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恐らく不定期更新になりますがどうぞこれから
よろしくおねがいします
「ねぇねえ明~遊ぼうよ~」「嫌だ断る。俺は勉強があるのでな」
そう言って横断歩道を渡ったのは明だった。明は頭脳明晰で学年一の天才だ。
そして学年末テスト前にもなって遊ぼうと言っているのは翔。翔はイケメンで学年一運動神経がいい。
2人は幼稚園からの幼なじみで高校まで学校も同じだ。
「明~10円あげるから~」「ダメと言ったらダメだ」こんなやり取りをしながら2人はいつものバスに乗る。だがふたりはまだ気付いていなかった、運転手を含めこのバスに誰1人乗っていないことを。
ドアが閉じてバスが発車したところで辺りは暗くなる。
「なんだこれ。それより腹減ったー」「そんな事を言っている場合ではないと思うが?」と言いつつも明は冷静だ。
そして周りに光が満ちた時、2人の意識はなくなった。
『 異世界駅、到着でーす 』この声とともに安っぽいクラッカー音が2人の頭に直接響く。クラッカー音で目を覚ました翔は思わず叫ぶ。
「も~り~?」翔の叫びで起きた明は問う。「ここはどこだ?」「森」「そんな事は見ればわかる」
変な所などありましたら教えて下さい
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