表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

  

  

「はいっ、こんばんはー。ミナトでーす」

「こんばんは。長地です」

「今宵もね『ラヂオ聞く怪?』始まりま~す」

「はいはい」

「初聞きさんのために毎回言うんですが、この『ラヂオ聞く怪?』、怪異の()と、聞くかい? と言う問いかけのかい(、、)をかけてますぅ――」

「くすくす」

「何笑ってんですか? 長地さん」

「別に笑ってませんよ。だっさいダジャレだなとかなんて思ってもいませんし」

「笑ってるし、思ってるじゃないかぁ――って、ま、いいんだけどね――

 で、この『ラヂオ聞く怪?』、リスナーからハガキやメールで投稿された実際の恐怖体験を、読んで聞かせるっつう番組でっすう~

 今回テーマは、そのものずばり『ラジオ』ってことでですね、先週から募集してたんですけど、結構あるもんですね~」

「あーさっきハガキ読ませてもらいました。このブースに座ってんの怖くなるやつありましたよ」

「え、そうなんすか? どれ? どれ?」

「ミナトくんが怖がるといけないって、ディレクターがボツったらしいです」

「ええー逆に怖いぃ」

「というわけで、そのハガキ投稿してくれた方、申し訳ないです。記念品は贈らせていただきますんで、ご容赦下さい」

「えー、ま、いっかぁ。

 じゃ、一通目いきま~す」

「はいはい」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