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バスケットボールと数学のテスト


楓花に頭を撫でてもらいたいと思った。


いや、先日のデートで撫でられたけれど。

しかも、抱きしめられながら。

それで十分じゃないかと人は言うだろうが、私が今思っている頭を撫でられることとは少し違うのだ。


デートでの“頭撫で”は、単にからかわれたのと変わらない。

どんなことを思っての行動なのかは分からないが、あれは私を恥ずかしがらせたいだけで純粋な“頭撫で”ではない。

純粋な“頭撫で”とは何かを成した時に発生するご褒美的なものだと私は考えている。

冷静になれば完璧に頭の悪い発想だが、気にすることはない。

どうも、あのデート以来“楓花中毒”とも言うべきものになってしまったらしい。


「おねーちゃん、ご飯できた?」

「もうちょっと待って」


大鍋で煮こまれた牛肉とごぼうをかき混ぜながら、千幸に返事をする。

我が妹は、私がここまで変な事を考えているとは全く思っていないだろう。


「何か手伝うことある?」

「あ、みそ汁の味見てくれる?」

「はーい」


間延びした返事と共に、千幸が戸棚から小皿を取り出し、みそ汁の味見をする。


「まー、こんなもんじゃない?」

「ありがと。じゃあ、進二達呼んできて」

「はーい」


今日の献立は、牛肉とごぼうのしぐれ煮だ。

牛肉とごぼうを醤油で煮た簡単な料理だが、これがご飯とよく合う。

加えてこのメニューの優れた所は、生卵をくぐらせて食べると、すき焼きっぽくなる点だ。

すき焼きを作るとなると資金面的に厳しいところがあるが、しぐれ煮だと高級な肉が必要ではない。

母親曰く、ささげ家伝統のメニューらしい。

ちなみに、私も大好きなメニューである。


「わー、すき焼きだー」

「すき焼きー」

弟達はこれをすき焼きと呼ぶ。

本人達は違いが分かっているのか知らないが、喜んでいるので多少の勘違いは目を瞑ることにした。

皆が幸せならそれでいい。


「なーなー、今日は楓花ねーちゃん来ないの?」

「来ないのー?」

「楓花おねーちゃんは今日忙しいみたいだから、来ないの」

「えー!!」

「えー」


弟達のやまびこを聞きながら、私は眉にしわを寄せてしまう。

私だって楓花に会いたいが、部活動が忙しいそうなので仕方ないのだ。

あと、そこまであからさまに不満を漏らされると、こちらも姉としてすごく残念な気分になる。


「あーあー、有栖ねーちゃんじゃあ不満か、弟達よ」

「別に不満じゃねーけど、せっかくテストで100点取ったのにさー」

「とったのにさー」

「お、凄いじゃん。100点」


千幸が横から顔を覗かせる。

進二達はドヤ顔だ。


「でも、100点と楓花おねーちゃんと何の関係があるの?」


私が首を傾げながら問うと、元気なやまびこが返ってきた。


「楓花ねーちゃんの手、すげぇ柔らけーんだもん」

「やわらけー!」


楓花は癖なのだろうか、少し親しければ誰だろうとすぐに頭を撫でる。

同級生の私でもためらいなく撫でるのだが、弟妹達だともっと遠慮が無い。

だから、進二達が学校で起こったことを話すと、すぐにえらいねーと言いながら頭を撫でる。

つまり、テストで100点を取ったのを楓花に自慢して、頭を撫でて貰おうという魂胆なのだろう。


「頭ならねーちゃんが撫でてやるぞー」

「えー、楓花ねーちゃんがいい!」

「ふーかねーちゃーん!」

「あんた達……」


そりゃ、楓花の方が美人だし柔らかいオーラあるし、あと胸のサイズとか色々劣ってはいるけれど、実の姉なのだからもう少しお世辞とか使っても良いじゃないか、弟達よ。

誰が、君たちの夕食を作っていると思っているのかね。

と、実際に口にしてしまうと凄く敗北感に襲われそうなことを考えてしまう。


でも、流石私の弟達だ、同じ親から生まれただけある。

楓花の手の感触の気持ち良さを知っているとは。

良いものを良いと知っていることは大切である。

別に教えたわけではないが、捧家の遺伝子が本能的にそうさせるのかもしれない。


