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【魔法省極秘ファイル】

*これを見るとネタバレになるので初見の方は最新話までの閲覧を推奨します*


【諜報部による人事資料】

 ディオ·カーティル

 最重要人物。坂村龍也として日本で大学に合格した直後にトラックに轢かれて死んでしまう。しかし一面真っ白な空間で不思議な女性に記憶力限界突破と全運勢限界突破というチートを授かって魔法の世界に転生する。始めは自身の力で異世界無双をしようとするが、村を襲った魔物に手も足も出ず己の弱さに気付く。無属性と思われる。 その際に自分の能力を組み合わせることで発動した“記憶の奇跡(メモリアル·テラス)”という仲間の技を再現して放つことのできる神創魔法を会得。その後、冒険者になるために中央都市のクロムフロウ魔法学校に一時入学。現在、イストーリアポリスに滞在中。


 ノエル·アムレルト

 ディオの幼なじみ。金髪で深紅の瞳をもっている。二歳のころにディオと出会ってから、十七年間家族ぐるみの付き合いをしていた。幼少期からディオの真似をして独学で魔法を学んでおり、もともとのセンスもあってか“五属性同時発動”という技を編み出す。本来は火属性。これとディオの父親に習った剣術を組み合わせてさながら魔法騎士のような戦い方をする。身長はディオより低い。村の襲撃の際にディオに力をかした最初の人物でもある。顔立ちはかなり整っており、この世界でも美しいとされるエルフにも負けない程である。ディオと共に中央都市に向かってからは髪を後ろで纏めている。現在、ディオ·カーティルとともにイストーリアポリスに滞在。


 アイナ·ルフ

 中央都市に続く山道でディオ達を助けたエルフと思われるの少女。ディオ·カーティルの所属する魔導科の首席である。

 2年前に起こった“高貴の衰退(アーン·ティティム)”の影響で全滅したエルフの最後の生き残りでもある。ショートカットで紫の瞳に赤ぶちのメガネをかけている。本来視力のいいはずのエルフである彼女が眼鏡を使用している理由は不明。エルフの血が入っていることにより全ての属性の上級魔法を使いこなすことができる。異なる属性を組み合わせて発動する複合属性の開発に成功しており魔導省も接触を試みたが失敗に終わる。学力は高いが他者とのコミュニケーションをとることが苦手なようで、会話があまり続かない。ディオ·カーティルやケイト·ピューラなどの特定の人物には心を開いている。顔立ちは非常に整っており美しいと名高かったエルフのなかでもかなりの逸材であると思われる。魔族襲撃事件の際にディオ·カーティルに力をかした2人目の人物である。ディオ·カーティルに想いを寄せている。現在、ディオ·カーティルとともにイストーリアポリスに滞在。


 ロイス·エルキルト

 中央都市にやって来たディオ達の世話をしてくれた恩人。

 都市立クロムフロウ魔法学校で魔導科の教師をしており生徒からの、特に女子生徒からの人気は校内でNo.1である。校長のゲルト·クロムフロウとは親友でお互い名前で呼び会う仲でよく飲みに行くらしい。無属性の神創魔法の使い手で『無二』の称号を持つ認定魔法士である。その証拠に無属性の認定魔法士に送られるダイヤの埋め込まれたブローチと装飾の施された焦げ茶色のロングコートを所有している。無属性の中級魔法の空気弾(エアバレット)を使いこなしており、授業中に喋っている生徒の注意にも使っている。魔導機の開発、研究まで幅広く得意としており、第一人者として世界的にも有名である。


 ゲルト·クロムフロウ

 都市立クロムフロウ魔法学校の校長をしている。もともと冒険者をしていたが“ある事件”で引退する。その後弟ではるウォルと一緒に学校を設立した。灰色の髪とキッチリとしたスーツをいつも着用している事から男子生徒からは『灰鬼』、女子生徒からは『灰馬の王子様』と呼ばれている。左足が不自由でいつも杖を使っている。対魔術の第一人者であり、上級魔法でさえも難なく防ぐ防御魔法の使い手である。その防御力の高さや、校長という一面もあり、『若葉の守り手』という称号が魔法省から与えられている。現在、学校への魔族襲撃事件の報告に魔法省に出向いている。


 ウォル·クロムフロウ

 ゲルトの弟で仕事が無いときに学校に非常勤講師としてやって来る。兄であるゲルトとは真逆の性格をしていてかなりざっくりとした性格をしている。


 カレル·アーク

 都市立クロムフロウ魔法学校でディオと出会った人間の青年。学校の兵器科に所属しておりそれなりの知識の持ち主である。戦闘面でもハルバードと呼ばれる槍のような武器を使いディオ·カーティルと互角の戦いをする程度の腕前は有している。魔導科に所属しているケイト·ピューラと異様に仲が悪いようだが原因は不明。


 ケイト·ピューラ

 都市立クロムフロウ魔法学校でディオと出会った人間の少女。学校の魔導科に所属しており、専門的な知識をもっている。戦闘面に関しては魔法や魔導機を使いこなすなどかなり優秀なようである。しかし性格に少し問題があり真面目とは言えない。兵器科に所属しているカレル·アークと異様に仲が悪いようだが原因は不明。



【用語解説】

 “記憶の奇跡(メモリアル·テラス)

 ディオがファウクーンと戦った時に編み出した特殊な神創魔法。

 記憶力限界突破と全運勢限界突破の組み合わせで、極限まで高まった意識の中で、仲間の技とまったく同じタイミング、同じ動きをすることでディオのもつ才能が全てその技に極振りされている状態になる。

 発動可能時間は約5分。

 ノエル→魔法と剣術に極振りされ、斬撃と魔法を同時に放つことが出来るよう       になる。能力発動時の瞳の色は、燃えるような朱色

 アイナ→高火力魔法に極振りされ、上級魔法を自在に扱える様になり、魔力も       底上げされる。能力発動時の瞳の色は、宝石のような紫色

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 神創魔法

 実力のある魔法使いがその属性の魔法を極めることで発現する非常に強力な魔法。五人しか発現したものがおらず(ディオ·カーティルを除く)、各属性に1人しか発現させることが出来ないのではないかという説が有力。発現させた魔導士は認定魔法士としてそれぞれの属性をモチーフにした装身具と礼服が送られる。

『無二』→ロイス·エルキルトが発現。無属性。大気や重力などを操る事が可能で     ある

『凰炎』→“国家機密により開示不能”

『水皇』→“国家機密により開示不能”

『雷帝』→“国家機密により開示不能”

『龍嵐』→“国家機密により開示不能”


 九貴族

 魔族の中でも特に高貴な立場にある者達のこと。その名の通り、九つの貴族の代表達が集められている。基本的に皆同等の位だが、一席から九席までの序列が決められており、有事の際にはこれに基づき行動する。これ以上の詳細は不明。


 魔法

 初級から中級、上級、神創魔法へとランクが上がっていく。ランクが上がるにつれ難易度も上がり、中級魔法を使いこなす事が出来れば優秀な部類にはいる。

『我ここに命ずる。森羅万象の知恵をもって―』

 という詠唱からそれぞれの魔法に繋げる。しかし魔族にはこれとは少し違う詠唱をする者が存在する。

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