【日常の22】次、何書こう?
イーロン・マスクがさ。
「は?」
◇
「いきなり何の話が始まるの?」
いや、火星の話なんだけど。
「そういや、『火星移住計画』とかやってるんだったけ、あの人。」
それがね、突如移住先を月に変更したらしいんだ。
「あんなに熱心に言ってたのに?」
まあ、費用の問題とか技術的な問題とか、解決の見通しが立たないのかも知れない。
「ふーん。大変ね。」
この調子だと、『リトプス1』が現実になるのは、意外と先になるかもね。
「…………もしかしたら、原因はあれじゃないの?」
あれって?
「火星の『明けない夜』。あれを乗り越える目途が立たなかったとか。」
ああ、あり得るかも。
「きっとショウキの小説を読んで気づいたのよ。」
いやイーロン・マスク、日本語読めないでしょ。
「そっか。」
でも、イーロン・マスクが『なろう』にアクセスして異世界転生ものとか読んでるところ想像して、ちょっと笑った。
「悪役令嬢ものとかさ(笑)」
◇
まあ、冗談はさておき。
「さておき。」
これで連載中の小説がなくなりました。
「うそつけ。」
あれ?
「あれはどうしたの。『レオノーラの聲』。」
(◎_◎;)
……正直に言います。ストーリーが行き詰まっちゃった。
「しっかりしてよね。」
前向きに善処します。
◇
「あと、あれはどうなったのよ?ベルタ・ベンツの話。」
あ、あれね。
「あれも行き詰ったの?」
いや、あれはまだ手がついてない。ただ、公式企画の予定を見てて、あることに気が付いた。
「あることって?」
ベルタの話は、今やってる春のチャレンジ『仕事』に出そうと思ってたんだけど。公式企画のスケジュールを見ると、『秋の文芸展』のテーマがさ。
「テーマが?」
旅。
「あー。」
なので、ベルタの話はこっちに出そうかと。
「それがいいわね。」
ま、とりあえず年度末の仕事の隙をみながら、資料収集だね。
「そっか、がんばれ。」
あとね、SFも新しい話を考えてる。
「どんな話?」
超新星爆発の話。
「すごいじゃん。」
でも、舞台は地球で日常の話。ある日、昼間でも見えるくらいの明るい超新星が出現したら、それを見ながら、ひとは何を考えて何をするんだろう、みたいな話。
「SFだけど日常の話ってとこは、『リトプス1』とおんなじね。」
そうだね。まあ、まだどんな話になるかはわからないけど。
「タイトルは?」
オリオンの右肩。
「ベテルギウスの話ね。あれが爆発するんだ。」
中身はまだこれから考えるけどね。
◇
でね、これが『はるか』。
「はるかー!会いたかったわ。」
まあ、食べてみて。
~ ダンタリオン、試食中 ~
「……本当に甘いのね。」
でしょ?
「グレープフルーツみたいなの想像してたけど、そうじゃなくて、はっきり甘いんだ。」
糖度12度くらいあるから、結構甘いよ。
「ほんと。でもむきにくいわね。」
まあ、片親が甘夏だからね。皮は厚いよ。
「いやこれおいしいわ。元気出そう。」
二つ目いく?
「いく。」
◇
「今回は病気の話はなしね。」
食べ物の話は入ったけどね。
「いいんじゃない?もう解禁にしたんだし。」
そうだね。
「ごちそうさま。じゃ、またね。」
うん、またね。