こんなやり取りをしたから、余計に楓花の手の感触を楽しみたくなってしまった。

さっきまで考えていた通り、何かを成し遂げた時に。

群がる弟達を適当にいなしながら、明日の学校で色々な事で頑張ってみようと思う私だった。





苦手なことを上手く出来たら、楓花も褒めてくれるかもしれない。


そう思いついたのは、2時間目の体育の為に更衣室で着替えている時だった。

昨夜から、どうやったら楓花に褒めてもらえるだろうかと考えていたが、なかなか浮かんで来なかったのだが、ふとした瞬間にアイデアというのは生まれるものだ。

今日の体育はバスケである。

普段からジョギングをしているので、体力面に自信が無いわけではないが、私には球技の能力が絶望的に足りていない。


中でもバスケは不得意中の不得意だ。


フリースローは10回やって1回入れば良い方だし、ドリブルをすればボールが先に転がっていくレベルだ。

もっと練習をすれば上達するかもしれないが、部活と勉強と弟妹達の世話をやっていてはなかなか時間も取れない。

テレビゲームならば深夜にこっそり練習出来るが、流石に夜の公園に出向いてボールと戯れていては補導されてしまうだろう。


しかし、いくら技術が無かろうと、一生懸命やれば結果も着いてくるのではなかろうか。

人より倍動けば、ドリブルやシュートが下手でも何回かはゴール出来るに違いない。

動けば動くだけチャンスも巡って来るし、フリーでシュートを打てることも多くなりそうだ。

そんなことをこの前テレビで日本代表のサッカー選手が言ってた気がする。


楓花に褒めてもらいながら頭を撫でてもらう。

タオルを差し出しながら、褒めてくれる彼女の姿を思い描きながら1人、更衣室で燃えているのだった。



更衣室から出ると、すぐに先生の集合がかかった。

2クラス合同で行われる体育は、8つのチームに分かれてバスケの試合を行う。

私のクラスと楓花のクラスで4つずつのチームになるのだ。

最初にチームメイトと軽い練習をしてから、すぐ試合が始まる。

まずは、楓花のチームからだ。

私のチームは次の試合なので、審判や得点のカウントをしながら観戦する。

ラクロス部長である楓花は普段から運動をしているだけあって、他の生徒より格段に動きが良い。

5分という短い試合時間の中で、2本のシュートを決めた。


「小鳥遊さん、ナイスー!」

「さっすが、楓花ね!!」


クラスメイトから称賛される楓花を見ながら、私は違うことに気を取られていた。

いよいよ私の出る試合が始まるからだ。


楓花のチームは休憩で、コートの周りに座っている。

舞台は整った。

いよいよ始まる試合を前に、シューズの紐をキュッときつく結ぶ。

ちらりと彼女を見ると、笑顔で手を振り返してきた。


見ててね、楓花。

私、頑張るから。 


ホイッスルと共に、バスケ部同士のジャンプボールから試合が始まった。

とにかく人のいないスペースを見つけて、ボールを貰うことに集中する。

ちなみに、私の球技下手は同学年の中で割と有名な話なので、マークをして来る人なんていない。

これも逆にチャンスだ。

フリーに動けるのはありがたい。


「捧さんっ!」


位置取りが功を奏したのか、早速パスが回ってきた。

しかも、ゴールに近い場所である。

相手も不意を突かれたのか、私は完全なフリーの状態だ。

絶好のチャンスがいきなり巡って来たのだ。

宙を舞うボールは回転しながら私へと向かってくる。

あとはこのパスを受けて、シュートするだけだ。

バスケ経験者が投げたパスは受け手のことを考えた素晴らしいものだった。

下手くそな私でも難なくキャッチ出来る。

そのまま、ゴールに向き合ってシュートを放つ。


山なりのボールはリングへと一直線────


というのはどうも私の妄想だったらしい。

リングの遥か上、もっと上のボード上部にボールは当たった。

鈍い音をたてて、そのままこちらへと返ってきたボールは私の頭上を越えて行き、そのままゴロゴロと相手のゴール下にまで、まるで見えない何かに操られる様に転がっていった。

