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一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー  作者: 蘭鍾馗


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23/26

【日常の22】次、何書こう?

 イーロン・マスクがさ。

「は?」


 ◇


「いきなり何の話が始まるの?」

 いや、火星の話なんだけど。

「そういや、『火星移住計画』とかやってるんだったけ、あの人。」

 それがね、突如移住先を月に変更したらしいんだ。

「あんなに熱心に言ってたのに?」

 まあ、費用の問題とか技術的な問題とか、解決の見通しが立たないのかも知れない。

「ふーん。大変ね。」

 この調子だと、『リトプス1』が現実になるのは、意外と先になるかもね。

「…………もしかしたら、原因はあれじゃないの?」

 あれって?

「火星の『明けない夜』。あれを乗り越える目途が立たなかったとか。」

 ああ、あり得るかも。

「きっとショウキの小説を読んで気づいたのよ。」

 いやイーロン・マスク、日本語読めないでしょ。

「そっか。」

 でも、イーロン・マスクが『なろう』にアクセスして異世界転生ものとか読んでるところ想像して、ちょっと笑った。

「悪役令嬢ものとかさ(笑)」


 ◇


 まあ、冗談はさておき。

「さておき。」

 これで連載中の小説がなくなりました。

「うそつけ。」

 あれ?

「あれはどうしたの。『レオノーラの聲』。」



          (◎_◎;)



 ……正直に言います。ストーリーが行き詰まっちゃった。

「しっかりしてよね。」

 前向きに善処します。


 ◇


「あと、あれはどうなったのよ?ベルタ・ベンツの話。」

 あ、あれね。

「あれも行き詰ったの?」

 いや、あれはまだ手がついてない。ただ、公式企画の予定を見てて、あることに気が付いた。

「あることって?」

 ベルタの話は、今やってる春のチャレンジ『仕事』に出そうと思ってたんだけど。公式企画のスケジュールを見ると、『秋の文芸展』のテーマがさ。

「テーマが?」

 旅。

「あー。」

 なので、ベルタの話はこっちに出そうかと。

「それがいいわね。」

 ま、とりあえず年度末の仕事の隙をみながら、資料収集だね。

「そっか、がんばれ。」

 あとね、SFも新しい話を考えてる。

「どんな話?」

 超新星爆発の話。

「すごいじゃん。」

 でも、舞台は地球で日常の話。ある日、昼間でも見えるくらいの明るい超新星が出現したら、それを見ながら、ひとは何を考えて何をするんだろう、みたいな話。

「SFだけど日常の話ってとこは、『リトプス1』とおんなじね。」

 そうだね。まあ、まだどんな話になるかはわからないけど。

「タイトルは?」

 オリオンの右肩。

「ベテルギウスの話ね。あれが爆発するんだ。」

 中身はまだこれから考えるけどね。


 ◇


 でね、これが『はるか』。


「はるかー!会いたかったわ。」

 まあ、食べてみて。


 ~ ダンタリオン、試食中 ~


「……本当に甘いのね。」

 でしょ?

「グレープフルーツみたいなの想像してたけど、そうじゃなくて、はっきり甘いんだ。」

 糖度12度くらいあるから、結構甘いよ。

「ほんと。でもむきにくいわね。」

 まあ、片親が甘夏だからね。皮は厚いよ。

「いやこれおいしいわ。元気出そう。」

 二つ目いく?

「いく。」


 ◇


「今回は病気の話はなしね。」

 食べ物の話は入ったけどね。

「いいんじゃない?もう解禁にしたんだし。」

 そうだね。




「ごちそうさま。じゃ、またね。」

 うん、またね。


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― 新着の感想 ―
完結した後の、次何書こう問題ありますよね。 それと、はるか、私も今日偶然見つけて買いました。 帰ってから食べるのが楽しみです。
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