ボス戦
そして、ハイゴブリンはこっちを見据えて持っている剣を構え出した。
それを見て俺も、持っている剣を構えた。
「いくぞっ!」
「グギャァッ!!」
と言って、お互い駆け出して50メートルはある距離を経った2秒で詰めてハイゴブリンに向かって俺は剣を振り下ろした。
ハイゴブリンはそれを見て、下からの振り上げで俺の剣に剣を当ててきた。
そして、しばらく剣が合わさって、鍔迫り合いになっているところに俺は左手をハイゴブリンに突き出し魔法を唱えた。
「ファイアボルト!」
すると、左手から紅色の電気がハイゴブリンに当たったと思ったら、その魔法が当たったところから炎が爆発とともに出てきた。
その衝撃で、ハイゴブリンは、後ろによろけて、隙を見せたところに、俺は、剣でハイゴブリンの右肩から左腰に向かって剣を斜めに振り落とした。
それが、きっかけとなって、ハイゴブリンは死んでいった。
そのハイゴブリンが死んで、光になった後その場所には、一振りの剣とゴブリンの魔石の倍くらいある魔石が落ちていた。
俺はその剣の方に鑑定を使った。
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種類:曲剣(片刃)
名前:なし
スキル:飛斬
考察:
この剣の素材は普通の鋼に魔力が浸透してより硬くなった魔鋼というものである。
この剣のスキルである飛斬は斬撃を飛ばすことができる。
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となっていた。
「おぉー斬撃が飛ばせる剣かー
まぁ俺にはソード・エールがあるから使わないが」
と言って、この剣をアイテムボックスにしまった。
ここではアイテムボックスと言っているが、空間魔法で異次元の隙間を作って、アイテムを入れれるようにしてるだけなのだ。
「それにしてもハイゴブリンを倒したんだ、どれだけステータスが上がってるかな?」
俺はステータスを開いた。
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ステータス
種族:人間(?)
名前:結城柚季
レベル:35
職業:魔剣士
力:440+(50)
俊敏:660+(50)
知能:572
魔力:660+(50)
幸運:1000
スキル:鑑定LV3・剣術LV4・格闘LV2・威圧LV1・火魔法LV3・水魔法LV1・風魔法LV1・土魔法LV1・氷魔法LV1・雷魔法LV4・光魔法LV1・闇魔法LV1・時魔法LV2・空間魔法LV3・星魔法LV1・創造魔法LV1・魔力制御LV4・無詠唱・打撃耐性LV1・斬撃耐性LV1・魔法耐性(火)LV1・複合魔法LV1・状態異常無効LV1・気配感知LV3・隠密LV1・魔眼(爆破LV1・千里眼LV1)
称号:なし
SP:290
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となっていた。
「だいぶ上がったなー、今日はもう戻るか」
と言ってもと来た扉を開けようとしても開かなかった。
俺はまた魔力を流せば開くと思って魔力を流してもこの扉が開くことはなかった。
1個前に投稿したやつでハイゴブリンのレベルが低すぎたので、レベル15からレベル30に変更しました。