ボールを拾った相手チームの子が、そのままシュートする。

それを確実にゴールへと決めた。

点が入ったことによって喜ぶ相手チーム。

それを聞きながら穴があったら入りたいくらい惨めな私。


「あ、有栖、こっからだよ!」


味方が励まそうとしていることが凄く伝わってくる。

ドンマイと言ってくれるみんな。

それが逆に惨めに思えてくる。

しかし、私はこんなことで負けてはいられない。

1回の失敗でめげていてはダメだと、自分を鼓舞する。

何しろ、元々苦手なバスケットボールだ。

失う物なんて何も無い。


でも、このプレーを皮切りに、私のお笑いショーが始まってしまった。


とにかく動いて動いて、走って走るのだが、シュートやドリブルなど、ボールが絡んだプレーになると全てが上手くいかなかった。

事前に懸念していた通り、シュートは全部外し、ドリブルはすぐに奪い返されたり反則を重ねたりと失態続き。

最後には、誤ってボールの上に乗ってしまってバランスを崩し、派手に転けてしまう始末。

終わってみれば、私が足を引っ張りまくったせいで試合は大敗。

挙げ句、楓花に褒められるどころか、励まされてしまう結果となった。




「ありやんはやっぱり球技ダメだねー」

「ありやん言うな」


私のことをそんな変なあだ名で呼ぶのはこの世に1人しかいない。

同じクラスの赤羽根未来だ。

更衣室のロッカーが今日たまたま隣になったので、私は彼女の相手をしなければならなかった。

正直言って、私は彼女が苦手なのだ。

何でも見通したような喋り方やいつも余裕たっぷりの態度は私の心を全て筒抜けにされているようで、得体のしれない恐怖が襲ってくる。

大人っぽい雰囲気のどちらかといえば男性に近い性格で、楓花とは違うタイプの、正直羨ましいほどの美人なのだがどうも親しみが持てない。

彼女はこちらに対してフランクな態度で接してくるが、こちらとしては肩の力が入ってしまうというか、警戒姿勢を解けないのが困る。

街でチャラチャラした男に声を掛けられた時の面倒くささに勝手が似ていた。

しかも、今日はさっきの失敗もあってか、余計に相手にしたくない。


「でも、何であんなに張り切ってたの? もしかして、ふぅちゃんがらみかい?」

「うるさい」


ふぅちゃんとはもちろん楓花のことだ。

これも彼女しか使っていないあだ名である。

楓花自体は笑顔で流しているが、私としては何故か気に入らないというのが本音だ。


「あってるみたいだね」


片方の口角を上げて、彼女はニヤリと笑った。

こうやってすぐに私の心を読んでくるから苦手なのである。


「未来には関係無いでしょ」

「まーそうだけど」


まぁ頑張れ、と勝手なことを言って彼女は出て行った。

未来の相手をしていたので、気付けば更衣室にいるのは私だけになっている。

早く着替えないと、悩んでいる間に次の授業が始まってしまう。

手を動かしながら、しかし悩むことも止められない。

あれこれ悩んでしまうと際限無く続いてしまうので、考えを巡らせるのは着替え終わるまでと決める。


今日は、そんなにも張り切っていたのだろうか。

未来のことだから私をからかっただけかもしれないが、考えてみればあれだけ必死になっていたら誰か気が付くかもしれなかった。

直接言ってきた未来以外にも、変に思う人はいたのだろうか。

でも、私はまだ楓花に頭を撫でられることが諦めきれていない。

1回失敗したくらいで諦めるなんて私の性分ではないのだ。

まだまだ今日は長い。

何とかチャンスを見つけたいところだ。


そこまで考えたところで制服に着替え終わった。

よし、思考は前を向いている。

上手くいって頭を撫でられるチャンスが訪れた時に、汗臭いと嫌なので最後の仕上げとばかりに清汗スプレーを振る。

この前のデートを振り返ると、抱き締められながら撫でられる可能性も充分にあるからだ。苦手なバスケを頑張り過ぎて汗をかいたので、神経質になって良いくらいである。


「…………」


つい、あの時の柔らかさを思い出してしまう。

押し付けられた豊満な胸の感触や背中を優しく撫でる手。

そして、体全体を包み込む楓花の空気────私は完全に骨抜きにされていた。


「はずかし……」


ふと、更衣室にある鏡に顔が写った。

あの時、私はどんな表情をしていたのだろう。

きっと弟妹たちや後輩たちには見せられないような惚けたものだったに違いない。


「あれ? でも楓花には見せても大丈夫?」


よく分からない。

確かに恥ずかしくて堪らなかったのだが、嫌悪感は無かった。

抵抗感が生まれないどころか、受け止めてくれる安心感のような感情があったのだ。


私の中で楓花の立ち位置はどこにあたるのだろう。


落ち着くだけなら弟妹達や両親もそれに該当するのだが、楓花は少し違う。

他の友達とも違う存在であることは間違いなかった。


「って、また悩みはじめちゃった。いけない、いけない」


