表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー  作者: 蘭鍾馗


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/9

【日常の6】書けない

「美味しいわね。意外と上品。」

 悪魔がちゃぶ台に座ってヘボ(蜂の子)ご飯を食べている。


 ◇


「かすかに何かの香りがするけど、これがヘボの香り?」

 そう。炊いてる時はもっとはっきり香るよ。

「おかずが欲しい。」

 はいはい。


 ~・◆§‥▼~‥☟‥‥


「これは?」

 茄子とピーマンの味噌炒め。

「味噌がいい香り。結構甘めに味付けするのね。」

 味醂使ってるからね。味噌は麦味噌。香りがいいから炒め物にはいいよ。

「ふーん。」


 ◇


「お腹いっぱいになったら、帰りたくなっちゃった。」

 いいよ。お疲れ。

「そうもいかないでしょ。最近更新が滞ってるじゃない。」

 なんか最近書けなくてねえ。

「『ヘボ戦記』は更新したじゃない。」

 あのあと、なんか書けないんだよなあ。

「スランプってやつ?」

 ネットで小説書き始めて一年ちょっとのど素人がスランプとかいってもなー。

「そうよねー。でも『あてどない植物記』とかは順調に更新してるじゃん?」

 あれはねー、写真さえあれば何かしら書けちゃうんですよダンタリオン様。

「職業ネタの強みかしら。」

 そうかもねー。

「『レオノーラの聲』とか割と面白いと思ったんだけど。」

 2話目が続かないねー。


「あのさー。」

 何ー?

「語尾ひっぱるの割といいわねー。」

 ヘボの女王みたいでねー。

「それそれー。」


 ◇


「日常で何かないの面白いこと。」

 うーん、金欠病の悪化で車の維持がきつくなってきたとか。

「日常じゃないの。」

 物価高で最近月の食費が跳ね上がってるとか。

「日常だわ。」

 でもさ、このネタ引っ張ってもあんまりおもしろくないよね。

「ん、まあ、そうかもね。」

 金欠病は薬飲んでも手術しても治らないからね。

「うん知ってる。」

 

 ◇


 でもねえ、自分では「良く小説なんか書けるようになったなあ」とか思ってるんですよ。

「なんで?」

 一年ちょっと前まで、全然書けなかったから。

「そうなんだ?」

 私の処女作は「丹沢の紫蘇屋敷」だけど、あの話思いついたの十年以上前だから。

「でも書けなかった?」

 そう。

「それがなんで突然書けたの?」

 それは今でもわかんない。で、その次の『御霊櫃峠』は、なんかすんなり書けちゃった。

「それから『なろう』で書き始めて、今に至るわけね。」

 そうそう。なんか一本書いたら、書き方みたいなのが分かったのかも知れない。

「まあ、そういうことってあるよね。」


 ◇


「で、話戻して悪いんだけど、最近なんで書けないの?」

 書き方、忘れたのかも。

「それ絶対年のせいよ。」

 それ言わないで。



 まあ、今回はこれがオチでいいや。

 ではまたね。おやすみダンタリオン。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