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第30話 涼子が語るのは

少し長め、かつ不安定な話です

温かい目でよろしくお願いいたします

 


 

 風呂を出た俺は用意された部屋まで移動した。銀の弾丸の本拠地でもあるこの地下施設には居住区がある。一階層丸々居住スペースになっているので居住階と呼んでもいいかもしれない。


 居住階ではシスターや子供達が暮らしている他、銀の弾丸の構成メンバーならいつでも泊まれる仮眠室が用意されている。基本的には二人一部屋となっているが、子供達の部屋だけは四人一部屋になっている。


 多目的訓練ルームと同じ敷地面積で、その全てがビジネスホテルよりも大きな部屋となれば、それはもう至に尽くせりと言えるだろう。ベッドで場所は取られるが、あとはトイレだけなので十分広く、ゆっくり出来る。因みに大浴場とシャワールームがあるのでこの個室には風呂はない。


 ここで疑問が浮かぶのはトイレなどの下水管理。風呂場もそうだが、使用済みの水がどのように処理されているのか。それは至ってシンプルで、下水道を引いているに過ぎない。分かりやすい例を上げるならば、地下鉄の駅にあるトイレと同じと思えばいい。


 元々この地下施設のは、地上階のゲーム会社“SILVER MOON”の従業員の娯楽・仮眠施設という名目で造られた。よって包み隠すことなく、一般の業者に少しばかり無理を言って造った、というのが党夜の疑問に対する未桜からの解答だった。


 あとは特に規制やルールはないが、原則的に男女が同じ部屋で泊まることは良しとはしない。それは子供達も同じで、男の子と女の子は別々の部屋で寝泊まりしている。


 党夜の予定は一泊で、今日は一部屋貸し切り状態である。豪勢な夕食に贅沢な大浴場を満喫した党夜は部屋に入ってすぐにベッドへ飛び込んだ。そのままベッドの上で仰向けになるよう寝返りをする。


「今日は疲れたな」


 そんなことを呟く党夜。ほんの数週間前には想像もしていなかった今の生活。ここ数週間の出来事はお世辞にも平凡な日常とは言えないものだった。


 能力者と関わり、真冬の提案で銀の弾丸に加入し、涼子と出会い、鎖男と激闘、そして日々未桜との特訓。これまで希薄だった生活が密に、そして濃くなったように党夜は思えた。


 その一方で、党夜は考えなくてはならないことが出てきた。それは紫や陣たちのことだ。


 厳密に言えば党夜が能力者になったのは先月ではなく、約一年前である。しかし、引き継いだ能力の元所有者の計らいで能力は封印され、党夜はそれ以降能力に目覚めることはなかった。


 党夜は能力を受け継いだことをこれまで一度も忘れたことはない。元所有者である彼女のことも。それほどまでに彼女の存在は党夜にとって大きいものだった。それは良い意味でも悪い意味でも。


 フィオーナ・ディアソード・クライシズ、この名は余り知られていない。世間一般では通り名またはコードネームである“DESTINY OR FORTUNE-運命に愛されし女神-”がよく知られている。名前はともかく、この通り名を知らない能力者は少ないだろう。というよりも能力者でなくても知っているぐらい有名である。


 有名と言っても芸能人やスポーツ選手のような名声や憧れの的というわけではない。それとは真逆の悪名高き能力者という認識がほとんどだろう。それほどまでに彼女は世間から疎まれ、軽蔑され、嫌悪され、恐れられた存在だった。


 党夜はある程度の事情は本人から聞かされていたものの、その当時は彼女の悪評までは知らなかった。知ったのは何もかも終わってしまった後のこと。だからこの後どうしていけばよいのか悩んだこともあった。その点、能力が目覚めなかったのは都合が良かったのかもしれない。ここまで彼女が計算していたのかは、今やもう誰にも解らないが。


 そこで党夜は誰にも話すことなく自分の問題として抱え込むことに決めた。これは彼女からもらった想いの全てだと。目を背けることなく、受け止めて毎日を過ごしていた。


 話さなかったのは周りに迷惑をかけまいという想いもあった。能力者は世間からいい目で見てもらえない。DoFの移し鏡となれば尚更だ。党夜がDoFの移し鏡とバレれば、家族はもちろん自分に関わった人達が巻き込まれるかもしれないことを考慮したのだ。


 自分への被害よりも周りのことを先に考えるところは党夜らしいと言えば党夜らしいのだろう。そういった様々の理由があり、党夜は彼女のこと、彼女の能力を引き継いだことを誰にも話さなかった。


 現在、党夜がDoFの移し鏡であることを知る者は当時に比べれば多くなっている。銀の弾丸内では知らぬ者はいないだろうし、涼子が以前所属していた組織も党夜が移し鏡である可能性から尾行・襲撃を行った。


