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第51話 それぞれの道

 



 それはひらすらがむしゃらに。無我夢中に。一心不乱に。“一辺倒に”。愚直に。脇目も振らずに。“後先を考えずに”。無心に。“他を顧みないで”。盲目的に。ただ真っ直ぐなまでに。党夜は一方的に申し出て会議室から飛び出した。


 正常な判断ではなかったかもしれない。後になってみないと解らない。それは後にならないと後悔出来ないのと同意だ。党夜は自身の判断が正しいかどうか解らない。それでもこの選択肢以外に自分が正しいと思えるものがなかった。


 なぞなぞでも謎解きでも叙述トリックでもない。そうではなくても見えないところに隠された答えを見出したかった。何か別の道があると(すが)りたかった。


 それ故の行動が銀の弾丸の脱退。本当は辞めたくはない。そんなことは当たり前だ。短い間でも銀の弾丸のメンバーは良くしてくれた。自分に生きるための力を教えてくれた。感謝しきれないことだろう。だが、それでも、だとしても。今回ばかりは見て見ぬふりなどできるはずがなかった。


 結局、会議室を飛び出した党夜は“SILVER MOON”のエントランスまで移動していた。このままここから出ていく。あれほど大口を叩いたんだ。もうあと戻りは出来ない。ならば戻れるなんて希望的観測は捨てる。


 出口へと向かっていた足を止め、少しばかり来た道を戻る。そこにはいつもの受付のお姉さんがいた。


「お疲れ様です、天神様。どうなされましたか?」


 そしていつも通りの対応。自分はこの人のことを何も知らないな、と改めて思う党夜。それでも。


(これっきりだ……)


 その思いは変わらない。だからあるものを受付に置く。


「これ破棄しておいてください」

「えっと……IDカードに不備でもありましたでしょうか?」


 そう、党夜が取り出したのは銀の弾丸のメンバーであることを証明するIDカードだった。


「いえ、俺にはもう必要ないので……お願いします」

「…………かしこまりました」


 その時、初めて受付嬢の表情が業務用のものとは変わったのを党夜は見逃さなかった。それはこちらを推し量り、そして悟った表情。しかし彼女は追求することも、言及することもなかった。ただ党夜がメンバーとして最後の願いを受け、業務を全うすることを選んだ。これもまた選択。


「今までありがとうございました」

「こちらこそお疲れ様でした」


 党夜は簡単な挨拶を済ませる。彼女は去りゆく党夜の背中が見えなくなるまで、深くお辞儀をし続けたのだった。


 外に出ると改めて解った。自分は交渉に失敗したのだと。いや、交渉の場にすら持っていけなかったのだと。家を出たのは朝、そして今はまだ昼時。太陽は高い高度を維持している。雲は少なく、直射日光が肌を焼く。


(どうしようか……)


 結夏には夕方に帰ると伝えていた党夜。話し合い、今後の作戦や計画を立てるならそれぐらいになると予想していたからだ。しかしそれは予想で、妄想でしかなかった。帰るのは簡単だ。最寄りの駅まで電車で移動すればいい。


 だが心の中で呟いた真意はもちろんこのことではなかった。銀の弾丸が敵になる。その上で単身自分が風霧組、ないしは銀次や陣を守らなければならない。さの重みが一気に肩へとのしかかる。


(振り出しに戻るどころじゃない……)


 振り出しに戻るならどれほど良いか。やり直しの効く人生ゲームでもない。さいは投げられた。ここからは党夜が一人でなんとかしないといけない。そして弱気になった自分を奮い立てないといけない。


