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恋桜の魔法  作者: 星月
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石神悟史

「見知らぬ人間を何故庇った。今救急車呼ぶから待って」

 「俺は助からない。だから伝えたいことがある」


 石神悟史は、最後の力を使って何かを伝えようとする。


 「彼女のこと、愛してるか?」

 「愛してるぞ。これ以上話すな。死ぬぞ」


 そこへ美春はこちらに急いで移動する。


 「美春救急車と、警察に頼む」


 話を続ける石神悟史


 「それなら良かった。彼女等にいろんな事件ことがあったのは、理解してるか?」

 「今さっき聞いたから、わかる」


 すると石神悟史は、一通の手紙と(かぎ)などを渡す。

「俺の借りてるマンションの鍵に、手紙は美春に渡してくれないか?パソコンのパスワードは、2005425でパソコンが開くと事件というファイルがある。そのロック番号は」


 石神悟史は、咳払いをしまた話しかける。

 「20170305で開く。これで最後だ石神悟史は、雪島美春の実父」


 そうやって、石神悟史は、息を引き取って(ひど)く悲しむ俺。そこへ、家主である青島広幸ではなく女性が開ける。

「悟史君どうしたんだい。そしてこの状況は?」


 そこに呼び出し音が響きわたる。青島広幸は開けると薪と数人の警察官の姿があった。そして警察官達は、石神悟史に手を合わせ仕事を始める。そして薪が話しかける。


 「山西君、石神悟史さん何か言ってませんでしたか?」

 

 石神悟史が、娘との、思い出の名前である雪島悟史をずっと隠し、生活をしていた美春の父の気持ちを、大切にしようと、思う。


 「家の鍵と、美春に手紙を渡して欲しいと、言っていた。後は以上だな。そういえば石神さん何か言いたそうなことあったから、依頼頼みたいから、話したいから待って欲しい」


 俺は薪巡査部長にお願いすると、青島広幸の妻らしき女性が口を開ける。

「紹介忘れました。青島安絵(あおじまやすえ)です。起きたことを話したら、すぐに解放します」


 俺は石神悟史の正体など全て話をする。

「話をまとめると、石野がチャイム鳴らし、山西君が開けると、石野が目の前にいた。そして戦いになる。そして石神悟史さんが、山西君を庇って死亡したで、合ってるかい?」

 「はいその通りです。俺等も罰せられるのですか?」


 すると薪は首を横に振る。そして話が終わった。

 「薪巡査部長すみませんが、後は任せて構わない?」

 「了解です。警部」


 青島夫婦の車に乗り、石神悟史が一人で、住んでいた立派な一軒家の前にいる。

 「ほぇー、石神さんの家立派ですね」

 「美春ちゃんの気持ちわかるわ。3階建てに、広い庭……あっ少さな池がある」


 俺等は鍵を開け、家の中に入ると、やっぱり高級感溢れる構築だった。そしてリビングに入ると、テーブルにはパソコンが置かれていた。そして石神悟史本人から聞いた番号を打ち込むと、パソコンが開いた。

 そうやって事件と、書いているファイルも開ける。次の瞬間目を疑ってしまう。それは石神が殺した、石野竜夜のプロフィールや職業犯罪歴など個人情報だった。

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