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異世界サバイバル ~チートって何?美味しいの?~  作者: ハニービー
異世界を新装備と共に
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前回分、半分寝ながらの投稿&消えた下書きとごっちゃになり、意味不明の下りが有りましたので修正いたしました。


 知らない天井・・・

 お約束ですね!天井なんてありませんけど!


 さあ、異世界二日目です。夢オチじゃなかったのが激しく残念ですけど。て言うかほとんど眠れてませんけどね!

 もう体バッキバキです!夜中ずっとなんかの動物がうろつき回ってる音がしますし、寝床はチクチクするし、足伸ばせないし、寒いし、お腹減ったし、昔の記憶がフラッシュバックするしでもうなんか変なテンションです!


 なんかこのテンションで歩き回ったら致命的なミスをしそうな気がします。落ち着くためにも出歩かずに何か作業しましょう。

 時刻は朝の五時。薄明かりでもうすぐ夜明けです。とにかく今日の予定を立てます。

 食料の確保とバスへの帰還。出来れば昨日できなかった火起こしもしたいです。

 第一優先課題は食料です。もうお腹ペコペコです。

 昨日の川原に行って、何としても魚をゲットします!ではその為の準備を始めましょう!

 

 最初に手を付けるのは昨日集めた蔦です。これを何とか編んでロープを作りたいです。

 両の掌に挟んでゴシゴシこすって表皮をはがし、中の繊維だけにします。両足で挟みながら引っ張って縒り合わせ繋げていき、ある程度の長さの物を三本程作り、さらにそれを三つ編みの要領で編んでいきます。

 一時間程で四メートルくらいの紐が完成しました。ロープほど太くは無いですが、そこそこ耐久力のある紐です。五ミリぐらいの太さですが、僕の体重を支える程ではないでしょう。

 あ、因みに僕は百七十センチの五十六キロです。中肉中背、何の特徴もありません。どこに出しても恥ずかしくないくらいのモブです。


 続いて三メートルの木槍の加工です。

 まず木の皮を剥がします。半日置いたせいか、もともとの性質なのか、拍子抜けするくらい簡単にぺりぺりっと剥がすことができ、表面も磨いたようにツルツルです。

 先端の部分を一メートル程切り取り、ゴブナイフを当てて、縦に真半分に割ります。繊維質が強いようで、これも竹みたいに自分から割れてくれます。半分に割った両方共、角の尖った部分の面取りをし、滑らかに加工してとりあえず放置。

 今度は木槍の先端を尖らせて杭のようにします。持ち手が少し太くて重いですが、耐久力を考えるとこれぐらいの方が安心できます。長さも二メートルくらい。充分とします。


 さて、時刻は午前八時前、三時間近く座ったまま作業して、さらに腰も背中もバキバキです。足も昨日の森林全力マラソン&激流スイミングのせいか、ウルトラ筋肉痛です。

 寝ていたのは樹上三、四メートルの場所ですが、一番下の枝から地上までは二メートルちょっと、枝にぶら下がってズルズルとゆっくり降りたはずなのに見事に尻餅をつく体たらく。


 僕こんなのでやっていけるの?


ボケとサバイバルって難しい!

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