04.魔法講座
遅れてすいませんでしたぁーー!どうぞ!
「ここは今は使われてない部屋で、半分ぐらい物置きになっているけどごめんね?ベッドの方は使えるから大丈夫よ」
「大丈夫、ありがとう!」
ジーク達の活動拠点につくと、私はエマに2階段にある部屋に案内された。道中ついでに、あまり期待せずにシャワーなどは有るかも聞いてみたが、やはりというべきかそんな物は無かった。とりあえず、生きて森から出れただけでもジーク達には本当に感謝をいくらしまくっても足りない。これ以上求めたらバチが当たる。1日中森を歩き回ったことや精神的な疲労もあってか、私がベッドにはいるとすぐに睡魔はやってきた。
魔法、、すごかったな、、、
そんな呑気なことを、うまく働かない頭で考えながら、私は眠りについた。
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次の日の朝、私は知らない天井を眺めながら目を覚ました。
夢じゃなかった、やっぱり私は死んで転生したんだ、
「知らない天井だ、、」
なんてつぶやいてみたが、いつまでも寝てるわけにはいかない。今が何時なのかはわからないが、窓の外が完全に明るくなっていないのを見るに6時ぐらいだろうか。まだ少し眠たいが、一階のリビングまで行くとそこにはすでにアリアを除く3人が朝食をとっていた。
「あ!おはよう!」
「ぉはよう、」
朝から元気なエマに挨拶を返しながら、ジークやロイにも挨拶をする。誘われるままに席につき、朝食を食べた。この世界に来てから初めての朝食をとった後、私はジークにこれからについて聞かれた。
「いきなり本題だが、スズサワ、お前はこれからどうするつもりだ?」
ド直球で急に本題をぶっこまれ頭が完全に覚めた。私のしたいことは決まっている。せっかくの転生でファンタジーな世界に来れたのだからこの世界を見てまわりたい。こんなチャンスは二度とないのだから。
私はこの世界を冒険したい。でも、そのためには力も金もない。ないない尽くしだ。自分を守る力と資金を手に入れるには、やはり冒険者になるしかない!転生ものの定番!
、、、この世界にあるかは知らないが。
頭の中でごちゃごちゃ騒ぎながら、私はジークに答えた。
「この世界を旅するために冒険者になりたい」
ジークは私の答えに驚いたようだった。
「本気か?俺が言うのもなんだが、なかなかに危ない仕事だぞ?それに、記憶がないんだろ。家族とかが探しに来たらどうするんだ?」
そういえば、私は記憶喪失と勘違いされていたのか。まあ、実際にはあるからそこら辺の問題はない。とりあえず、冒険者という職業はあるようだ。ならば丁度いい、私の考えは変わらない。
「うん、本気だよ。私の家族については心配いらないと思う。きっと大丈夫」
私の考えが簡単には変えられないと感じたのか、諦めたようにジークは言った。
「そうか、、じゃあ、ちょっと見させてもらうぜ。いいか?」
「見るってなにを?」
「鑑定だよ。鑑定。まさか知らねぇのか?」
「え、鑑定ってあるの?!」
「お、おぅ。急にどうした」
森のなかでいろいろ叫んで恥をかいたが、どうやら鑑定は実際にあったようだ。
「鑑定ってのはな、魔力を使って人のステータスが見れるんだ。まあ、何も言わずに見るのはマナー違反だから先に聞いたってことだ」
そうやって説明されたが、魔力とかさらに気になるものができてしまった。そこで魔力についてジークに聞てみたが、ざっくり言うと
魔力とは生物ならば必ず持っているエネルギーで、空気中や物体の中にも存在している。そのエネルギーを使って、火や水を出したり、体を強化したりできるということだ。
魔力についての説明を聞いていたら魔法があることもわかり、気になってさらにジークに聞こうとしたら
「説明してあげようか?」
いつからそこにいたのか、どうやら私たちの話を聞いていたらしい。ジークに変わって表情はあまり変わらないが、アリアは楽しそうに説明してくれた。
曰く、魔法とは魔力を放出し何かしらの現象を起こすことであり、魔術や法術とも言われている。魔法の基本的なステップは3つあり、1つ目は魔力を感知すること。2つ目は魔力を操ること。3つ目はそれを変換することだ。
「まずは魔力感知が大切。がんばって」
魔法について生き生きと説明し終わると、エマやロイと遊びに行った。どうやらエマ達は私達の話が長くなりそうだと察して、カードゲームで遊んでいたようだ。
「、、、あいつが説明した通りだ。冒険者になるなら、最低でも魔力感知は使えないと厳しい。だからこそ、がんばれって言ったんだろうな」
「魔力感知、、どうすればできるようになる?」
「簡単だ。手を握ってみてくれ」
そう言いながら右手を差し出してくる。その右手を握ると何かわからない力のような物が伝わってきたことを感じた。
「なんか、、むず痒い。これが魔力?」
「一発でわかったのか?センスあるな。今、お前の手のひらに流したエネルギーが魔力だ。これをお前だけでもわかるようになれば良い。」
手を離すとむず痒さはなくなり、代わりに自分や空気中、ジークの中にも同じ力があることがわかるようになる。随分とぼんやりしているが、確かに存在していることを感じられる。
「おぉ、、!ぼんやりとだけど見える!」
「やっぱり早くないか?!普通は何回も繰り返さないと見えすらしないぞ?お前、やっぱり才能あるぜ。あとは、はっきりとわかるようになるまで練習するだけだ」
これがお決まりの転生者の特典ってやつか?などと考えながら自慢気にしていると、ジークが思い出したように言い出した。
「てか、鑑定まだしてないな?いいか?」
「うん」
断る理由はないし、私も気になるので快諾するとジークが驚いたような顔をしながら何かを見つめていた。
「どう?」
少し期待しながらジークに聞くと。
「、、魔力以外がひどいぞ。例えるなら、10歳児と同レベルだ。お前、運動してんのか?」
と、なかなかに心に効く一言をもらった。
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『 名前:鈴沢綾華 種族:人族 性別:女
HP:39/39
MP:218/218
SP:25/25 』
説明長くてつまらんかもですが、よろしくおねがいします!
一般人の平均ステータスは全部50ぐらいだと思ってください。
人や魔法の設定考えるのたのしぃ。(←遅れた主な理由です)
※念の為
HP:生命力。無くなると死ぬ。
MP:魔力量。無くなると死ぬ。
SP:体力。無くなると死ぬ。




