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神ひらく物語―勾玉主編―  作者: 銀波蒼
ルミネスキ編
9/83

金の玉座と白の女王

(前回までのあらすじ)

目的地であるルミネスキの王都にたどりついたヒラク。城の神官である美しい青年ロイがヒラクたちを迎えた。ジークとロイは旧知の仲らしい。ロイに城の中を案内される途中、ヒラクはまた自分だけにしか見えないものを見る。ルミネスキ城は湖上にあり、城そのものの歴史が水に記録されていた。中でもヒラクが気になったのは廊下を何度もすれちがう黒髪の女だった。女はこれからヒラクが向かう場所から現れるようだった。

 奥の城館にたどりついたヒラクは、城の最奥に位置する玉座の間に案内された。

 金の装飾を施した重厚な扉が開くと、先ほど見た黒髪の女が中から出てきた。

 女はこの場所から歩き始めて廊下の先で姿を消す。

 ヒラクが先ほどからくり返し見ている過去の記録だ。


 玉座の間に通されると、ヒラクは思わず息を呑んだ。


 そこは金の壁画に囲まれた目のくらむような空間だった。

 床には宝石が敷き詰められ、草木や花々、鳥や動物を円の中心から広がるように描いたモザイク画になっている。

 中心の床には太陽が描かれ、その絵の真上に金ぱくが施された真ちゅうの照明器具が吊り下げられている。照明器具には百本はあるろうそくが立てられていた。

 後陣へと導く大理石の階段の上には金の玉座があり、後陣の丸天井にはひときわ見事な黄金色の絵が描かれている。何かを掲げ持つ男の裸体画だ。体から放射状に金の光芒が伸びている。顔は中心の強い光に呑まれて見えない。


 黄金の絵画に引き込まれながらヒラクが玉座に近づきかけたとき、背後の扉が荒々しく開け放たれた。

 振り返ったヒラクは、ふらつく足で入り口に立つ初老の男と目があった。


「珍しく客人が来ているというのでな。挨拶に出向いてきてやったぞ。ありがたく思え」


 男はたるみきった体に、ひだやふくらみで首や肩を誇張した豪華な衣装をまとい、宝石や鈴をぬいつけた緋色のマントを床にひきずって、白いタイツをのぞかせながらおぼつかない足取りで玉座に近づいていく。何本にも分けて縦に巻かれた灰色の長い髪はかきむしられたようにところどころ乱れている。


 男がヒラクのそばまでくると、酒のにおいがつんとした。


 男は大理石の階段の前にいるヒラクをつきとばした。

 その瞬間、ジークは顔色を変えたが、ロイが男に近づく方が早かった。


「おやめください、オーデル公。この方は大事な客人です」


「……誰に向かって言っている。余に触れるな、無礼者」


 男は上体をひるがえしてロイの手を振り払った。

 ロイは足元をよろめかせ、崩れるように倒れたが、床に転がった杖をひろおうともせず、男の前でひれ伏した。


「それで余を敬っているつもりか。ならばその呼び方を正せ。余はこの国の王である。それ以外の称号はない」


「王? このよっぱらいが?」


 ヒラクは信じられない思いで目の前の男を見た。

 男もヒラクを尊大な目で見返す。


「こんな子どもが大事な客だと? ふん、まあ挨拶ぐらいはしてやろう」


 そう言って、男は大理石の階段に足をかけ、黄金の玉座に近づいていく。


 そのとき、ヒラクは再び何者かの気配を感じた。


 視線はすぐに玉座の間の大きな扉の入り口に向けられた。

 そこには先ほどこの部屋から出て行った黒布で全身をおおった黒髪の女が立っていた。

 女はすべるように部屋の中心を横切り、男の腕をつかんで、玉座からひきずりおろした。

 男はぐらりと上体をよろめかせ、大理石の階段を転げ落ち、床の上にひっくり返った。

 玉座のかたわらに立つ女が冷たく男を見下ろす。


「そなたのような下劣な人間が座るところではない」


 ロイは転げ落ちた男をかまうことなく、女の前で平伏する。


「女王陛下」


 ロイばかりでなくジークやハンスもその場に片ひざをつき、かしこまっていた。

 その様子を見てヒラクは驚いた。

 黒髪の女は過去の記録であり、他の者には見えないはずだ。


 だが、ヒラクが再び女に視線を戻したとき、そこにはもう黒髪の女の姿はなかった。

 かわりに、袖口の広がった紺色のハイネックのドレスをすっきりと着こなし、肩から足元まで流れるような銀色の薄いマントに身をつつむ、見るからに高貴な女性が毅然と立っている。

