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俳句

♯004

22世紀。タイムマシンが実用化され、歴史調査に使われていました。

助手 「あ、いました。たぶんあれが松尾芭蕉ッス。」

博士 「あっそう。じゃあ、ちょっと行ってくる。」

博士はタイムマシンから降りて、旅の途中の松尾芭蕉に会いに行きました。

博士 「あ、どうもこんにちは。未来人です。松尾さんですよね。ちょっといいですか?」

芭蕉 「!?」

博士 「松尾さん、さっきあの寺で『閑さや岩に染み入る蝉の声』って俳句書いたんですよね? 書いたのって今日で間違いない?」

芭蕉 「閑さや…? 否、ワシそんな句作ってないけど…、それよりあんた…」

博士 「はぁ? 作ってないの? うーん、まあいいや。じゃあ今のやつ、あなたが今作ったって事にしといてよ。未来じゃ松尾さんが作った句って事になってるから。」

芭蕉 「え? しかしこの句、誰が…」

博士 「いーの、いーの。あなたが作ったって言っておけば問題ない。」


まだまだマイペースで。

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