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一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー  作者: 蘭鍾馗


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26/26

【日常の25】日常

 はいお茶請け。

「………。」


 ◇


 何警戒してんの。ハイカカオチョコレートじゃないから。

「まあ、それは見ればわかるけどさ。また苦いお菓子だったらやだなって。」

 この見た目でそれはないでしょ。◯ーソンの新商品。「しっとりビスケットサンド」だよ。

「そうなんだ。」

 略してとりサンド。

「違う食べ物になってるわよ。」


 〜 とりサンド、試食中 〜


「美味しい。ビスケットが柔らかくてほろほろ。」

 最近のコンビニスイーツは侮れないよね。


 〜 お茶 〜


「ほんとよね。」



 ◇



「こないだは失敗したわ。」

 何?

「ショウキの代打。」

 そう?

「私の日常、字に書いてみたら想定外につまんなかったの。」

 そんなことないんじゃない?空飛んだりとかさ。

「他は?」

 ………。

「ほら。」

 いやいいんじゃない?日常なんてそんなもんでしょ。

「ショウキの日常は何であんなに面白いのよ。」

 病気になったから。

「……いや、それは置いといてさ。」

 それ以外は……わかんないね。

「無自覚が一番強いかー。」

 そういうことにしといてー。


 ◇


「なんかさ。」

 何?

「一人で面白い事言うのって、疲れない?」

 ああ、あるかもね。ピンでやると、隙間全部一人で埋めなきゃいけないからね。

「そこが漫才の強みか。」

 お笑い目指すの?

「そうじゃないけどさ。なんかこの間は疲れたから。」

 お疲れ様でした。

「いえいえ。」

 なんて言うか、ダンタリオンってツッコミ担当じゃない?

「そうかも。」

 ネタを取り出して広げるのはボケの役目だからさ。

「それを畳んで箪笥に仕舞うのがツッコミか。」

 それな。で、それを一人で両方やってると、疲れるし……

「側から見てるとカオスだわ。」

 だから、私の日常が面白いと言うよりは、ボケとツッコミで話を展開するから面白いんじゃないかな。『悪魔との対話形式による日常記』だからね。

「今日は『お笑い論』ね。」

 うん、なんか行きがかり上偉そうに言ってるけど。

「そう考えると、ピン芸人凄いわね。」

 な◯ぎ武とかすごいよね。


 ◇


「……なんでこんな話してるんだっけ?」

 うん、私もよく分かんなくなってきた。

「最初は日常の話じゃなかったっけ?」

 微かにそんな記憶があるような。

「ボケてんじゃないわよ。」

 調子出てきたじゃん。


 ◇


 でね、最後に事務連絡です。

「重要なお知らせです。多分……で,何?」

 月曜日に完了検査が1件あって、それで私の年度末が終了します。

「お疲れ様。」

 ありがと。

「これでようやく『レオノーラの聲』の続きが書けるわね。」

 う。



 はいはい今回はこれでお終い。

「またね。」

 


 

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