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13. 報酬の理由

「うぃーっす、来てるか」


 控室で待っていたら、今度はTシャツにハーフパンツというめっちゃラフな格好をしたオッサンが入って来た。服装は雑なのにイケメンだから様になっているのがなんか腹立つ。


「あの、何か御用でしょうか」


 見た目は不審者だが、案外こういう人が偉い人だったりするから立ち上がって普通に対応した。勤めていた会社でもアロハシャツ着てる役員の人とか居たもんなぁ。


「あれ、俺のこと知らねぇの。マジで!?」

「……申し訳ございません」

「うは、超笑えるんだけど。そっかそっか、知らねーのか」


 痛い痛い。

 肩をバンバン叩かないでくれ。


 エリーさんの方をチラっと見ると頭を抱えている。

 実はさっきから物凄い嫌な予感がしている。テンプレというか、物語的にはこういう破天荒なキャラが案外例の人だったりするもんだ。


「んじゃまぁ自己紹介すっか。俺、この国の、国王」


 やっぱりかー


「わたくし、探索者、シュウです」

「かっかっかっ、ノリ良いじゃん。気に入った!」


 親父ギャグを言い放ち反応されると喜ぶオジサンと同じ空気を感じたから、直感的に乗った方が良いかなと思って答えたら気に入られちゃった。

 陛下への対応として考えるとちょっと博打気味だったかな。でも結果オーライだ。


「いやぁマジで助かったわ。今度ばかりは死ぬかと思ったぜ」

「快癒されたようで何よりです」

「おう、元気も元気、超元気だぜ。つーかいつまで立ってるんだよ。座れ座れ」


 ここって控室じゃなかったのかよ。

 まさかこんなシンプルな部屋で王様と話をすることになるなんて予想外だったわ。


 しかもこの自称国王、両肩広げて背もたれに載せて足組んで座ってやがる。チンピラにしか見えねーよ。


「お言葉に甘えて失礼します」

「かたっくるしいな。もっとラフにやろうぜ。探索者なんだろ。礼儀なんて気にすんな」

「陛下」

「そんな目で見るなよエリー。偶には羽目を外したくなる日もあるってもんさ」

「偶には?」

「そそ、偶々だよ、た~ま~た~ま~」

「それなら明日からはしっかりと働いて下さいますね」

「明日は腹痛くなるから無理」

「…………」

「エリーが今晩相手してくれるなら頑張っちゃうかもな~」

「王妃様にお伝えしておきます」

「バ、バカ止めろ。王命だ!」

「はぁ……」


 なるほどなるほど、良く分かった。

 呪い関係なくこの国はもうダメだ。


 な~んてな。

 どうせろくでもない奴に見せかけて本当は有能なパターンだろ。


 これまでエリーが国王について批判的な事を何一つ俺に言って来なかったことから、その可能性は高いと思っている。尤も、国の恥だから言わなかっただけの可能性もあるが、目の前の男からは偉い人特有のオーラがしっかりと出ている。

 あのアロハシャツの役員も、俺達一般人とは何かが違うって思えるような雰囲気を纏っていたし、それと同じだ。


「今はこいつと話をしてるんだ。その話はまた後でな」


 ひでぇ、俺をダシにして逃げやがった。


「んでシュウっつったっけか。うちの連中が世話になってるらしいな」

「え?」

「分からねぇか? こいつらだよ。おい、入って来いよ」


 背中逸らして顔だけ後ろ向けて呼ぶとか、マジで態度悪いな。


「はいはーい」

「失礼します」


 しかし入って来た人物達を見たら、国王の態度のことなんかどうでも良く思えて来た。


 サイエナーさんとキッチョさん。

 俺がこの一年間ずっと振り回され続けて来た人達だ。だってあらゆる手を使って強引に俺を実験に付き合わせようとしてくるんだもん。

 もちろんそれはエリーさんも同様だぞ。


 この三人が揃うとか嫌な予感しかない。


「キミが王様達を助けてくれたんだって? やるぅ~」

「感謝する」


 その感謝の見返りは、今後は実験台にしない、でどうですかね。


「どんな奴が助けてくれたのかと思ったら、まさかこいつらの知り合いだとはな。お前まさかドМか?」

「心外です!」


 俺は関わりたくないのに、こいつらの方が無理矢理……あ、泣けてきた。


「そうかそうか、こいつらに付き合うのが泣くほど楽しいのか」

「いえ違います」

「ならこれからも助けてやってくれよな」

「お断りします。むしろあの実験を止めるように言って欲しいのですが……」

「何言ってるんだ。お前がストレス発散、げふんげふん実験に協力してくれるからこいつらは成果を出してるんだ。これからも協力してもらうぞ」


 今国王(こいつ)ストレス発散って言った!