 党夜自身、いずれはこのようなことになるとは予測していたものの、それは想像を超えたものだった。それほどに党夜が得た力は絶大であった。


 そこで紫や陣たちへの配慮が真っ先に思い浮かぶ。家族同然に思っている幼馴染二人を巻き込みたくないと考えているのだ。それに中学で仲良くなった楓や行きつけの奈々もそうだ。


(そのためにも俺は強くならないと。まだまだ強くなれる)


 トントン


 一人思いにふけっていた党夜の耳にノック音が届いた。


「誰?」


「七瀬です」


「涼子さん?どうぞ入って」


 突然の涼子の訪問で、党夜は起き上がりベッドから足を下ろした形で座った。


「失礼します」


「どうしたの涼子さ、さ、さ、さ、涼子さん!?」


 部屋に入ってきた涼子を見て、壊れたオーディオ機器のような声を上げた党夜。


「夜分にごめんなさい。迷惑でしたか?」


「い、いや……そういうことではなくてですね」


 すでに党夜は涼子から目を逸らし部屋の隅に視線を追いやっている。党夜には涼子を直視できない理由があった。原因は涼子の服装にあり。


 党夜の動揺した姿を見て、初めはどうしたものかと思っていたが、ようやく自身の服装が原因だと悟る。


「あっ!ごめんなさい。寝るときはいつもこの格好だったので」


 そう、涼子は寝間着姿で党夜が泊まる部屋に訪れたのだ。それは繊維が細かく、肌が透き通るような素材で織られた高級感のあるネグリジェであった。肌が透き通るというのはそのままの意味で、涼子の素肌が布越しにハッキリと分かる。下着をつけていたので女性の恥部は隠れていたものの、逆にブラとショーツは完全に目視できた。


 申し訳程度にダウンを肩から羽織っていたがなんの意味もなさない。余りにも扇情的な姿の涼子から目を逸らしたくなるのも当然だろう。


「ま、まあ、適当なとこに座って。何か用があってきたんでしょ?」


「ありがとうございます」


 党夜に言われて涼子はベッドに腰を下ろす。ここ部屋は元々二人が泊まれるようになっている。つまりツインベッド、二つのベッドが用意されていた。涼子はもう一つのベッドに腰を下ろし、党夜と向かい合った。


「で、どうしたの?」


 党夜は涼子の服装のことを考えないように、自身の中で意識がいかないように、とりあえず涼子がここへ来た理由を問うた。


「二人で話す機会もなかなか無かったので……党夜さんが泊まると聞いたときこれもいい機会だと思って……」


「そうだったな」


 確かに修行で一緒になることは多かったが、特に話し込むことは無かった。根は真面目な涼子は修行中に談笑するタイプではない。党夜も真面目とは言えないが、修行に至っては真剣に取り組んでいる。


「…………」


「…………」


 その後、どれくらいの時が経ったのだろうか。二人は一言も口を開かない。党夜は涼子から話し始めるのを待った。急かすことなく相手が話し出すまで辛抱強く待った。


「私も……」


 そして涼子が口を開く。


「私も、能力孤児だったんです」


「えっ……」


 涼子の口から発せられたのは想像を超えた告白だった。七瀬涼子は能力孤児だったという予想も出来ぬ話題。


「初めは静電気を帯びる程度でした。私に触れると静電気がピリッとくる現象がよくある程度で。それぐらいならよくあるケースなので、特に私も両親も気には留めませんでした」


 静電気とは物体、主に誘電体に電荷が蓄電または帯電している状態や、蓄えられている電荷そのもののことを指す。一般的には摩擦帯電によって生じる電荷のことを指して静電気と呼ぶことが多いだろう。


 本来は摩擦帯電も静電気現象の一つでしかないのだが、日常生活では最も身近で、主だったものがこれである。それ故、静電気が帯びるのは誰にでも起きることと言い換えれる。


「しかし、中学に上がる前に受けた能力検査での結果は陽性。ここで私が能力者になっていたことが解りました。そこで静電気は私の能力によるものだと、幼いながら悟りました。能力者になったことは両親にも告げられ、そのまま家に帰りました」


 能力は現在医療機関で検査可能で、ほぼ100%の確率で能力がやどっているか否かを判別出来るまでに至っている。能力が目覚めた時点で検査を受けることが出来、10歳までに目覚めることが多いので正確な診断を求めるものは中学に入る前に診断を受ける。


 能力に目覚めた多くは、演算領域に干渉するため自身が能力に目覚めたこと、自身の能力について大雑把に自覚することができる。これは大多数がそうであるが、中には干渉度が低く能力に目覚めてもすぐには認識出来ない子もいる。


