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馬鹿と異世界と性転換と  作者: 団子
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馬鹿と女と転生と

1話


馬鹿と女と転生と




僕は今異世界にいる



僕がなぜこんなことになってしまったかというと、あれは2週間前高校二年の7月だった。


「なあなあ、海行こうぜ海」

そうチャラけた感じでほざいているのは俺の高校初友達の拓人だ。

馬鹿に見えるが実は、ただの馬鹿じゃない。

優しい馬鹿なのだ。

だって優しい人じゃなきゃコミュ障である僕の友達なんでやっていない。

「海か。フッッお前にしてはなかなかの案では無いか。よし 気に入った一緒に行こうではないか。死が2人を別つまでっ。」

そして、この厨二病を患っているのは健吾。

そして、自称『混沌を破るもの

(カオスブレイカー)』だ。

こいつといると疲れる。

「俺はこのメンバーじゃ、心配だよ」

そして元不登校児で、コミュ障の俺、浩太。

クッソ…………いつか絶対に見返してやるからなリア充どもっ




そして、俺たちは海にいる。

女友達なんていないので、男3人の最悪なメンバーだ。

そもそも、男と女の間に友情なんてものはそうそうできない。

そんなことを考えながら男3人で、泳いでいると。

「うわっ!なんだあれ⁉︎」

最初にそれを見て、口を開いたのは拓人だ。

それを聞いて、『混沌を破るもの』が反応してしまった。

「あらあら。ポセイドンの逆鱗に誰かが触れてしまいましたか。 海大神のくせに短気だなっ」

と、言って水面の渦に向かいクロールをしていった。

「おい馬鹿!ふざけてる場合か!」

俺たちが(主に健吾)ふざけてる間に渦が大きなっていた。

そして健吾は、案の定渦に流されてった。

「うわっ!助けてくれー!」

「「…………自業自得だなぁ」」

「そんなぁぁぁ。」

「「……………」」

「お願い致します拓人様」

「しゃ、しゃーねえな(照)」

様付けで呼ばれた事なんて無かった拓人は健吾を助けに行った。

「全く、2人がいなくなったらまたボッチに戻ってしまうじゃないか」

俺はこんな2人のために命を張るのか……

そして俺たちは物凄く大きくなってしまった渦に泳いで逝った。




「ここはどこだ?」

俺は目が覚めたら見知らぬ世界にいた。

「おおー浩太!起きたのか⁉︎」

目の前に拓人がいたので安心した。

「ちょwwwwおまwwww」

拓人の姿を見て吹いてしまった。

おっぱいがあったのだ、大事な事なんで2回言うぞ、俺たちには一生縁がないおっぱいがあったのだ。しかも大きい。

「お前どうしたんだよそのおっぱい⁉︎」

拓人が顔を赤くして答えた。

「起きたら女になっちゃってさー!」

つまり、渦に巻き込まれたら変な場所にいて性転換だと?なんて事だ!だったら俺だって女になってるはずだ!だが、俺はおっぱいがない。待てよ……

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎な、無くなってる⁉︎男の大事な物が無くなっている⁉︎」

股間に手を当てると棒が無くなってその代わり、新しく穴が開いていた。

だかおかしい。拓人にはあったおっぱいが無いのだ。

「まさか……そんな……」

その答えを出した瞬間。

「お前貧乳だなぁww」

拓人が放ったその答えを受け入れられなかった。まさか女になっても負け組だなんて、悲しすぎる……

俺が人生で初めて自分のおっぱいが無い事で落ち込んでいると拓人が言った。

「そういえば、健吾は?」

「あっ‼︎‼︎」

なにかを忘れていると思ったら健吾の安否だった。

「まさか…そんな…」

拓人が最悪な答えを出す。

「大丈夫だよ。多分……とにかく健吾を探そう!」

「そうだな」

そして俺たち2人は健吾を探し初めた。

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