「一人で出来るのか、俺は……」

「一人じゃないですよ。二人です!」

「ふぇっ!?」


 独り言に背後から返答があれば誰もがびっくりするだろう。声がした方へと党夜は振り向く。そこには。


「私と党夜さんの二人です。お供します。吉備団子は貰ってないですけどね」


 冗談を交えながら、満面の笑みを浮かべる七瀬涼子だった。


「涼子さん……なんで……!?」

「党夜さんを一人にはしませんよ。私は貴方に助けてもらったんです。今度は私が助ける番です!」


 党夜の疑問を想定していたのか、それとも日頃から胸に仕舞っていた想いなのか。即座に答える涼子。


「でも……」

「心配には及びません。私も脱退してきましたから、銀の弾丸を」

「そんな……」

「党夜さんのいない組織にいる理由はありません。重い女かもしれませんが、私は貴方についていきます。ついていきたいんですっ!」

「涼子さん……」


 巻き込んでしまった。自分の問題に涼子を巻き込んでしまった。ただそれだけが党夜の頭を駆け巡る。が、


「巻き込んだなんて思わないでくださいね」

「!!」

「やっぱり……気にしないで、なんてことは言いません。でも今一番気にすることはそんなことじゃないはずです。風霧銀次さんを守るんでしょ。ならまずそのことからです」


 涼子の言葉には決意があった。党夜と共に銀次を守るという固い決意が。だからこそ自分が銀の弾丸を抜けたことなど簡単に切り捨てられた。そんなこと二の次なのだと。


「戦力になれるか解りませんが、微力ながら助太刀します。だから詳しい話を聞かせてもらえませんか?」

「涼子さん……ありがとう……ありがとう……」

「決まりですね。話のできるところに移動しましょう。さあ」


 涼子は党夜に手を差し伸べる。この前は自分が差し伸べられる側だった。恩返しがしたいと常々考えていた。日向モールの件では力になれれなかった。だからこそ今回は自分の番だと思えた。やっと党夜の力になれると。


 党夜は涼子の手を取る。女性らしい細い指だったが、今の党夜には温かく力強さを感じられた。




 

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜





「どうするんだ、この事態を。党夜だけじゃなく、涼子までも……」


 嘆いているのは姉川未桜だ。


「確かにねぇ」

「確かに、だと?」

「確かに困ったわぁ」

「他人事のように……いつからそんな冷たいやつになったんだお前は!答えろ真冬っ!」


 未桜の口論相手、怒りの矛先は言うまでもなく古夏真冬だった。天神党夜だけでなく七瀬涼子の脱退を止めることなく切り捨てた張本人。党夜については煽ったとも取れる言動。未桜は黙っていられない。


「冷たい?私がぁ?勘違いしないでよ。去るものに情けは不要でしょ?違う?」

「どう見てもお前が追いやった構図だっただろうがっ!」

「そうだったかしら?でも私だって惜しいと思ってるのよ?DoFの力は手元に置いておきたかったもの」

「っ!!!」


 真冬の発言は火に油を注ぐ形になった。未桜の琴線に触れた上に堪忍袋の緒がぶった切った。


「仲間を何だと思ってる!道具じゃないんだぞ!それなのにお前は……党夜を備え付け道具みたいに……ふざけるなっ!」

「ふざけてるのはあなたよぉ、未桜」

「な、なに?」

「党夜くんの教育係にあなたを選んだのは失敗だったみたい。党夜くんの甘さが感染(うつ)ったのよ。それにこれはこの前も言ったけど、未桜は党夜くんに甘すぎる。だからあの子がつけあがる」

「なん、だと……」


 言いたい放題である。真冬は未桜の話を聞こうともしない。


「真冬先輩、未桜先輩。少し落ち着きましょう。ね?」

「俺には手に負えないっす」


 この修羅場に焦ったのは明日原飛鳥。しかし二人は聞く耳を持たない。八頭葉聖はお手上げ状態。一方、水無月桃香は目を瞑ったまま椅子に座っている。


 そんな二人の口論を止めたのはこの場にいない第三者。


『まあまあ、二人共そのへんにしときなよ。若い時に長時間眉間にシワを寄せてたら、おばあちゃんになったら大変だよ。シワって意外と厄介なやつなんだぜ?』


 会議室に突如聞こえた謎の声。若くもなければ年老いてもいない男性の声だ。


『サクラくんは少し落ち着きなよ。コナツナくんもそんなに挑発的な物言いは感心しないな。それにわざわざ嫌われ役を買って出る必要はない。その役回りは俺のほうが上手く演じられる。奇しくも嫌われ役は俺の専売特許だからね。はぁ……自分で言ってて情けないことこの上ないんだけど……』


 淡々と話を続ける謎の男。最後の方は独り言に近かったが。


「ふっ……演じる?笑わせるな。嫌われているのは事実だ。そのことから目を背けているだけだろ」

『ぐはっ……!!』


 未桜の鋭い呟きが男の心を穿った。それほどまでに嫌われているという現実を見るという行為は精神を侵すのだろう。


『うっ……今日のところはその失言は聞かなかったことにしよう……ゴホン。これより会議を再開しよう。この場はコマツナくんに代わり、銀の弾丸(シルバーブレッド)の頭である私“モロヘイヤ”が引き継ごう』


 銀の弾丸頭、つまりNo.2の真冬よりも上の存在。モロヘイヤと名乗る男がこの場を仕切る。


『とりあえず二人もの仲間が組織を抜けたのは大きい。それは今作戦がハードモード……いやエクストリームとも言えるものだからだ。招集できたのはここにいるメンバーのみ。少数で攻めないといけない』


