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重罪

♯ 087

とある町でクラフトビールを造っている小さなビール工場にある日、一人の男が見学に来ました。

男は見学しながら工場内に置いてあったサンプルの小さな缶ビールを一つ、コートのポケットに入れて見学を終えました。案内をしていた工場のガイドは、それに気が付いていましたが男には声を掛けず、男は帰っていきました。

後日、男の住む家に警官が訪れ、男は警察に連れて行かれました。

男は、小さな缶ビールを一本盗んだくらいなら警官から注意を受けるくらいですぐに釈放されるだろうと思っていました。しかし、男はいつまで経っても釈放されず、そのまま刑事裁判にかけられ、懲役6年の実刑判決を言い渡されました。

罪名は酒税法違反。酒類は酒造所から敷地外に出す前に予め税金を収めておかなければならず、税金の乗っていない物を無許可で外に出した酒は密造酒扱いとなってしまいます。

男が工場から盗んで工場の外で持ち歩いていた酒は違法な密造酒となり、また、故意に課税を逃れた脱税行為も付加されて、ビール1本の窃盗で6年もの懲役に服する事となったのでした。

気晴らしにと思って長距離ドライブしてきました。精神的な疲れは大分癒された感じがしますが、肉体的には結構疲れました。

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