 やっぱりあの実験ってまともじゃなかったんじゃねーか!


 しかもこの国王(野郎)、これからもやれだなんて、おぞましく非道なことを言いやがる。絶対に嫌だからな。


「これから月に一度はこいつらの依頼を受けろ。王命な」

「ぐっ……」

「返事は?」

「…………」

「やっぱり週に一度に」

「謹んでお引き受けいたします!」

「おう、やっぱりお前は俺が見込んだ通り良い男だな」


 ぶん殴りてえ!

 マジぶん殴りてぇ!


 にやけ顔が超ムカつくわ。


「で、だ。このまま本題に入りたいところだが、一つだけ確認しなきゃならんことがある」


 もう疲れたよ。

 さっさと話を終わらせて帰りたい。


 でもこれからの報酬のやりとりはもっと精神ガリガリ削られそうなんだよなぁ。  

 この国王(クソ野郎)と交渉しなければならないことを考えると胃が痛くなるわ。


 なんて今後のことを考えて憂鬱になっていたのだが、次の瞬間に分からされることになる。この目の前の男が紛れもなく国王なのだと。




「お前、何者だ」




 心臓が止まったかと思った。


 先程までのちゃらんぽらんな雰囲気から一変し、研ぎ澄まされた日本刀のような雰囲気をまとい、鋭い視線に射すくめられた。

 決して睨んでいる訳では無い。ただ普通に俺を見ているだけなのに、あまりのプレッシャーに平伏してしまいそうになる。俺のてっぺんから足先までの全てを掌握され、心の奥底まで視られているかのような感覚に冷や汗が止まらない。


 これが上に立つ者のオーラってやつか。


 緊張で喉がカラカラだ。というかそもそもさっきから息をしていたっけ。サイエナーさん達が国王の後ろで立っていて視界に収まっているはずなのに全く意識できない。

 もう俺は死んでいるのではないかと思えるくらいに血の気が引いていて、手足が冷たくなっていくような錯覚がする。


「およそ一年前に王都に突然現れ、探索者として登録するとすぐに臭い森で採集を始める。その後、役所でエリー達の依頼を受けて以降は臭い森とエリー達の依頼のみを繰り返す。森の臭いに耐性を持ち、先日最奥まで辿り着いた」


 国王がスラスラと俺の経歴を口にすると、ようやく現実感が戻って来て体に熱が灯った。そりゃまぁ特級解呪ポーションだなんて物を持ち込んだやつのことなんて、調べられてるよな。


「一年前に王都に現れる前の行動が不明。王都以外の街に滞在した記録は無く、かといって国境を越えてこの国に入った記録は無い。それなのにいつの間にか国民登録がされていて、登録日が記録されていない。これは一体どういうことなんだろうな」

「…………」


 その辺りは『何故か誰も気にしない』みたいなご都合展開にしておいてくださいよ。あるいは偽の歴史を作って置いてよ。何もかも突然ポンっと生まれたことにしたら不審に思われるに決まっているじゃないか!


 どうしよう。

 他国からの間者とかって思われているとしたら、この場で殺される可能性もあるぞ。


 素直に異世界転移してきましたって言うべきか?

 異世界モノだと『流れ人』みたいな感じで理解してもらえることが多いが、この世界ではどうなのか。下手すると真面目な話をしている最中にふざけたことを言い出しただなんて思われて状況が悪化する可能性もある。


 どうすればこの場を乗り切れる……


「まぁそんなことはどうでも良いけどな」

「え?」

「素性が怪しい奴なんてこの世には山ほどいるからな。敢えては聞かない。何故ならばお前は俺達を助けてくれたからだ」


 特級解呪ポーション作れて良かったああああ!

 アレが無かったら何かの拍子に調べられて怪しい奴認定されて終わってたかもしれないってことじゃないか。


「だがそれもお前が本当にあのポーションを作った奴ならば、の話だ」

「え?」


 なるほど、俺みたいなしがない探索者が超レアな特級解呪ポーションを持ち込んだ、なんて言われても簡単に信じられないってことか。そりゃあそうだが、エリーさんが説明してくれたのに、それでもダメなのか?