 少数は少数でも少数精鋭だけどね、とモロヘイヤは付け加える。


「話をすすめるな。党夜と涼子の件が終わってない」

『それはもういい。終わった話だ。そんなことより今後の作戦の方が重要なんだよね』

「そんなことより、だと?貴様、それでも組織の長か!?」


 待ったをかける未桜に対してモロヘイヤは一切取り次がない。


『そう吠えるなよサクラくん。イライラしてたら見えるものまで見えなくするよ。視界を広くしないと痛い目に合うよ?』

「そんなミスはしない」

『どうだか。とりあえずは抜けた二名についてはこの作戦が終わり次第話し合う。それでいいかな?』


 一歩も引かない未桜の態度を見て、モロヘイヤは一つの案を提示する。作戦が終われば話を聞いてやる。それがモロヘイヤにとっての妥協案だった。しかしそれが未桜にとっての妥協案とは言い難い。


「異存ありません」

「大丈夫っす」

「私もそれで構いません」

「わ、私も」

「お前達!?」


 真冬、聖、桃香、飛鳥の順に答える。その様子に驚く未桜。


『4対1で決定。いやあ、多数決を考えた人は偉大だね。多数派が勝つのは世の摂理だもんね。だからこそ、この組織内で意見が別れれば多数決で決めることにしてるんだよハハハ』


 明らかに未桜に対する嫌味や挑発と受け取れる発言に煽るようなわざとらしい笑い。まさに嫌われ役というよりも、むしろ嫌われ者そのものではないだろうか。


『おっと、話が逸れたね。では、会議を再開する。みんな席についてくれるかな?』

「チッ……」


 各々所定の席に座る。舌打ちをしたのはもちろん苛立ちを隠せない、いや隠そうともしない未桜だ。しかしこの場で何を言っても変わらないことを理解してない未桜ではない。態度は悪いが素直に応じる。


『先程も述べたように今作戦の遂行及び完了は困難を極める。その上失敗は許されない。絶対にだ。確実に“風霧組総長である風霧銀次”を仕留める必要がある』


 改めてこの場に集められた最重要目的を述べるモロヘイヤ。やはりこれでも組織の頭である。


『全体での指揮は俺が取る。が各自に指示を出すのはコマツナくんに任せる。いけるね?』

「もちろんです」


 真冬は応える。


『あとの四人は基本二人一組(ツーマンセル)で動いてもらう。組み合わせはサクラくんとヤズくん、ミズナくんとアスパラくんだ。もちろん原則的にはこの組み合わせで動いてもらうつもりだが、常に二人くっついていたらいいわけではない。その都度現場で判断してもらって構わない』


 組み合わせは未桜と聖、桃香と飛鳥となった。モロヘイヤは続ける。


『それとサクラくん、君には能力の使用を許可する』

「なんだと!?」


 モロヘイヤの宣言に未桜は声を荒げる。それも言葉尻から不快さが感じられる。


「貴様に能力の制限を受けた覚えもなければ、使用許可を出される覚えもない」


 未桜な言葉に偽りはない。未桜は能力の制限を受けていない。つまりモロヘイヤの発言に誤りがある。そして未桜が不快に感じたのはモロヘイヤの発言の誤りとはまた別のこと。


「私が自分の能力を好んで使わないことは知っているはずだ。なのにそのものの言い様……ナメているのか?」


 そう、未桜は好き好んで能力を使いたがらない。それは昔から付き合いのある組織のメンバーなら、それこそここに集まっているメンバーは皆知っていることだった。


『そりゃあ、俺も知っているさ。部下のパーソナルデータは把握しているつもりだよ』

「ならなぜ!?」

『そこまで俺の口から言わせるつもりかい?』


 含みのある言葉選びをするモロヘイヤ。


『確かに俺の言い方には語弊があった。しかしはっきり言われたいのかい?能力を使えと。これでも配慮したつもりなんだけどね』

「こんなにも気持ちのこもっていない配慮など聞いたことがない」

『まあなんだっていいよ。今回の作戦でサクラくんの能力はほぼ必須だ。なんせ相手にする数がこちらの人選に対して多すぎるからね。いくら少数精鋭と言えど荷が重すぎる。数の暴力なんて言葉で括るつもりも、況してや優秀な君達が寄せ集まっただけの数に押し潰されるなんて思ってない。だからといってわざわざしんどい道を選ぶ必要はないだろ?』


 説き伏せるように語るモロヘイヤ。


『だからこそのサクラくんの能力なんだよ。君自身がどういう評価を下しているかは知らないけれど、少なくとも俺は君の力を評価している。確かにあれほどの力を持ちながら、肉体の鍛錬を怠らないサクラくん自身も評価しているよ。それでも仲間のために使ってくれないか?』