 頭上には先端の細くとがった王冠をいただき、手には青い石を組み込んだ杖を持っている。

 だがヒラクは何よりその髪の色に注目した。


「……黒くない」


 きつく一つに結わえた女王の髪は黒髪と見間違えようもないほど見事に真っ白だった。

 白髪のため、老女のようにもみえるが、顔には深いしわもなく、それほど年を取っているふうでもない。頬にも唇にも紅を差さない白塗りの顔には血の気がなく、つりあがった切れ長の目と筋の通った鼻、やや頬骨が張った細面のきつい顔立ちをしている。

 その薄い唇から出る言葉は冷ややかで鋭く、氷の息で耳を凍りつかせるかのようだ。


「ロイ、例の者はどちらか」


 白髪の女王はヒラクとユピに目をやり、ロイに尋ねた。


「こちらです」


 ロイはヒラクを示した。


「……まだ子どもではないか」


 女王は表情を変えなかったが、低く響く声には、どこか落胆の色がある。


「まあ、よい。迎えよう。その前にロイ、この者を地下牢へ。玉座を汚した罪は重い」


「御意」


 ロイは女王に命じられると、部屋の外に控えていた二人の衛兵を中に入れ、男を連れ出すよう指示した。

 男は両側から衛兵に腕をおさえつけられて引きずられながら、何度も女王を振り返り、つばをまきちらして悪態をつく。


「何をする! 余はそなたの夫じゃぞ。余は王じゃ! この国の王じゃ!」


 女王はかすかに眉をひそめた。


「汚らわしい。この玉座に座るべき方はただ一人」


 女王は黄金の玉座に手をかけてつぶやいた。


 ロイと衛兵たちが男を部屋から連れ出すと、女王はヒラクに声をかけた。


「よく参られた。名を聞こう」


 女王は玉座を離れ、大理石の階段を下りてヒラクの前に立った。


「えーと……」


 ヒラクはぼりぼりと頭をかいた。

 女王が気色ばむのをいち早く察してハンスが前に進み出た。


「この方は遠い異国の地から参りまして、こちらの言葉にはまだ不慣れなのです。かの地ではこちらとは作法もずいぶんと異なりまして……」


 ハンスは女王の前にひざをつき、しどろもどろに言い訳をしながらヒラクを見上げて目配せするが、ヒラクはぽかんとした様子でその場に立ち尽くしている。


「よい。それより、この者が勾玉主であるというのは間違いないのか」


「間違いございません」


 その問いに答えたのはジークだった。

 ヒラクたちから少し離れた場所でひざをつきかしこまっている。


「この目で確かに勾玉も見ております」


 ジークは顔を上げてきっぱりと言った。


「そうか……」


 やはり女王はどこか納得のいかない様子だったが、ふいにジークの隣にいるユピに目をやった。

 ユピはジークにうながされ、その場で平伏していた。


「その者は?」


「この者は神帝国の皇子です。人質として捕らえ、ここまで連れてまいりました」


 ジークが答えると、女王はユピに関心を示した。


「神帝を名乗る者の嫡子というわけか。顔を上げよ」


 ユピは唇を引き結び、緊張した面持ちで女王を見た。

 その美貌に、女王はユピに対してヒラク以上の関心を示した。


「名は?」


「ユピと申します」


「ユピ? 変わった名だな。そなたには似つかわしくないようだ」


「この名前以外に今の私を示す呼び名はございません。神帝国の皇子の身分もとうの昔に捨てました」


「皇子の身分を捨てたとはどういうことか」


 女王はユピに尋ねた。


 ヒラクはすでに言葉を聞き取る気も失せ、退屈そうにその場の様子を見ている。

 そして不意にユピと目が合い、ヒラクはあくびを飲み込んだ。

 ユピはじっとヒラクをみつめたまま、女王の問いにきっぱりと答える。


「すべてはヒラクのため。彼女のために生きていこうと決めたからです」


「……彼女?」


 女王はヒラクに目を移した。


「この者は、女であるというのか」


 そう言うと、女王はしばし黙り込んだ。

 ジークとハンスは困ったように顔を見合わせる。

 そんな中、ロイが再び姿を見せた。


「陛下、ただいま戻りました」


 女王はロイに目をやると、おもむろに口を開いた。


「ロイ、この者たちに部屋を。謁見は日を改める」


「陛下、人質の扱いはいかように?」


 ジークの問いに女王はそっけなく答える。


「その者は神帝に背き、勾玉主に仕えようというのであろう」


 女王はヒラクに目を移した。


「もっとも、この者が勾玉主であることもにわかには信じがたい……」


 そういい残し、女王は玉座の間を去った。


 凍てつくような室内の空気が一気に氷解し、ぴんと張り詰めた緊張はとけ、ハンスもジークもほっと息をつく。


「まったくひやひやしましたぜ。いくら勾玉主とはいえ、あの人の前であそこまで大きな態度がとれるとはねぇ」


 あきれたように言うハンスにヒラクが聞き返す。


「今のおばさん何者なの? 最初に入ってきた男が王さまなんだよね? あのおばさんは、王さまの奥さんってことか」


