プロローグ
はい、初めての作品です。優しく見守ってください…
何処かの魔王城……そこでは今、光と闇が濃く交差していた。
「魔王……もう諦めたらどうだ?お前の配下は消えたぞ」
「笑わせるな。王として引けるわけがない」
色々な物語にあるような勇者と魔王、人間と魔物の戦争。その真っ只中に魔王の側近として俺はいた。
「勇者の援護はさせないよ……」
「ッ、どけ!“パワーブラスト“!」
気迫とともに勇者のお供三人のうちの一人である騎士が“パワーブラスト“、一時的に攻撃力を上げ攻撃で衝撃波を放つ技を使う。
「効かないんだよなぁ」
騎士の持つ斧が俺に当たり衝撃波を放つが、俺に一切ダメージはない。
「攻撃が……すり抜けてる!?」
「レイスの類か?なら、“ホーリーシャイン“!」
魔法使い…しかもその最上位職であろう“賢者“が死者を葬る聖なる光を放つが、またもや俺には何のダメージも入らない。
そのまま返しの魔法を発動しようとした瞬間、体が動かなくなり足元に魔法陣が展開された。
「!?」
「■■■……頼んだぞ……」
……多分これ魔王様だな。そう認識した瞬間、俺はこの世界から消えた。
「一人逃したか……だが魔王、貴様だけでも倒す!」
「こちらも同じだ。“黒撃“」
「ッ!“ホーリーブレイド“!」
黒と白のエネルギーがぶつかり合い、二人を飲み込む。残ったのは勇者。
これが後に第三次人魔大戦と呼ばれるものの終幕だった……
「……魔王はお前だ、■■■……」
はい。グダる気配しかしません。次回もまたよろしく〜