 今回の場合、涼子はその少数派に属する。能力に目覚めたことを自覚するよりも先に能力診断を受けたことになる。中学の進路のこともあるので、原則的に中学受験前に能力検査を受けるように義務付けられている。遅かれ早かれ解るのは時間の問題だ。


「当時の私は能力が怖かった。テレビのニュースで見た能力者の事件が頭から離れなかった。そして私も彼らと同じ存在になったことが悲しくて泣きました」


「………」


 事実、世間からの能力者の扱いは酷いものだ。もちろん同じ人間なのだから、善人と悪人がいるのは必然。しかし世間はそれを良しとはしなかった。能力者は悪だ、とメディアを通して公衆へと広げていった。その結果、能力者は全員悪だという間違った認識を持つ民衆は多い。


 能力者に対する世間の目は厳しい。それは能力者になった子供を持つ親にも向けられる。能力者を産んだ親として蔑まれることも少なくない。その目に耐えきれなくなる親が子を見捨てる。その子達が能力孤児となる。


 能力者になった子供達の世話をするための中高一貫の教育機関が設けられたのは、子供だけでなくその両親に手を差し伸べるためであるとも言われている。同じ能力者の子を持つ親同士が切磋琢磨していけばいいだろうという計らいらしい。


 もちろんそれは表向きな理由で、本当は能力者となった子供達を監視することが目的ではあるものの、その目的を知った親御さんからは特に文句は出ないとのこと。そんなことよりも表向きなものが精神的な支えになっていることが起因しているのだろう。


 このような社会の風潮から能力孤児の数は少しづつではあるが、年々増えつつあるのが現状である。そんな子供達を見る施設も一定数あるが、お世辞にも全てを賄えるほどの数存在しない。


 この銀の弾丸でも真冬の意向で能力孤児の子供達の世話をしている。主にシスター達が面倒を見ている。しかし銀の弾丸と言えど面倒を見れる子供達の数も限られる。


「でも現実は無慈悲でした。私はその後施設に預けられることになりました。私が小学6年生のことです」


「あ…………」


 能力孤児だという告白からは想像ができた流れではあったものの、党夜にとって衝撃的なことであることには変わらない。やはり簡単には受け止められない事実。どちらかと言えば平穏な家庭で育った者からは想像もできないだろう。


 しかし党夜には既視感もあった。以前にも似たようなことを聞いたことがあった。だからこそ、より一層党夜は感情移入していた。拳を強く握りしめ、歯を食いしばっていた。


「これだけで私の心が砕けるには十分すぎるものでした。今思えば施設の人は良くしてくれたと思います。それでも私の心を癒やすものではなかった。能力者と関わりたくなかった私は一般の中学に進学しましたが、心を開くことができず。結果クラスで孤立し、学校には行かなくなりました」


 話しながら思い出しているのだろうか。涼子の顔色が悪くなるのを党夜は感じた。しかし党夜は止めなかった。涼子が苦しみながらも自分に打ち明けた過去と向き合おうと決めたから。


「それからは学校に行かない時間は街をブラブラして過ごしました。施設には学校へ行っている風に装っていたから。こんなのはその場しのぎでしかなかったんですけど。すぐに学校から施設に連絡が入り、施設の人に怒られもしました。しかし私は聞かなかった。両親でもない赤の他人に怒られる筋合いもない。その頃の私は思春期真っ只中の反抗期で、聞く耳も持たず施設の人を突き飛ばし、そのまま施設を出ました」


 よくある話と片付けることも出来る。漫画や小説に出てくる不良少年少女の過去話なんてみんなこんなものだ。党夜がこれまで読んだ本でもよく見た。


 それでも実際、現実の、それも目の前にいる人がそんな人生を歩んでいたら簡単に片付けてしまえるか。これまた人それぞれではあるが、党夜は出来なかった。出来るはずもなかった。


「この後は逆にトントン拍子でしたね。裏には裏があって、裏と裏は繋がり合って、裏と表は相反して。知らぬ間に裏の世界にのめり込んでいた私は、表とは決別させられて戻ることが出来なくなっていた。薬などに冒されてないだけ不幸中の幸いだったのかもしれないと思えますね」


 涼子は誤魔化す形で話を纏めた。裏の世界とは何なのか。施設を出た後に見た裏の世界は涼子の目にどのように映ったのか。涼子は党夜に語ることなく話を終えた。


(やっぱり悪党にはなりきれなかった。涼子さんの心は悪に染まらなかった。優しい人なんだよあなたは)


 党夜は涼子の気遣いに気付いていた。敢えて裏を伏せたのは党夜に裏に触れてほしくなかったという涼子の気遣いだった。コインと同じく表と裏は表裏一体。いつ表から裏返るか解らない。