「ちがいます。ルミネスキの王位を継がれたのが先ほどの女王陛下、聖ブランカ様。オーデル公は聖ブランカ様が婚姻関係を結んだ他国の方にすぎません」


 ロイはヒラクに説明した。ハンスがさらにわかりやすくヒラクに言う。


「ようするに、この国で一番えらいのは、今出て行った女王陛下でさぁ。夫とする人は女王の次にえらい人で、王さまってわけじゃないんですよ」


「ふぅん、何だかわからないけど、あのおばさんが勾玉主を探していた張本人ってことだね」


 気楽なヒラクの物言いをロイがいさめる。


「ご理解いただけたのでしたら、もう少し口の聞き方に気をつけていただけませんか。あの方はわが国を統べる女王陛下でありながら、太陽神に仕える聖なるお方。かつて太陽神に妻として迎えられた月の女神の化身ともされ、民に崇められるお方なのですよ」


「この国は太陽神を唯一の神として信仰しているのではないのですか?」


 そばで聞いていたユピが不思議そうに尋ねた。


「そうですよ。……では、この国の宗教について少しお話しましょうか」


 ロイは、ユピにというよりはヒラクに話をするために、大扉のそばにある絵の前に二人をいざなった。

 その絵には、黄金の光に包まれた若者が、夜空に向けて両手を広げて青白く光り輝く乙女を迎える様子が描かれている。


「太陽神はこの地で月の女神と出会い、女神をこの地上に迎えて自分の妻としたといわれています。そしてこのルミネスキを築き上げたそうです」


 ロイはヒラクが不慣れな世界語ではなく、神語で語り始めた。

 それならばヒラクにもはっきり聞き取れる。


「これが太陽神? 黄金王の顔に似てるけど……」


 ヒラクは絵の中の若者を指差した。

 その顔は、ヒラクがルミネスキに向かう船の中で見た過去の記録の黄金王によく似ている。


「よく気づかれましたね」


 驚くロイの前でハンスがヒラクに言う。


「そういや神殿の食堂に絵がありましたっけね」


「そうですか。エルオーロで絵をご覧になっていたのですね」


 ロイは納得した様子で話を続けた。


「この絵は黄金王がこの地を訪れた時のことを描いたものです。つまりこの国の最初の王が黄金王だったというわけです」


 そう言いながら、ロイは隣の絵の前に移動する。


 二枚目の絵は、湖に向かって立つ黄金王の姿を描いていた。

 こちらに背を向けた黄金王の体からほとばしる光が湖面に道をつけ、空に向かって伸び上がり、天にはしごをかけている。湖面から伸びるはしごをつたって月の女神が空から降りてくる。天に上るはしごの先は円を描き、中心に淡い光の球体を作っていた。


「黄金王……いえ、ここではあえて太陽神と呼ばせていただきます。太陽神は、湖を黄金に輝かせ、その光でもう一つの月を作り、地上に降りた月の女神の代わりに天に浮かべたといわれています」


 入り口から向かって右側の壁面の絵はこの二つだ。

 ヒラクは反対側の左の壁面の二つの絵にも注目した。


「こっちの絵は?」


 絵の前に走っていくヒラクの後にロイが続く。

 自然とユピたちの足もそちらへ向かう。

 左側の絵の一つには、黄金の光に包まれた若者が天に描かれ、水面に青白く漂う月の女神に光のはしごを降ろしていた。


「黄金王は人としての生を終えられ、太陽神として天に君臨します。地上に降ろされた月の女神もまた再び天に迎えられることとなりました。そして天空の夫妻は昼と夜をそれぞれに支配するようになったのです」


 ロイが最後に示したもう一つの絵には、黄金の光を放つ太陽神となった若者と、その光を受けて輝く月の女神の姿が描かれていた。


「これらの絵はルミネスキの史実にもとづいて描かれたものとされています」


 そう言って説明を終えようとするロイにヒラクは尋ねる。


「あの真ん中の絵に描かれているのは何?」


 ヒラクは玉座のある後陣の丸天井の黄金画を指差した。

 そこには何かを掲げ持つ男の裸像が描かれている。

 その男を中心にして放射状に描かれた黄金の光は、背景もすべて一色に飲み込んでしまっている。


「こちらも黄金王のお姿を描いたものです」


 ロイは天井画を見上げて言った。


「他の絵には黄金王の顔がはっきりと描かれているのに、どうしてこの絵には顔が描かれてないの?」


 黄金王の顔は強い光が反射したように白くぼかされている。

 ロイはヒラクの質問に穏やかに答える。


「黄金王が掲げ持つものがまぶしすぎるため、光でお顔の表情が見えにくくなっているのでしょう」


「そんなにまぶしいものって何? 黄金王は何を手に持ってるの?」


「勾玉主であるあなたがそれをお尋ねになりますか?」


 ロイはおかしそうに言う。


「黄金王は太陽神の証とされる勾玉を身につけられ、その勾玉は目もくらむほどのまぶしい強い光を放ったといわれています」


「じゃあ、この両手で掲げ持っているのは勾玉だっていうの? それじゃおれが持っているのとは全然ちがう。おれの勾玉は手のひらにのるぐらい小さなもので、両手で掲げ持つものじゃないよ」


