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異世界サバイバル ~チートって何?美味しいの?~  作者: ハニービー
異世界を厨二病と共に
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 雪も少しづつ融けてきて、日差しも暖かくなり、気の早い草花は雪の間からもう可愛い花を咲かせています!


 考えてみればクリスマスも大晦日もお正月も、全くなんのイベントも楽しんでいませんが、暦が判らないので仕方ありません。


 まあ、元々クリスマスなんてものもいい加減極まりない物らしいですしね。

 実はキリストの誕生日は判らないらしいですね。聖書のどこにも書いてないのだそうです。それを気にした大昔のお坊さん達が、「それってまずくね?」と言い出し、「どっかの土着の信仰で12月25日が何かのイベントみたいだからそれで良くね?」となり、「じゃ、そゆことで・・・」となったのが始まりだそうです。

 サンタさんも元をただせば全く違う宗教というお話ですし、キリストもアラーも家系図辿ればいとこ同士ですし、ユダヤ教とキリスト教の聖典は同じですし、もうあの辺の事情はホントに混沌としてますよね。

 ※諸説あります





 この冬は色んな事を頑張りました。

 家のリフォームもしましたし、筋トレにも励みました。重傷を負い、狩りが出来ないロン毛雪豹の代わりに毎日獲物を獲ってそっと巣穴の近くに置いたり、ネイと一緒に物作りに子造りに・・・

 残念ながらネイに妊娠の兆候はありませんが、帰ったら続きをしますんで、諦めないでね!

 そう、帰ってきたら・・・


 僕にとってはネイと二人、お腹一杯ご飯が食べられて、暖かいベッドでゆっくり眠れるだけで毎日が幸せ一杯ですからそれで満足。


 なんですけど・・・


 喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもんです。

 僕、こう見えてなかなかアクティブな性格でして、学生の頃もよく一人で旅行に行ってました。

 放浪癖が有るとまでは言いませんが、休みの日はウロチョロ出かけるのです。

 考えてみれば、この世界に迷い込んだのも一人で温泉バスツアーに参加したからでしたよね。なんだかとっても昔の事のように思えます。


 前回、あれだけ死にそうになったと言うのに、また出かけたい・・・


 今度の遠征は悠久盆地エタニティベイスン

 今回はさすがにネイは連れて行きません。ネイもそれは判ってくれています。


 二人で協力する方が生存率を高める場合が多いでしょう。それは判ります。

 しかし、悠久盆地エタニティベイスンのなだらかな、そして呆れる程スケールの大きな未到地を行くには出来るだけ身軽な方がいいと思います。あの遮蔽の無い広大な草原で少しでも目立たなくするには、やはり二人より一人です。



 で も そ の ま え に


 いくら冬中筋トレに励んでいても、勘を取り戻すためのリハビリは必要です。

 新装備の実地訓練や、長期遠征の問題点のあぶり出しのためにも行っときましょう。

 

 もはやお馴染みとなった巨人洞窟ゴライアスケイブのダンジョンへ!!



 それに魔晶石はともかく、魔石は消耗品です。親蜘蛛の魔石は一冬を越しても未だ輝きを失いませんが、小さな魔石はデスペアパイセンの角の実験や、その他の検証実験で少し目減りしています。

 まだ大量のストックは有りますが、収納に困る物ではないですし有り過ぎて困る物でもありません。

 

 聖銀先生ミスリルスライムの核とゼリーのストックも底を尽きかけていますので、実生活の為にも一狩り行っときましょう。

評価、ブクマ、有難うございます!

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