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~プロローグ~ 超常現象を操る者たち3

今回から少し長くなります。

【8月31日】

〜12時30分〜


【超能力課】

「戻ってきたぞ、写真撮ったから見てくれ」

「新木ただいま戻りました、写真の確認お願いします。」

加崎と新木はひと通り現場の写真を撮り戻ってきた。


「加崎さん、新木くんお疲れ様です。」


「新木、元気なくなっちまったか、まぁ無理もないな、死体ってのは中々慣れないもんだしな」


現在は係長不在のようで、(やなぎ)さんと高良(こうら)さんが撮ってきた写真を見てくれた。


まずは、死体が積まれた写真について。


「なるほど、中々酷いですね。新木くんを現場に迎わせなかった方がよかったでしょうかね」


「いや、俺らの仕事じゃ、これは日常だ慣れろなんて言いたくはないが慣れてもらうしかねぇ」


「でも新木、初めは吐きに行ってたけど、最後には覚悟決めた顔してきて戻ってきたな、よくやった」


「今度からは、もう現場から目を逸らさないようにします」


2枚目の写真、3枚目の写真と順番に見ていく。

そして最後の写真と額縁に入った写真を見せる。


「まさか、、、そんな、、、、」

「おいおい、マジかよ、冗談はやめてくれよ、なんで新しい能力者がい るんだよ」

「最悪続きにもう一つ、恐らくだが、この能力者は、概念能力者だ。」


全員が何も言えずにいると、超能力課の扉が開かれた。


「ただいま戻りました、皆さんお揃いのようですね。」


入ってきたのはシルクの様な銀髪に海の様に澄んでいる様な碧眼、170を超える高身長の女性の千蔵(せんぞう)アイリ室長だ。【2人目の主人公】


超能力課のプロローグはここでおしまい。

時は少し遡り、僕の話になる。


【主人公達】

【8月31日】

10時半


「あーあ、またバイトクビになっちゃったよ」

今回で6回目のクビだ、またお皿を割りすぎた、明日からどうしよう。

僕、双海司(ふたみ つかさ)は、今日5回皿を割ってアルバイトをクビになった男だ。

我ながら情けない、言い訳になってしまうが最近よく視界が二重に見えてしまうことがある、そしてその時には酷い頭痛をついてくる。

医者に診てもらっても、理由はわからないらしい。


「新しいバイトどっかにないかなー」

普段歩かない道をぶらついていると、一軒の喫茶店を見つけた、なんとなく入ってみることにした。


カランコロン


「いらっしゃいませ、カウンターにどうぞ」

白髪に白髭を生やした、いかにも喫茶店マスターと一人の女性が座っていた。

僕はなんとなく、その人の隣に座った。

僕が隣に座るとその女性は、にこりと笑った。


「こんにちは、浮かない顔をしていますが、どうされましたか、私でよければ話を聞きますよ」

その女性は優しそうな笑みを浮かべながら、コーヒーを一口飲んだ。


「いや、その仕事は私の仕事ですよ!喫茶店のマスターたる、私の楽しみなんですよそれ!」

喫茶店のマスターは、さっきまでの落ち着いた雰囲気はどこへやら、多分素が出ていた。


「いや、失敬取り乱しました、お客さん、それで悩み事とは。」

マスターは会話の主導権を無理やり握った。

意外と面白い人かもしれない。


「えっと、今日バイトクビになってしまって、今月で6回目なんです、明日からどうしようか迷ってて。」


僕がそう言うと、女性は笑みを続けたまま話し始めた。


「そうでしたか、それは大変でしたね、誰にでも失敗はあります、次に活かせばいいんですよ、ところで私の元でアルバイトしてみませんか?」


急にバイトが見つかった、だがあやしすぎる、どうしようか迷っていると、女性が急にカウントダウンし始めた。


「10...9...8...7...6...5..4...」

「やります!」

咄嗟に言ってしまった。やばいかもしれない、と思ったがもう僕には後がなかったので、やるしかない。


「決断力がある人は素敵ですよ」


「それで何をすれば、良いんですか?」


「超法者の子供の保護に協力して欲しいんです。」

超法者ってあれだよな、超能力使える人だよな、、、ってやっぱりヤバいバイトじゃん!

僕は後悔したが時すでに遅く、返事をしてしまっていた。


「アイリさんも人が悪いですね、内容の前にやるかどうか決めさせるなんて、」


「こうすると、大体受けてくれるんですよ、特に職に困ってる人間は」

綺麗で優しい人だと思ったけど前言撤回、悪魔かよ!


「悪魔かよ!」

声が出ていた。


「ある意味ではそうかもしれないね、私も超法者だからね」

なんと言ったんだこの人は、超法者だと、そんなわけがない、超法者はそもそも、国からの許可なければ自由に外にすら出れないと言うのに。


「で、話の続きだけれど、その子供は性別は女、能力は概念能力者だ、あと記憶がない」


「まって!待ってください!、あなたの能力の事まだ書いてないですよ!」


「言うわけがないだろう、初対面の人間に、自分の急所を見せるようなものだぞ、君もしかしてバカかな?」

アイリと呼ばれていた女性は微笑みながら罵倒してきた。

「もう、いきなり情報量が多すぎて意味がわからないとりあえずメモに整理させてください。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

メモ


・アルバイト内容 人探し


・依頼者はアイリと名乗る女性、超法者の可能性あり


・探し人は超法者で女の子、概念能力者、記憶無し。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


とりあえずこんなところか、怪しいにも程があるけどもうこれしかない、七度目正直でやるしかない。










その5でプロローグは終わります、残りの2話をお待ちください

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