悩むのは着替え終わるまでと決めたのだ。

このまま続けていると本当に次の授業が始まってしまう。

ドアのすぐ横に取り付けられているかごの中の鍵で更衣室の施錠をして、それを職員室に戻しに行く。

最後まで更衣室にいた生徒のする仕事だ。

3時間目はなんだっけと思い出しながら、私は更衣室を後にした。




「ぬわー、次は数学かー」

「しかもテスト返ってくるってー最悪!」


結局、何の授業が思い出せずに教室に入ると、ドア付近に座っているクラスメイト達がそんな話をしていた。


「……そうだ」


それを聞いて私は閃いた。

何も苦手なことで結果を出す必要は無い。

体育で活躍するというのは私にとって難しすぎることであって、いくら頑張ったところで、良い結果が出る可能性は低いわけだ。

だが、それが得意なことならチャンスが大きい。

勉強、特に数学は得意なことの1つだ。


テストというのは単なる小テストではなく、授業をまるまる1時間を潰して行われた本格的なものだ。

白百合学園は部活に力を入れているが勉強もないがしろにしない。

だから中間・期末テストだけでなく、普段の授業でも定期考査と変わらない内容と規模のテストが行われる。

小テストと称されたそれは、大体が抜き打ちで行われる為に大量の追試犠牲者が出ることが白百合学園の名物であった。

しかし、自分で言うのも恥ずかしいが、私はこの小テストにおいて高い点数をキープしている。

今回のテストもそれなりに自信があった。

90点台に乗っている可能性も十分にある。

自らの席に座って教科書とノートを机の上に出すと、目を閉じてこれからのことをシミュレーションする。


テストが返されて、昼食を誘いに行くことと兼ねて、楓花に見せる。

これで褒めてもらいながら、頭を撫でてもらえる。


我ながら完璧な流れだ。

チャイムが鳴って、男性の数学教師が教室に入ってくると手に持った紙の束にクラスの空気が一気に暗くなるのが分かる。


「じゃあまずお待ちかねのテスト返すぞー」


クラスから悲鳴が聞こえた。

全然待ちかねてないよー、と文句が飛んだ。

うるさいぞー、と言いながら先生がテスト返却を始める。


「赤羽根ー、海野ー」


いつもは低い時以外はあまり気に止めないテストの点数だが、今回ばかりは気になる。

褒めてもらおうとするならば、最低でも90点は欲しい。


「小林ー、捧ー」


先生から名前を呼ばれ、少しドキドキしながら前に取りに行く。

深呼吸をして、中身が内側に折られた答案を開く。


恐る恐る返却された答案を見ると、95という数字が輝いていた。


「やった!」


軽く右手でガッツポーズ。

これで楓花に褒めてもらえる。

私は喜びを抑えることに必死だった。

先生が解説だとか追試の説明だとかを始めるが、1つも耳に入ってこない。

クラスメイトの悲鳴も聞こえなかった。


テスト返却が終わり数学の授業が始まっても、話を全く聞かずにただ板書をするだけで、楓花に撫でられることの想像が頭の大半を占めていた。

時計を何度も見ながら、ことあるごとに嬉しさで立ち上がり大声を出したくなることを我慢した。

昼休みが始まるまであと1つ授業を受けなければならないことが苦しいくらいだ。

それだけ、私は浮かれていたのだ。




ようやく4時間目が終了した時、いつも聞き慣れているチャイムが祝福の歌の様に明るくて弾んだ音楽に聞こえた。

私はお弁当包みを持って4つ折りにした答案をポケットに入れると、楓花のクラスを目指し立ち上がる。

昼休みの弛緩した空気は皆が楽しそうだったけれど、私が一番ではないだろうか。

いつもは絶対にしないスキップで、楓花を訪ねる。


「──さん、やっぱりスゴい」

「流石、──さん!!」


笑顔で隣のクラスの中を覗くと、何やら騒がしい雰囲気だった。

窓側から2番目の一番前の席に座っている楓花の周りに何人かの生徒が集まっている。


「あ、有栖ー」

こちらに気が付いた楓花が手を振ってくる。

それに誘われるように楓花へと近付けば、騒がしかった理由が嫌でも分かった。

騒ぎの原因は楓花の手に握られている答案だ。


「きゅ、98点……」


私が95点だったテストで、楓花は98点を取っていた。

4時間目の授業が数学だったのだろうか。

楓花の頭の良さは有名だから、誰かが見に行ったのがきっかけで人だかりができたところか。


「えへへー、有栖褒めてー」

「う、うん、すごいね」


授業中に思い描いていた景色とは全く逆の結末になった。

期待に膨らんだ風船が、萎んでいく。

ポケットにある答案は、さぞかし寂しそうにしていることだろう。


楓花のよく手入れされた髪を撫でながらニコニコと笑う彼女を見て若干の幸せを感じながらも、私は心の中で大きな溜め息を吐いた。


投稿間隔が空いてしまい申し訳ございませんでした。

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