 チラっとエリーさんの顔を見ると、納得いかないような憮然とした表情をしていた。エリーさんも疑われているようなものだから仕方ないか。


「エリーが連れて来たんだ、お前のことを疑ってなどいないさ。だからこうして直接会って話をしている。だがな、大切な娘が嫁ぐ相手なんだ。間違いなど絶対に在ってはならない。念には念を入れてでも確認させてもらうぜ。お前が本当にアレを作った奴だという確実な証拠を見せてもらう」


 なんだよ。

 子供の事を大事に思っている親じゃないか。


 それならどうして子供を報酬にするなんてむごいことを言い出したんだ。

 王者のオーラから解放されていつの間にか体の具合が良くなってきているから、少し聞いてみるか。


「証拠を見せるのは問題ありませんが、大切なご家族を守るために報酬を別の物にするという手は無いのでしょうか?」

「……チッ、ショーリサイの奴か。余計な事しやがって」


 この質問だけであの人が関わって来たって分かるのか。


「報酬は絶対に変えない。お前が本物なら俺の娘を選べ」

「どうしてですか?」

「あぁ? てめぇ俺の娘が気に入らないって言うのか?」

「ぐっ……会ったこと無いので気に入るかどうかも分かりません」


 普段なら言い返さないのが俺のやり方だけれど、ここだけは退いてはダメだと直感が囁いた。あくまでもなんとなくだが、陛下の恫喝が演技臭くて試されているような気がしたからだ。普段は洞察して相手の考えを読むのだが、陛下は何を考えているのか掴み辛く、とてもやりにくい。


「ふっ、さっきまでビビってた癖に、この俺に言い返すとはな。案外骨があるじゃねーか。ここで日和ってたら娘に相応しい男になるまで教育するところだったのにな」

「わぁお」


 直感さんありがとう!

 どうしてこんなギリギリの綱渡りみたいな会話をすることになっちゃったんだよ。


「いいか、この国は昨日まで滅亡寸前だったんだ」

「滅亡ですか?」

「お前ら平民にとっては実感出来ねぇだろうな。戦争が起きた訳じゃない。人がいる、物もある、平和に毎日を生きている」


 その通りだ。

 多くの人は偉い人が死のうと自分には関係ないと思っている。日本で言えば総理大臣が死のうが天皇陛下が死のうが、悲しむ人は居ようともいつもと同じ変わらない明日がやって来ると誰もが信じている。この国の住人も平和が長く続いているからか、俺と似たような感覚を持っているのかもしれないな。


「だが俺達王族が死ねば国は滅びる。王国っていうのはそういうもんだ。次の指導者を決めるために政治は止まり内乱が起きる可能性もある。そうならなかったとしても、周辺国が領土を狙って攻めてくるだろう。滅んだ国の領土を手に入れたいだなんて普通のことだからな」


 その戦争で多くの人が亡くなり、社会は壊れ、生活は破綻し、いつもと同じ明日が来ると思っていた人々は、これは夢だと現実逃避しながら絶望する。

 その未来がすぐそこまで迫っていた。


王族(俺達)を救ったということは、この国の全てを救ったということでもある。それなのに報酬が金だ? 領地だ? 財宝だ? ありえないだろう。そんなものは報酬として全く見合ってない」


 国の未来を救ったのならば、その未来で最も貴重とされるものが報酬として相応しい。更には国民の誰もが価値あるものだと認め、国の一部でもあり、国の未来を左右する存在。


 日本でも子供は国の宝だと言う人が居る。

 それならば王族の子供はその国で最高の宝に違いない。


 ようやく分かった。

 これは俺に対する報酬では無い。

 俺の気持ちも、他国との関係悪化も、子供達の気持ちも関係ない。


 国が英雄に感謝の気持ちとして最高の宝物を贈った。

 その事実を作りたいだけなのだ。


 そうしなければ、この国は活躍に見合った報酬を与えない国だと思われる。

 そして将来的に似たような危機が訪れた際に、報酬がしょっぱいからと国民に助けて貰えないかもしれない。


 国の未来を考えた陛下の決断なのだ。

 

「というわけで、お前には何が何でも娘を選んでもらうからな」


 くそぅ、こんなの断れるわけがないじゃないか。


「まぁさっきも言った通りにお前が本物の救国の英雄だって確定したらの話だがな。それに感謝しているのは本当だから娘のこと以外であれば色々と便宜を図ってやろう」


 そういえば元はそういう話だったな。

 王女様を選ぶ責任から逃げるために自分は偽物なんですと嘘をついたとしても、怪しい男として処罰されるに違いない。

 わぁお、逃げ道ナッシング。


「キッシュ、アレを出せ」

「かしこまりました」


 キッシュさんは一本の小瓶をふところから取り出してテーブルに置いた。やりすぎじゃないかって思えるくらいに厳重に封がしてある。

 

「これは?」

「特級解呪ポーションの残りだ」

「残ったのですね」


 ということは少量で効果が発揮したってことか。

 残ったのは一口分ってところかな。


「お前にはこれを飲んでもらう」

「え?」

「本当にあの森の奥に入ってこれを作ったなら飲めるはずだよなぁ」

「…………」


 さっきまでの真面目な雰囲気から一転して、最初のクソ野郎モードになってうざいくらいニヤニヤしてやがる。


 そういえば陛下からの伝言に『あんな臭いものを飲ませやがって。覚えてろよ』ってのがあったよな。まさかさっきまでの真面目な話は、俺にこれを飲ませて嫌がらせするための流れだったのか!?


