第一章の人物・用語説明
2017/10/10:割り込み投稿しました。
※ネタバレ含みます
※各話のあとがきに頻繁に説明が入ると鬱陶しい気がしたのでまとめました。ご意見がある方はぜひコメントお願いします。
<人物紹介>
◆主役組
○フロランス
主人公の村娘。王都で祖父を探すという夢を持っている。18歳。
○グレゴワール・フーシェ
宮廷魔術師、死霊術師。第五部隊の部隊長。土気色の死体系男子。20代半ば。
◆フロランスの家族
○アリゼ
フロランスの義妹、エリーズの連れ子。美人。
○ヴァンサン
フロランスの実父。
○エリーズ
フロランスの継母、アリゼの実母。フロランスが9歳のときにヴァンサンと再婚した。
○ティエリ
フロランスの実弟、カロルとヴァンサンの子。
○カロル
フロランスの実母、故人。フロランスが7歳のときに病死。フロランスに字を教えた。
○ピエール
フロランスの祖父、カロルの実父。王都出身の説教師。フロランスが探している相手。生死・所在不明。
◆村・クレドーの人々
○アラン
同村出身のフロランスの親友。アリゼの婚約者。
○ボリー修道院長
クレドー女子修道院の一番えらい人。
○ジョゼ
クレドー女子修道院の修道女。フロランスの友人。
◆魔術師、貴族、その他
○ジェレミー・クレメール
目付きが悪い男、身軽。グレゴワールとなにかをしている。
○ギー・ブラッサンス
宮廷魔術師見習い。小柄。グレゴワールとともに各地を調査している。
○マノン
宮廷魔術師。元宮廷魔術師団長、隻眼の手練れなお年寄り女性。グレゴワールとともに各地を調査している。
○マクシム・ジョスラン
大領主ジョスラン家の傍系の男。美形。
<用語説明>
◇地名
●ヴェルネ王国
本作の舞台、フロランスたちが住む国。
●ローアンヌ地方
フロランスたちがいる地方。ジョスラン家の領地。
●クレドー
ローアンヌ地方の都市の一つ。田舎。フロランスの村の隣にある。
●王都アルフェオン
ヴェルネ王国の首都。スミレが名物。王城や宮廷魔術師団がある。
◇組織名
●領軍
領主が所有する軍の総称。ローアンヌ軍はローアンヌ地方の領主ジョスラン家が所有する軍を意味する。
●王軍
王直属の軍。双頭の金獅子が旗印。
●宮廷魔術師団
王直属の魔術組織。通称レビ。ヴェルネの魔術師の大方はここに所属する。
●宮廷魔術師団青年組織
宮廷魔術師団の下部組織。いわゆる魔術学校のこと。別名レビチナ。魔法の才能がある者なら身分年齢問わずに加入できる。学費はなんとタダ。
●第五部隊
王軍の魔術兵部隊の五番目の隊。他部隊とは違い、死霊術師のみが所属する。部隊長はグレゴワール。通称、ドムル。
●国境警備隊
ヴェルネ王国の国境に配置される部隊。各地の領軍と王軍の混成部隊であることが多い。
◇宗教関連
●ルケルヴェ教
ヴェルネの民の間で信仰されている宗教。
●マニエット
ルケルヴェ教の大神の一人、闇の神。対になるリュエノーは光の神。
●修道院
男性の修道士のみが働く。信者は男女問わず中で祈ることができる。修道女は女子修道院で働く。
リュエノーとマニエット双方を主神とすることが多いが、同じ地域に複数の修道院がある場合は主神をわけて分担することがある。
●説教師
ルケルヴェ教の教義や道徳的な説法を人々に説いて回る職業。宗教家と教育者を兼ねたような仕事。中世に実在した説教師と似たものだと考えて欲しい。
◇文化、その他
●バクトラ人
遠く海を越えたバクトラ帝国から来た人々。ヴェルネまで来る者は商人が大半。
●タンカード
ビアマグ、ビールジョッキのこと。現実に存在するtankardと同じ。