表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三宅町の赤いカブ  作者: Elena
30/55

作戦

「作戦通りかね?」

 と、美月。

「ええ。」

「しかし、大胆だな。水を全部捨ててしまうとは。それで、カイのバイクで汲みに行かせる。だがな、アカネの楽しみでもあるのだぞ。二ノ山登山は。」

「人と人は、喧嘩して仲直りすると、仲良くなる傾向がある。」

 タキは言った。

「それで、カイが登る可能性は?」

「登るような兆しはあった。だから、少し煽ってみたよ。」

 美月はそれを聞いて「どうなることか」と笑った。

「どうやら、さっそく準備しているようだ。」

 タキは外のCT125に何かをしているカイの姿を横目に見て言った。

 カイはタイヤのチェックとオイルチェックをしていた。

 その後、何かを考えてドタバタと何かを探しては、「あれでもない」と考えて、使えるものは無いかとまたドタバタしている。

「明日はタキも一度、こちらに来るのだろう?アカネも委員会の活動の後、こちらに寄って帰る事になっている。奴が、自分のせいで水が切れた、どうしてくれるとアカネに言われたと解釈したのなら―」

「登るには好条件だ。」

 と、タキは言った。

 件のカイは、二ノ山の下見を兼ねて、アカネの水を汲みに行こうという軽い考えで、明日の放課後、二ノ山を登るつもりだった。

(えーっと、神梅のカブでも上がれるって言うから、そんな派手な装備は要らないだろう。でも、オフロードだろうからな。ズッコケる可能性も高い。だとしたら、ポリタン1つをむき出しにボックスに入れるのは危ないな。せめて、タオルで包むか、出来れば、スポンジ欲しいけどそんなの無いよなぁ。)

 と、カイは考えながら、手持ちの物をかき集めて準備を進めていたが、気が付いたら夜遅くなり、課題がまだ済んでいない事に気付いて大慌てで課題を片付けた。結果、睡眠時間は4時間未満という状態になってしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