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本心

♯ 016

田舎では大きな会社の社長さんが盲腸の手術を受けようとしています。

医者 「15分もあれば終わりますから、部分麻酔で充分です。」

しかし、この社長は臆病な事でも有名な人物で、他人の鼻血を見ただけでも目を覆って逃げてしまうような人だったので、部分麻酔には大反対でした。

社長 「先生、頼むよ、全身麻酔にしてくれよ。な、この通り一生のお願いだ。カネならいくらでも払うから。」

社長があまりに懇願して手術室に行こうとしないため、医者も諦めて社長に渋々全身麻酔をかける事にしました。

社長は喜び、医者に「有難う、本当に有難う」と何度も言いながら、持っていた手提げ鞄の中から札束の入った封筒やら金の万年筆やらを取り出して、カネを数えたりし始めました。

医者 「いやいや社長さん、ここでそういうのを受け取る訳にはいかないですよ。しまって下さい。」

社長 「あ? いや、眠っちゃう前に今持ってる分を確認してるだけなんだけど。」

今日は私用で少し忙しくて。なかなか話を練る事が出来ません。

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