 そうロイに言ったとき、どこかで今と似たようなやりとりをしたとヒラクは思った。


「……そういえば、エルオーロの神殿でも同じようなことを話した。そうか、この絵はあそこにあった黄金王の像と同じなんだ。両手で何かを持っているけど、その何かはわからない……」


「確かに神殿の神像が持つ勾玉は、かつて神像の手にあったという勾玉とは同じものではありませんが……」


「じゃあ、それが勾玉だったかどうかもわからないじゃないか」


「勾玉ではなければなんだとおっしゃるのです?」


 逆にロイに問い返され、ヒラクは言葉につまる。


「……そんなのわからないよ」


 そのままヒラクは考え込むように黙り込んでしまった。


「申し訳ございません。私の言葉でお気をわずらわせたのであればおわび申し上げます」


 ロイは深々と頭を下げる。


「べつに怒ってなんかないよ。もういいよ。それよりおなかすいた。なんか食べさせてよ」


 気づけばすでに夜も更けていた。

 ルミネスキの城に着いた頃にはとうに日も暮れかけ、ヒラクたちを迎えたとき、ロイはすでに夕刻の礼拝を終え、神官としての一日の勤めを果たしたところだった。


「それでは、このままお食事の場にご案内しましょうか」


「うん、頼むよ。もうおなかぺこぺこだよ」


 ロイの言葉に反応するようにヒラクのおなかが音を立てた。

 ヒラクはロイを急かして玉座の間を出て行こうとした。

 その後にハンスも続く。

 そのときジークが鋭い声をあげた。


「そこで何をしている」


 入り口の近くにいる全員がいっせいに振り返り、ジークの視線の先を見た。

 そこには玉座にそっと手を触れるユピの姿があった。


「この玉座は主を待っているのですね」


 ユピはぽつりとつぶやいた。


「なぜそのようなことを?」


 聞き返すロイを見てユピはくすりと笑う。


「いえ、ただなんとなくそう思ったものですから」


 ジークは、ユピの言葉をくだらないというように切り捨てる。


「おまえには関係のないことだ」


「……そうですね。すでにもう僕は玉座につくような身分ではありませんから」


 そう言って、ユピは静かに微笑むが、その言葉にはどこかうそがあるような気がして、ヒラクはすっきりしないもやもやとした気持ちになった。


「その玉座は黄金王のための玉座なんだよ。あのおばさんも黄金王が神さまでえらいって思ってるからそこには座らないんだ。ただそれだけのことだよ」


 ヒラクは空腹のため気が立っていた。

 ユピに感じた苛立ちのような不快感も、すべては空腹のためだと、ヒラクは自分を納得させた。



ヒラク……緑の髪、琥珀色の瞳をした少女。偽神を払い真の神を導くとされる勾玉主。水に記録されたものを読み取る能力がある。


★父の言語であるアノイ語、母の言語である神語が日常的になれた言語。世界語はユピとの会話で使ってきた程度なので、聞き取ることはできても神語ほど流暢に話せない。


ユピ……青い瞳に銀髪の美少年。神帝国の皇子。ヒラクと共にアノイの村で育つ。謎が多い。


★母語は神帝国の言語でもある世界語。アノイ語はほとんど話せない。神語はヒラクとの会話で覚えたはずだが、なぜか時々ヒラクさえ驚くほどの流暢さをみせる。


ジーク……勾玉主を迎えるために幼いころから訓練された希求兵。頑固で融通が利かず生真面目な性格。★神語、世界語共に幼いころから問題なく話せる。


ハンス……ジークと同じ希求兵の一人。お調子者で気さくな印象だが希求兵の離脱者をあっさり葬る冷徹さもある。★神語、世界語共に話せるが、神帝国の港の人夫として潜伏していたため、独特のなまりがある。


ロイ……ルミネスキ城の神官。ジークと旧知の仲。足が不自由な美しい青年。


★神官であるため神語を聖なる言語として尊んでいるが、ヒラクと話すときは日常言語の世界語ではなくヒラクが聞き取りやすい神語で話すようにしている。

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