 それでも涼子は党夜には表のままでいて欲しかった。自分を裏から表へとひっくり返してくれた党夜にはどうしてもあの世界に踏み込んでほしくなかった。涼子の無言の気遣いが党夜にとって嬉しくもあり、辛くもあった。


(もう少し俺に頼ってくれてもいいのに)


 決して口にはしない。自分はそこまで出来た人間ではないと自覚しているから。聞いたからといって涼子の抱えるものを自分が払拭してやれる自信がなかったから。涼子の力になってやれない自分がもどかしくて辛い。


「暗い話でごめんなさい。私を救ってくれた党夜さんには知っておいて欲しかった。私、七瀬涼子がどんな人生を送ってきたかを。党夜さんに私の問題を抱え込ませたくなかったけど、感謝の気持ちを伝えるにはどうしても聞いて欲しくて。矛盾してますね私………」


「そんなことないよ。涼子さんのこと聞けてよかったと思ってる。俺なんかじゃ力になれないかもしれないけど、涼子さんが困ったときは頼ってよ。俺なんかで良ければさ」


 救ったなんておこがましい。ただ目の前で苦しむ人に手を差し伸べただけだ。解ってはいるけれど素直にそう言われると嬉しいと感じるのはふつうではないだろうか。


「……もっと早く党夜さんに出会いたかった」


「俺もだよ。出会いとしてはあまり良くなかったし」


「ごめんなさい」


「そのことは何度も謝ってもらったし、俺自身気にしてないから」


「そうでした」


 ようやく笑顔を見せる涼子。出会った時とは別人だと涼子の変貌に初め党夜は戸惑いを隠せなかった。でも何度も会話をすれば解った。今目の前にいるのが本来の七瀬涼子の姿だと。涼子は心優しい女性であるのだと。


 二人の出会いは決して良いものではなかった。それでも二人は歩み寄ることができた。分かり合うことができた。それもこれも銀の弾丸という仲人がいたからこそ。それは二人も理解している。


 それでも、例えそうだとしても。女の子はそんなことはなしにして、助けてくれた男の子が運命の相手だと信じたいものである。女の子は誰もが一度は夢見る白馬に乗った王子様。涼子にとっては絶望の淵から手を差し伸べでくれた党夜は正にそれだった。


「こんな流れで申し訳ないんだけど、感謝の言葉は受け取ってほしいです」


 そう言って党夜の目をじっと見つめて涼子は感謝の念を伝えた。



「党夜さん、救ってくれてありがとう」



 涼子が口にした“ありがとう”には様々な想いが込められていた。過去の話に比べれば、短い言葉ではあった。だからこそそこには密な想いが凝縮されていた。党夜にもそれが伝わってきた。


「こちらこそ、ありがとう」


 党夜からの返事はこれだけ。それでも涼子には党夜の気持ちがしっかりと伝わったことだろう。党夜とって涼子もまたかけがえのない存在なのだから。


「えっ……!?」


 それだけで終わらない。党夜は向かい合って座っていた涼子に近づき強く抱きしめた。薄いネグリジェから直で伝わる涼子の肢体とそれに伴う熱。党夜と同じく風呂上がりらしく、涼子の艷やかな髪からふわりとシャンプーの香りが鼻腔を刺激する。しかし今の党夜にはそれらは効力を示さない。


「俺みたいなガキが生意気かもしれないけど。解ったような口を訊いて傷つけてしまうかもしれないけど。それでも言わせてほしい」


 一層抱きしめる力を強める党夜。それでも涼子痛めつけるわけじゃない、強く優しい抱擁。


「もう自分だけで抱え込むな。年下で頼りないかもしれないけど、涼子さんのためなら全力で応えるよ。それに俺じゃなくてもいい。姐さんや真冬さんだっていい。もっと仲間に頼れよ。もう俺達仲間なんだから」


 それにだ、と党夜は続ける。


「俺は絶対に見捨てたりしない。裏切ったりしない」


 党夜は誰とまでは言わなかった。言わなくても涼子は解っている。涼子を見捨てたのは言わずもがな、両親であり、組織であり。誰に責任があるかはこの際問題ではない。今この状況だけが真実で、涼子の心を傷つけた現実だ。


「だから涼子・・、折れずに生きろ。これから俺や銀の弾丸のメンバーと共に」


党夜・・………うんうぅっ……うわぁぁん」


 地下施設に設けられた居住階の一室で、一人の女性の涙が溢れる。塞き止められていた涙腺が崩壊し、嗚咽混じりに涼子は泣いた。党夜は涼子が泣き止むまで、胸を貸した。そして涼子の背中をそっと抱き寄せた。






読んでいただきありがとうございます

誤字・脱字などがありましたら教えていただけたら幸いです


第31話は土曜日18時投稿予定です

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