表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

【第1話】 E=mc2

1905年、スイス連邦の首都・ベルン。


若き天才物理学者、アルベルト・アインシュタインは、後に特殊相対性理論と呼ばれる幾つかの重要な論文を発表した。


特殊相対性理論には、いくつかの重要な論点があるが、その内の一つが質量とエネルギーに関する単純な法則であり、それを数式で表現したものが、世界でもっとも有名な数式とも言われる「E=mc2」である。


特殊相対性理論において、質量とエネルギーに関するアインシュタインの結論は非常に明快だ。


「エネルギーは質量×光速度の2乗に等しい」


すなわち質量(mass)はエネルギー(E)であり、エネルギー(E)は質量(mass)である。


しかも両者には一定の法則性があり、数式で表現する事が出来る。


この結論は正しかった。


そしてこれは20世紀の理論物理学史上最大級の発見であり、ニュートンによる万有引力の発見に匹敵する大発見でもあった。


アインシュタインは、この時わずか26歳。


驚くべき事に、当時の彼の本職は物理学者ではなく、スイス特許庁の職員であった。


そしてこの大発見が、やがて人類に福音と災厄の両方をもたらす事になる。

次回は12月6日(金)20時に公開予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