らしい事である。


 「しかし……」とテへロスは思った。


 やはり、一市民として○○○○には良いイメージが無い。

 同様に、現与党の組織票の元とされる○○○○にも全く良い感情を持てない。


 「では、どちらの政党に投票すべきか」とテへロスは考えた。


 現与党か、○○○○○○か、である。


 今回の選挙では、


『誰が内閣総理大臣であれば、この国の未来が少しでもマシな方向に向かうのか』


 が、問われている。


 あの人か、この人か……テへロスは少し考えたが、何かを判断するには、情報が圧倒的に不足している様に思えた。


 テへロスが頭を捻っている時、ある一つのネットの書き込みを思い出した。


『選挙とは消去法であり、マシなクソを選ぶ行為である』


 これが真理なのだろう、と過去のテへロスは感銘を受けたので、今も頭の隅っこに残っていたのだ。


 テへロスは「一度くらい、どちらがマシなクソなのかを、キチンと調べて考えてやろうか」と考えた。


 ほんの、気まぐれである。


 テへロスは毎回選挙に行っていたが、単に投票権を無駄にするのが勿体なく思えたからに過ぎない。


 大した理念も思想も無く、貧乏性な気質を持っているだけで、いつも無難な選択をしていた。


 ただ、


『ごく少額とは言え、税金を納めている以上、私達に還元されて欲しい』


 とは考えている。


 税金を納めている人全員に共通する願いであろう。


 この『私達』の範囲を考えて投票するのが、恐らく選挙と言うマシなクソを選ぶ行為なのだ。


 テへロスは、そんな思い付きを頭の中でこねている内に、段々とやる気が湧き上がってきた。



 今回だけでも、真面目に選挙と言うモノに向き合ってみよう。



 テへロスは先月の給与明細の「健康保険料」と「社会保険料」と「所得税」を一睨みすると、早速キチンと考える為の材料を探し始めた。


 TVのニュース、新聞、そして今回はSNSも利用する事にした。


 テへロスは色々調べてみた。


 以下は、その情報に辿り着く為のワードである。


ーー


・支持率さげてやる 時事通信


・優しくて穏やかな日本 強くて怖い日本


・引責辞任 一週間で再雇用


・朝日 サンゴ


・元内部監査室長 児童売春




・日本メディア 外国資本率




・東京都NPO 国家賠償請求


・辺野古 損賠提訴


・名古屋港 フェンタニル


・日弁連 不法滞在者ゼロプラン


・報道特集 クルド人


・埼玉県


・フランス パリ


・防衛省 観閲式


ーー


 色々検索した結果、テへロスは激怒した。


 必ず選挙に行かねばならぬと決意した。



          終



 しかし現実に続く

後書き


①「ヘイトスピーチ」について


 何人は何人に対してもヘイトスピーチを行ってはいけません。


 闊達な議論、政論交換を促す為には、ヘイトスピーチの定義を定める事が重要になるかと思います。


 ヘイトスピーチとは、一方が他方の言論弾圧に利用する為の言葉ではなく、過激な論を諫める為の、双方向性を持つ抑止の言葉として用いられるべきです。


 事実のみが、ヘイトとイコールではありません。

 

 事実評価論評は(内容によっては)ヘイトスピーチの対象に当たる為、本編で筆者は事実の評価を下していません。


 ただ、テへロスは激怒しました。


ーー


②テへロスが激怒した理由を知りたい方へ


 本編の「・」以降の一行をコピペしてググると、テへロスが激怒した理由を推察出来るかも知れません。


 ただしその際、SNSやネットに広まる陰謀論には騙されない様にして下さい。


 あるショッキングな情報を見つけた際、必ず自身の認知バイアス(発見性バイアス、正常性バイアス等)を意識してソースを確認し、反対意見も探し、最後にその情報を評価して下さい。


 また、筆者の意見も当然疑って下さい。

 リテラシーの始まりはそこからです。


 批判的思考を意識しながら、疑念を自分の中で腑に落ちる形に落とし込む作業が「情報を得る」って事かと思います。


ーー


③SNSの弊害


 SNSを乱用していると、エコーチェンバーに陥ってしまう方もいます。

 筆者も或いはそうかも知れません。

 

 コレに陥らない為には、『時々自身の持つ意見の反対意見を探しに行く』事がとても重要になると思います。


 コレをする事で、両論どちらのロジックに正当性があるかを、いくらかは再確認出来ます。


 個人が客観視点を持つ事は不可能ですが、持とうとする努力は誰でも出来ます。


ーー


終わりに


 ヘイトの定義、リテラシーの重要性、客観視点の意識。


 それらの事を踏まえて、選挙権を持った全ての方が候補者、政党、様々な情報を調べ、選挙に行く事を願います。


 そんなん不可能な理想論ですが、ココまで読んでくださった奇特なアナタ(失礼)は、情報を調べてくださるかも知れませんよね。


 一票で世界は変わらずとも、アナタがご自身に向ける人生評価は変わります。


 筆者の主観にお付き合いいただきありがとうございました。


 選挙に行け! テへロス!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