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この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。

地上は滅んだ ~蒼然の警部~

作者:武田瑞穂
 2028年7月25日、地上は滅んだ。

 その日、太陽の表面でスーパーフレアが発生した。通常の太陽フレアの1000万倍のエネルギーをもつスーパーフレアは地球のオゾン層を一瞬で消滅させた。それにより地球の表面には強力な殺戮光線である超高光度UV‐Cが降り注いだ。超高光度UV‐Cは屋外に存在する全ての動植物を焼き殺した。

 アトランタも、当然この惨劇の例外ではなかった。スーパーフレアが発生したとき、アトランタ市内で陽の光を浴びる環境にいた全ての人々が、超高光度UV‐Cに焼かれて絶命した。
 地下鉄、アトランタ首都圏高速交通局(Metropolitan Atlanta Rapid Transit Authority)〝MARTA・マルタ〟の駅構内にいた者は、運がよかったと言えよう。
 超高光度UV‐Cの猛威から逃れることができた命ある者たちは、地下鉄マルタ内での生活をはじめた。当初、地下鉄マルタで繰り広げられたのは、苦難に満ちた生存競争だった。だが人々の生活は、少しずつ安定していった。
 人間は社会の構築を欲する生き物だ。やがて、地下鉄マルタの住人たちは、自治政府を樹立させた。

 スーパーフレアの発生から21年が経過した。


※「カクヨム」さんにも掲載しております。
第1章 斧の魔物
1-1
2024/09/06 10:22
1-2
2024/09/08 10:12
1-3
2024/09/10 09:16
1-4
2024/09/11 07:59
1-5
2024/09/12 08:04
1-6
2024/09/14 08:20
1-7
2024/09/17 08:34
1-8
2024/09/19 07:59
1-9
2024/09/21 08:36
1-10
2024/09/24 07:59
1-11
2024/09/30 11:12
1-12
2024/10/02 08:05
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