 ま、まさかな、はは……


「貴重な一口を私が飲み干すなんて勿体ないです」

「お前が本物なら作って貰えば良いだけの話だろ」


 確かに。 


『この馬鹿に痛い目を見せてあげて頂戴』


 え?


 耳元で囁いたのってエリーさんの声?

 でもエリーさんって俺から離れたところに立って……あれ、いつの間にか陛下の後ろのサイエナーさん達の近くにいる。


「どうした、まさか嘘だなんてこと無いよな」

「の、飲みますよ」

「そうかそうか。なら俺達は隣の部屋で見させてもらうぜ」

「え?」

「そこの大鏡な、隣の部屋から見えるようになってるんだ」


 まさかのマジックミラーだった。

 自分は安全なところに移動して俺が苦しみながらコレを飲むのを堪能するってことか。


 しかし残念だったな。

 俺はあの森の臭いに慣れてるのは本当だし、これを飲むことにも抵抗無いんだぜ。がっかりする姿を見たかったなー


「んじゃ頑張れよ~」


 陛下はすげぇ嫌味な笑顔を浮かべて部屋から出ようとする。


「あれ?」


 しかし出られなかった。

 扉を開けようにも何故か開かないのだ。


「おい、開けろ! そこにいるんだろ!」


 ドンドンと扉を叩いても開く気配が無い。


 サイエナーさん達が先に部屋から出ているので、何かあったら外にいる彼女達が対応してくれると思うのだけどな。


「クソ、どうなってるんだ!」


 国王は苛立たし気に扉を足で強く蹴り、つま先を痛めたのか顔を顰めている。

 ば~か。


 その陛下に追い打ちをかけるかのように扉の外からエリーさんの声が聞こえて来た。


『陛下、恩人に対してやりすぎです』

「う、うるさい! 俺は王だぞ!」

『王妃様から許可は出ております。どうぞ始めて下さい』

「あ? なんのことだ?」


 そうか、そういうことだったのか。


『この馬鹿に痛い目を見せてあげて頂戴』


 エリーさんのあの言葉の意味はこれだったんだ。


 ふっふっふっ、よくも好き放題やってくれたな。

 王命だとか言ってサイエナーさん達の実験に無理矢理付き合わせようとしたり、わざとプレッシャーかけてビビらせようとしたり、やり方が汚いんだよ。


 王妃様の許可も出ていることだし、全力でお礼してやる。


「いっただっきま~す」

「バ、バカ開けるのは俺が部屋を出てから……オエエエエエエエエ!」

「え? 何か仰いましたか?」


 王命だなんて言われて止められる前にめっちゃ頑張って急いで開けた。

 封がすげぇ厳重だったから少し焦ったわ。


 ビンの蓋を開けるだけで、部屋の中にはあの森の臭いが瞬く間に充満する。ずっと余裕な顔をしていた陛下が苦しみながら吐いている姿は最高に輝いてるね。


「くぅ~王命だから飲まないと。でも臭いから躊躇しちゃうな~」

「オエエエエエエエ!」


 敢えて時間をかけて飲むことで、臭いを更に充満させてやる。

 そうだ、どうせならもっと近くで堪能してもらおう。


「陛下、念のため確認させて頂きたいのですが、私が飲むべきなのはこの薬でよろしいのでしょうか」

「ちっ近づけっオエエエエエエエエ!」


 あっひゃっひゃっひゃっ、ざまぁ。

 おら吐け、もっと吐け、胃の中のもの全部ぶちまけちまえ。


 平民の前でゲロ吐くとかどんな気持ち?

 ねぇどんな気持ち?


 これじゃあまるで俺が悪役みたいじゃねーか。

 俺は争いごとが嫌いで日陰でこそこそ生きるタイプの人間だったはずなのに、精神的な枷が外れるとこんなにヤバい奴だったのか。


 ドン引き、でも超気持ち良い。


「陛下、ご覧ください」

「オエエエエエエエ!」

「陛下がこちらを見て下さらないと飲めませんよ」

「オエエエエエエエ!」

「ゲロ見ながら飲むとか嫌ですよ?」

「ゴ、ゴロズ!」

「チャンス! ゴクゴク、はい飲み干しました。うん、やっぱりまずい」


 その信じられないものを見るかのような目つき、いつもは化け物を見られているようで悲しかったけれど、今日だけは快感です。


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