「ぐっ……」


 仲間のために、それは未桜にとっての殺し文句。それを知った上でモロヘイヤは言った。


『あんまりこんなこと言いたくなかったんだけどね。ガラじゃないからさ。でもそれぐらい切羽詰っているってことさ。ただでさえ人員不足なんだから』

「……解った」


 流石の未桜もこの言葉の数々に折れた。仲間のために、それと普段見せないモロヘイヤの態度も要因の一つだろう。だが折れた、つまりは妥協したに過ぎない。決して納得したわけではない。歯噛みした表情からそれは伺えた。


『助かるよ。サクラくんの力は最後の最後まで取っておく予定だ。それでも予定は未定、つまり戦況の変化でいくらでも変わってくるのは俺から言わなくても皆理解していると思う。その辺りは俺とコマツナくんで判断するし、急を要する場合は現場組で判断してくれても構わない』


 未桜の説得を終えると話を元に戻すモロヘイヤ。


『今回、俺達“銀の弾丸”と標的である風霧銀次率いる“風霧組”、そしてその風霧組に現在ちょっかいをかけている“縫戸組(ぬいどぐみ)”の三つ巴の構図になっている。もちろん俺達が風霧組と縫戸組の抗争に割り込むことは両者気がついていないだろう』


 語られる作戦の詳細を会議室に集まった面々は黙って聞いている。


『何度も言うが、俺達が最も優先すべきことは“風霧組組長である風霧銀次”をこの世から抹消すること。だが、組織間抗争に頭を突っ込むわけだ。風霧組だけでなく縫戸組からも攻撃を受けるだろう』

「質問いいっすか?」


 ここで聖が挙手した。


『なんだい?ヤズくん』

「縫戸組から協力要請や共闘願いがあればどうするんっすか?」


 聖の疑問は当然のものだろう。組織間の抗争に第三者が乗り込むなんて話はよく耳にする。そこで重要となるのは乗り込んでくる第三勢力の立ち位置。どちらの組織にしても第三勢力は見逃せない。敵となるなら尚更だ。


 抗争中の組織を仮にA、B、第三勢力をCとおこう。ここでCの立ち位置、つまりはなぜこの抗争に割り込んできたのかを明確にする必要がある。例えばCがAまたはBの増援なら話は早い。AとC対BまたはA対BとCという構図になるだけだ。


 しかし今回のように第三勢力が抗争中の両者の指示なく、独断でどちらかの組織を狙うとなればどうだろうか。狙われている方をAとするなら、この第三勢力はBからすれば少なくとも大きな障害にはならない。少なくとも言ったのは第三勢力の動きによるからだ。どうせならAだけでなくBも潰そうなんて血の気の多い戦略を取られるとBも溜まったもんじゃない。


 だからこそ共闘関係を築こうと思うのは何も不思議なことではない。起こりうる可能性を潰した上で、戦力増強に繋がる。一石二鳥になりうるからだ。


 聖はそれらを踏まえた上で質問した。共闘はするのか、と。そしてその答えは。


『しないよ。馴れ合いなんて必要ないでしょ?作戦を仇なす者は排除する。その方が何よりも解りやすい。変な横槍を受けて作戦が失敗することは避けたいからね。もちろん無益な殺生は出来るだけ避けてよね』

「了解っす」


 答えはNO。共闘はしない。作戦を行う上での邪魔者に殺さない程度に、それでも容赦はしない。


(やはりそうか……くそったれ……)


 これを聞いて未桜は先程よりも苛立ちが増す。作戦を仇なす者とモロヘイヤは括ったが、それはもちろん風霧組や縫戸組のことだけではなく。


(党夜と涼子も含まれる……終わったら話をするだと?ふざけるな……)


 銀次を守ると飛び出していった党夜とそれを追った涼子。作戦を実行するとかち合うのは必至。それがわかった上での先ほどのモロヘイヤから出た言葉を加味すると。


(党夜と涼子と戦うことは避けられない……)


 避けられない事実に直面した未桜。それは未桜だけでなく、ここにいるメンバー全員がすでに悟っていることだろう。聖の質問の真意はこちらにあったのではないかとさえ思える。


 この中で二人と最も付き合いがあったのは未桜だ。だからこそそう簡単に受け入れられない。受け入れ難い。


(なんでこうなった……なんで……)


 未桜がどれだけ悩もうとも作戦会議は着々と進んでいくのだった。






読んでいただきありがとうございます

誤字・脱字などがありましたら教えていただけたら幸いです


気付いていた人は多いと思いますが

“真冬さん”が“コマツナくん”でした(今更感)


第52話は土曜日18時投稿予定です

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