決意
皆さんこんにちは。
中学一年の冬、なろうに出会った。初めて読んだのはリゼロ。当時の最新話まで読んだ。面白かったし引き込まれた。これだけの物語をよくここまでかけたなと思った。長いし作りこまれている。世界観に圧倒された。キャラメイクにすごいと思った。そして、なんだかよくわからないけれど、自分もやってみたいという気持ちがうずうずと心の中に生まれた。それから本好きの下克上も読んだ。また別の世界観の作りこみがあった。アイディアを形作るのがすごいと思った。
それから、6年。今日に至るまで数々のなろうを読んだ、自分に合わないのもあった。しかし。私は、この舞台を作り、そこで生きるキャラクターを作り、ストーリーを描いていく様にあこがれた。自分もやりたいと思った。自分のちんけな頭に浮かんでは消える妄想を文字にして、文章にして物語にしてやろうと思った。書きたいという思いが頭の一部にべっとりと沁みついた。
舞台の設定から始めた。しかし、まとまらん。
世界観がまとまった。しかし、キャラクターを生むことができん。
キャラクターを考えた。しかし、描写することができん。
描写できた。しかし、冒頭を書き出せん。
そんなことを何度もやった。舞台が作れなくて辞めた。キャラクターに納得がいかなくて辞めた。描写ができなくて辞めた。物語を書き出せなくて辞めた。そうやって妄想をしては辞め、辞めては妄想をした。
二年生から始めよう。高校生から始めよう。大学生から始めよう。そう思い続けて、もう大学生の一年が終わる。
六年間、なろうなろうと思っていた小説家。読んで、面白くて、これを書けるなんてスゲーと思った作者たち。彼らを思う。
きっと俺は社会人になっても、仕事をして、なろうを読んで、いいなと思って、それで何もしない。何も書かないんだろう。老後に暇になっても、ずっと受動的に人が作った空想の素晴らしく面白い世界に漬かって、ああ自分も書いてみてえなと思いつつ、そのやる気も気概も気骨もなしに人生を終えるんだろう。
本当は書いてみたいのに。自分の妄想を文字に起こしたいのに。自分の好きなように物語を書きたいのに。時には自分で読み返して、にやにやしたいのに。誰かに読んでもらっていろいろ感想とかもらいたいのに。俺は、きっとやらないんだろう。
今、やらねば。今、ここで、この書いた文章を投稿せねば、私が今後なろうを上げることはないのであろう。絶対に。
だから、心にある思いのたけをぶつけた文章を書く。エンターキーに指をたたきつけろ。こりゃ駄文だと、推敲しなきゃだと、思いながらでも良い。心に移り行くよしなしごとをそこはかとなくスクリーンにぶちまけるのだ。良いのだ見切り発車で。良いのだ駄文で。この馬鹿な、19歳の6年越しの思いのたけを、暇な誰かがいつか読んでくれたなら。それで良いのだ。たとえ読んでもらえなくても、私が読み返せば良いのだ。なろうの海は広い。私の好きな話も合わん話も沢山ある。しかし、それでもそれらを書くのはすげー人だ。そんなグレートな奴らに俺も加わりたい。加わるのだ。
ここまで書いて1200文字。少なくとも推敲前はこのくらいでした。推敲したら増えるか減るかは知らないけれど、私がいつも読むような連載小説はこんなもんじゃない。どれだけの時間と情熱とをかけて皆々様が物語を書いているのか計り知れん。まじめに尊敬する。今この瞬間から、私はなろう作家になる。これは私の戦いである。挑戦だ。自分のこっぱずかしいエッセイなどというのものを人様の目につく場所に、私が、六年過ごしたホームに投下しようというのだ。
それがどうした。いざいかん。この文章を再び読み返すとき、―あるいは読み返さないかもしれないが―この時、これを書いたから挑戦できたと思うのか、黒歴史だと思うのかはわからない。しかし、しかしながら、これが私にとって、できる限り白に近い歴史の一ページになることを願う。この文章を読んでくださった皆様。ありがとうございます。このような駄文を読んでいただいて。うん、たぶん黒歴史になるなこれ。皆さんは私の気持ちが悪いと思うのでしょうか。しかし、人の目なんて気にしちゃおれん。やってやる。絶対にやってやるという固い決意をもって頑張っていくつもりだ。
それでは。




