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『ダイエット』という結界はすぐに破られる。

友人の攻撃魔法は『唐揚げポテト!!』

掲載日:2025/09/22

ダイエット頑張ってる人は頑張ってね


「ダイエット」という名の結界を、私は再び張った。

 絶対に破れない最強の結界。


 どっからでもかかってきなさい。


 次の友人の結婚式までに3キロ痩せるという、崇高な理想があるのだから。


 もしかしたら、そこで素敵な出会いがあるかもしれない、そんな甘い期待を胸に秘めていた。

 だが、友人が悪魔の囁きでその結界を揺らす。


「大事な相談があるの」


 悲しげな声に、断る理由を探すことすらできなかった。


 待ち合わせの居酒屋。

 友人の別れ話に、カロリーの少ないハイボールと、冷奴と枝豆でしのぐ。これが、今日の私の限界。そう決めていた。


 しかし、2杯目のハイボールを飲み始めた頃、友人が悪魔のメニュー、唐揚げとポテトを注文する。


「あなたも食べて」


「あたし、ダイエット中だから」


「そんなこと言わずに、1個くらい大丈夫だよ。ここの唐揚げ、本当に美味しいんだから」 


 ……じゃあ、1個だけ。


 その唐揚げは、揚げたてで外はカリッと、中はジューシー。

 シンプルな味付けに、ほんのり香るニンニクが食欲を刺激する。


「これ、何個でもいけるよね」


 友人の言葉に、私はただ「確かに」と頷くことしかできなかった。ハイボールとの相性が悪魔的。


 ああ、結界が…。

 私の崇高な結界が、あっけなく音を立てて崩れ去っていく。


友人が…


   「次、何飲む?」

        

         という呪文を唱えた。……


 無邪気な呪文は私を誘惑の奈落へ引きずり込む悪魔なのか?。

 それとも、高ぶる気持ちを天国へといざなう天使なのか?。

 結局、私は自分で友人に聞いていた。 


「〆はどうする?」 


 もはや結界は跡形もなく消え去り、そこには食欲という本能に忠実な私がいた。

 理性のかけらもなく、私はもう、誰にも止められない。



あぁあ 〆はラーメンです。

と思ったら高評価で!

私はギョウザとラーメンです。

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