~プロローグ~ 超常現象を操る者たち2
〜超能力課〜
10時半
「新木急いで現場の状況を見に行くぞ!奴らはもういないだろうがな、、」
「わかりました!加崎さん、最悪ですね、超法者の中でも発見次第に抹殺指定の根源能力者ですか」
「まさか礼次郎が出張ってくるとはな、ババを引いちまったよ」
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超能力課ファイルNo.1
〜超法者〜
通常不可能を事象を起こす、または事象自体を捻じ曲げる能力を持つ者。
超法者の中にも位があり、上から
【根源能力者】
火、水、風、土の4種の根源能力を持つ者。
能力を応用し、噴火、津波、台風、地震を起こすことができる。
基本的に災害を引き起こすとされ、発見次第、抹殺を
義務付けられている能力者。
◼️◼️◼️◼️である。
【概念能力者】
基本4種以外の概念を操る能力者、根源能力者の能力ほどの応用は効かないものの、危険な事には変わりない。
こちらも発見次第、抹殺を義務付けられている。
ただし、政府に能力を開示し、その力が利になると判断されれば、政府の監視下で働く事が許されている。
【物質能力者】
能力に明確な規定があり、能力以上の発展はしない。
主に身体強化や、硬化などがあたる。
こちらは、能力が発現次第、申告をすれば通常の生活を送れる。
【超能力者】
上記以外の申告の必要もないほど、微弱な能力。
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加崎と新木が湾岸署に到着した頃にはもはや原型を留めていない人間だったものと、炭になった警察署があった。
「こりゃ酷いな、、礼次郎のやつがここまでやるなんて明らかに何か消したいものがあったんだろうな。」
「うっ、、すみません少し外します、、、」
「俺は先に検証してるから、少し休んでからこい」
無理もない、こんな死体の山みたら常人ならトラウマになる、新木が戻る前にあらかた済ませてやるか。
「にしても、やってくれたな礼次郎のやつ、まるで芸術とも言わんばかりに死体を並べやがって、ふざけんなよ」
まだ熱い地面を踏みしめながら歩いていると、額に入った、写真が落ちているのに気づいた。
「なんだこれ、って!礼次郎と子供達の写真だと」
写真には、礼次郎と7人の子供が写っていた。
「スキルズの奴らの写真をなぜこんなところに、それに真ん中の子供は見たことがない、誰なんだ。」
真ん中に椅子に座っている、一人の子供を囲むように礼次郎と他の子供6人が立っていた。
「まるで家族写真じゃねぇーか、ふざけやがってなんのつもりなんだよ!」
写真の額の裏に何か書かれていた。
【私の新たな生徒の初の授業を見てくれたまえ】
カッとなった頭を冷静に戻し、辺りを見合わすと、違和感があった。
「なんだこの違和感、何か違うような、何が一体違うんだ、考えろ」
考えていると新木がまだ顔色が優れないが覚悟を決めた顔で戻ってきた。
「先輩すみません、もう大丈夫です、現実を受け入れる覚悟はできました」
「そうか、じゃあこれを見てみろ」
新木にも写真を見せようとしたその時
「先輩、なんで警察署の文字が反転してるんですか?」
「なんだと!」
警察署の看板を見ると黒くなっていたがギリギリ読めるが、文字が反転して鏡文字になっていた。
「なんでこう悪運だけは強いんだ、」
「まさか、これって、、」
こんなにわかりやすかったら誰でも気づいちまうよな。
「ああ、そうだ、新たな超法者だ、それもとびきり
強力な、、、、、概念能力者だ。」




