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怪我

すいません、昨日寝落ちして出し忘れました

それではお願いします!

 もうすぐ秋季大会が始まる。これは甲子園の切符をかけた大会のうちのひとつである。とにかく21世紀枠でも何でも良いから選抜高校野球大会に出られるようにする。絶対に勝つ。

 というわけで抽選会に行く。一緒に来ているのは有山。

「海野くん、これって私たち来る必要あった?」

 有山が首をかしげながら聞いてくる。

「二回戦の相手が分かるだろ?それで来てるんだよ」

 というと、有山は納得した顔でまた前を向き直した。

 俺たちは夏の結果もあり、地区大会はシードで出ることができる。なので、俺たちは二回戦スタートである。そして二回戦の相手は川奈高校である。夏は二回戦に杉沢とあたり途中まで善戦をしたものの8対3で敗北。確かかなり良い2年生4番バッターがいたはず。しかし、そんなことは関係ない。俺のボールで堅実に抑えていく。


 そして試合当日となった。

「岡崎、今日シンカー無しで」

 できることならこの段階でシンカーは見せたくない。ということでいつも通りの球種で抑えていく。

「おう」

 

 そして試合開始。俺はじゃんけんに勝利し、先攻となった。

 1番の狭川が打席に立つ。

 ピッチャーの第1球目はストレート。それを見逃しストライク。

 速いな。130キロ位出てるんじゃないか?

 そして2球目。もう一度外角低めに真っ直ぐを投げてきた。それを狭川はしっかり捉え、センター前ヒットを放った。

「ナイスバッチ!続け、半田!」

 2番の半田の初球に狭川が盗塁を成功させた。

 さすが50メートル5秒台。足が速すぎる

 そして半田の2球目。甘く入った真っ直ぐをセンターへ打ち返し先制のタイムリーヒットを放った。




 その後も打ち続け終わってみたら12対0俺は例のスラッガーに一本ヒットを打たれたこと以外は一本も打たれていない。

「いやぁ、今日は良く打ったな」

 俺は岡崎と話しながらゆっくり歩いている。

「海野は打ってないけどな」

 痛いところをついてくる。俺の今日の成績は4打数ノーヒット3三振。バッティングくそだな。

 俺はゆっくり歩きながらT字路へさしかかったところで、曲がり角から来た自転車とぶつかった。

 体に激痛がはしる。マジか、また転生すんの?そう一瞬思ったが、なんとか意識を保つ。めっちゃ痛い。だがなんとか立ち上がる。

「大丈夫なのかよ、海野?」

「大丈夫だ。心配はいらん」

 と言ったところできつくなり座り込む。

 

 その後、救急車に運ばれた。



 

 翌日、先生の口から俺のけがの話をしてもらった。

「えーと、海野は昨日の自転車との事故で左手の人差し指と中指の骨折をして地区予選は投げれなくなった」

「え、じゃあピッチャーどうすんですか?」

 佐野先生は腕を組んで悩んでいるそぶりを見せる。

「そうなんだよな。誰にしよっか。アルバート1人じゃダメだよな」

 そこで俺はここまでの間、チームを見てきた中で1番ピッチャーができそうな人の名前をあげる。

「石川にやらせてください」

 俺がそう言うと、石川の声が上がる

「え、俺?」



次回もお願いします!

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