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一話完結小説

先生「私立に行ってみてはいかがですか」

作者: ケイ

24作目です

~三者面談~


先生「息子さんは非常に優秀な成績です」


息子「ありがとうございます」


先生「私立に行ってみてはいかがですか」


父「すみません、家にはとても私立に通わせる余裕が無くて」


先生「そうですか。すみません、余計なことを言ってしまって」


父「いえ、この年になっても未だ昇進の希望が無く、安月給。本当情けないです」


先生「いえ、お父様は立派な人です。家族のために一生懸命働くなんてすばらしいことではありませんか」


父「先生、ありがとうございます」


先生「あなたは家族のことを一番に考えています。今の時代そんな父親は珍しいです」


先生「あなたはもっと胸を張ってもいいんですよ」


父「先生、私自信が持てるようになってきました」


先生「それでいいんです。もっと自信を持ちましょう」


父「はい、頑張ります」


息子「三者面談って誰と誰の面談だっけ」



(終わり)

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