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プロローグ

 ポニーテールは最高だ。


 当然であり、必然といえよう。何故なら、神話にもポニーテールは出てくるからだ。最も古くから存在し、宇宙創生期より愛され続けた髪型……それがポニーテールである。


 俺は声を大にして言おう。世界広しと言えど、俺よりもポニーテールを愛している者はいない。

 理解が足りない? おいおい、愛は頭で考えるもんじゃない。心で感じるもんだぜ。


 何? 他の髪型も魅力的だって? 止してくれよ、別に否定している訳じゃないんだ。ショートもロングも、ボブも……ツインテールも大いに結構。

 だが、俺の心はポニーテールから動く事は無い。


 ……ふと、考えた。

 何故、こんなにもポニーテールが好きなのかと。

 まるでエッチな服を着たグラマーな美女が蠱惑的な眼差しで誘惑してくるかのように目の前で揺れる長い尻尾を見ながら思考した。


 長い長い時間考えた。放課後を告げる鐘が鳴っているのに気が付かない程、集中して考えた。その結果、ある結論に至る。


 生まれつきだ。


 それならば仕方がないと、それ以上の思考は遮断し俺は今日もポニーテールを追いかける。

 平凡で一般的な日常、それはそれで幸せだった。この世にポニーテールがある限り、この幸福感は無くならないと信じていた。




 ————あの日までは。




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