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一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー  作者: 蘭鍾馗


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15/16

【日常の14】経過報告の3:アララギ、脂肪肝だってよ。

 けえかほうこく。

「……ごめんて。」

 さんかいめ。

「悪かったわよ勝手に書いて投稿して。」


 ◇


 今日は大腸がんの方の検査だったんですよ。


「それで?」

 がんの方は大丈夫。転移も再発もなし。

「良かったじゃん。」

 ただ、血液検査結果から「脂肪肝です」って言われちゃった。

「良くないじゃん。」

 まあ、健康診断で前からひっかかってたんだけどね。

「でも、前回は指摘がなかったんでしょ。」

 気になるのはその辺。正月に酒飲んだのが良くなかったかな。

「どれくらい?」

 年末は30日に日本酒を2合くらい。大晦日は車運転するから飲まなかった。

「正月は?」

 日本酒を‥‥えーっと4合くらい。あとワインを1本。

「まあ普通に飲みすぎよね。」

 あと自家製りんご酒を少々。

「この間『あてど~』で書いてたフウトウカズラ入りのやつね。」

 それな。まだ前に作ったのがいっぱい残ってるんですよ。でも、正月明けてからはまたほとんど飲んでないんだけどね。

「それくらいで脂肪肝になっちゃうもんなの?」

 知りたいのはその辺だよね。でも、もしかしたら酒以外も影響してるのかも。

「酒以外?」

 甘いもの。

「あー‥‥‥。」

 甘いものの摂り過ぎも良くないらしい。

「そっか。」

 でも、甘いものやめるのって、酒より難しいかも。

「‥‥まあ、わかるわよ。私もグラナダでは甘いもの沢山食べてたし。」

 そうなんだ。

「ショウキの小説に出て来るアラブ人、一人残らず甘党だったから。」

 マジ?

「ムスリムって、酒が禁止だから、その分甘いものに走っちゃうの。」

 なるほどね。


 ◇


「昔は大酒飲みだったって言ってたよね。」


 うん。

「どれくらい飲んでたの?」

 大学の頃は、一晩でウイスキーをボトル半分空けたり、ワインだったら1本普通に飲んだりしてた。

「‥‥‥それはやばいわね。」

 でも、数年前から酒量は大幅に減らしたんだ。

「どうやって?」

 代わりにノンアルコールビールを飲むことにした。

「そんなもんでやめられるの?」

 それが、やめられたんだ。ほとんどやめたに近い状態まで酒量は減らせた。

「今はどれくらい?あ、正月は除いての話ね。」

 週に0.5回、日本酒を1合くらい。

「月に2回って言いなさいよ計算めんどくさいから。」

 そだね。

「そんな簡単にやめられるもんなの?」 

 別にアル中じゃないからね。あと、代用に飲んでたノンアルコールビールが、最近結構美味しくなってきたから。

「あー、確かに最近のは美味しいよね。」

 そのおかげで、酒量は劇的に減らせた。


「‥‥でも脂肪肝って判定だったのね。」

 そうなんですよ。


 ◇


 あと前立腺も肥大してたって。

「それ大丈夫なの?」

 がんではないみたい。だから様子見だね。

「ふーん。」

 男はジジイになると、ある程度なっちゃうらしい。

「前立腺肥大?」

 うん。だからある程度は仕方ないかもね。

「いっそオーバーホールしちゃえ。」

 そうする。


 ◇


 携帯も壊れてきたんだよなあ。

「どんな状況?」

 イヤホンジャックを刺さないと通話ができない。

「何それ?」

 こっちの声は相手に聞こえるんだけど、相手の声はイヤホンを通さないと聞こえなくなっちゃった。

「前に買い替えろ、って言ったよね?」

 はい。

「もう、すぐに買い換えて!」

 はい。


 ◇


「今回はこんなとこね。」

 そうだね。



 あ、話にオチがない。


 (終)


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