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憧れの異世界  作者: リセッタ
1.転生
3/8

食-1   870 和食が食べたい ※

転生で和食。テンプレでしょうか?これが本来の初投稿でした。

食-1 和食が食べたい ※


どうやら自分は一度死んだらしい。



残飯を出しに行った先でカラスがゴミを荒らしている。

縁起悪いなぁ、店のイメージダウンだ。

石を投げて追っ払ったら、電柱に跳ね返りそれに当たったらしい。

たまたま見ていた42級神の笑いのツボにはまったらしく、楽しませて貰ったよだと。

こっちが微妙な表情でいると、お礼に好きな異世界への転生と多少の能力をくれると言う。

一流の料理人の才能とそこそこの商才、和食の作れる世界を望んだ。

「創造魔法や無限の体力は要らないのか?」と言われたが、一般人の自分にはそんなもの要らない。

夢は自分の割烹料亭で板長だ。がんばるぞ。

だけど……


既に樹の上で半日ってどうなのさ?下では猪?なんかトナカイみたいな角が。

猪もどきは自分を睨んで、鼻息が荒い。チートな身体能力、カンバーック!


シュッ トスッ 軽い音がしたと思ったら 猪もどきに 矢が一本。

と思う間に次々に矢が生えていく。


「おーい。大丈夫か?」


毛皮のベストに腰布?を着け、弓を持った猟師な人がぱらぱらと数人現れた。助かったー。


その後、猟師小屋に連れていかれ味噌があったので、お礼に猪もどきで牡丹鍋を作ったら皆旨いと褒めてくれた。

料理の才能万歳、皆親切だ。肉は下ろしたてでちと硬かったけど。

ついでに余った肉をいくつか、味噌漬けにしたら周りは首を傾げていた。

どうやら普通は干すか塩漬けが一般的らしい。

猟師さん達は三日ほど小屋を拠点に狩をするから、その後村に連れて行ってくれると言った。

自分は、狩は無理なので留守番だ、ちょっとなさけない。




あれから八年(こちらで六年)過ぎた。いろいろ、あったな。

宿屋を営んでる村長に厄介になり、食堂を手伝っているうち三番目の娘に見初められ結婚。

他ではあまり食べられない和食?が受けて結構繁盛している。だけど……


味噌・醤油・砂糖・酢・昆布や鰹節等、ほとんど和食に必要なものが有るのに「味醂」が無い。

あの“照り”や“まろかやなこく、旨み”が出せない。

酒に砂糖じゃだめなんだー。

なまじ、料理の才能があるから気になって仕方がない。チートな魔法、カンバーック。

醤油や米で和食だ、という話が多いので書いてみました。

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