夏恋の思い出
「春季君、久しぶりですね。優菜ちゃんなら安絵さんと一緒にいるわ」
「雪島さん久しぶりです。優菜のためにいろいろありがとう。恩にきるよ」
「では行こう」
雪島美春と、共に加島優菜を迎えに行くとそこには、二人の女性が待っていた。
「春季君久しぶりです」
「青島さん久しぶりです。優菜も久しぶりだな」
「そうですね。先輩、青島さんと美春さんいろいろありがとうございました」
そうやって俺は、5年振りに彼女である加島優菜に会った。
「今から何処に行くの?春君」
「もう少しで着くから、ゆっくり休んでたら」
優菜にとって、思い出の研究所へ着くと男性と女性の二人が墓の前で、手を合わせているのがわかる。俺達が車から降りると男性が話しかける。
「山西君、ここまで連れて優菜を呼び出してくれてありがとう」
「気にしないで下さい。それにこれは彼女である優菜の幸せに繋がると思います」
そして加島優菜の母親と父親は、一度見捨てた優菜を強く抱き締める。
「私は貴方達を許さないし、親なんて、思ってないし嫌いだけど、産んでくれたことだけはありがとう」
そうして、加島礼柰が眠るお墓に皆で手を合わせそして、夏恋の思い出になった




