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愛車
チワワの美女を助手席に侍らせて愛車を運転している時に、同じ車種で、しかも同じ色の車とすれ違った。
最初に乗った車で、駐車場で車を停めた場所が分からず迷子になった経験から、自分の愛車は、比較的、目立つ色にしている。
しているのだがーーー…………。
なんだろう、この、不良を気取って粋がっている思春期の中学生のような色は。
うわぁ……、恥ずかしい。
後日、嫁が運転している愛車を外から見る機会があった。
その時の色の印象が、良く言えば落ち着いている。悪く言えば、おじさん臭い野暮ったい色だった。
どうして、こんなに印象が変わるのだろう?
運転する人の違いが出るのだろうか。
見る度に印象が変わり、飽きが来ないので、実は、大変、気に入っている。
なお、チワワの美女とはリンセのことです。
パパの車 byタカ
「パパの車って横幅広いよね」
「そうだね」
「1メートルくらいあるよね」
「もっとあるよ?」
「じゃあ、1メートル、7、ナナ、なな、なななななななな、ななセンチ!」
うちの子は天才だ!