プロローグ
初めてこのサイトを利用して
小説作成?をしてみました。
(なっているかは(ノ・∀・)ノ(っ・∀・)っ)
ていってもまだプロローグw
気ままに書こうと思います( ̄^ ̄ゞ
誤字脱字がある場合は言ってもらえると助かりますm(_ _)m
ちなみにこの小説の中の柊くんの考えは自分が日頃感じていた事だったりしますw
俺の名前は佐藤柊、どこにでもいる平凡な高校生だ。
「ある時、俺は思った」
「何でこんな世界に生まれてきたんだ?」
「どうしてゲームやアニメの世界に行けないんだ?」
その理由は、簡単な事ではあったが、考えたくはなかった。考えるといつも同じ答えに行き着くからだ。ここは現実、どんなにそうなってほしいと望んだり、願ったりしたところであまり思うようには変わりはしない場所。唯一変わるものといえば、自分の住む街の、周りの風景のちょっとした変化くらいだった。当然といえば当然なのかもしれない。それでも、毎日平和な日常を送っているごく普通の高校生からしたら、少し退屈なのだ。そう、大抵の望みくらいなら努力次第では叶うこともある。だが、彼が望んだ望みは明らかに現実離れしていた。その望みとは,,,
『アニメやゲームの主人公みたいな生活を送ってみたい』
そう、それは誰でも1度は思ったことがあるような台詞だった。
この望みが、どれだけ馬鹿げていることであったとしても、例え、誰かに笑われるようなことがあったとしても、その望みは、揺らぐこと無く心の中に生き続くだろう。というよりは消えないという方が正しいのかもしれない。それくらい望みは強かった。そんなある日、いつもの学校帰り、あまり変化のないはずの風景は、ローブ姿の謎の人物が目の前に現れたのと同時に、一瞬にして赤黒く染まった。そう、それはまるで、ゲームやアニメのシーンにもあるような世界観。そして、よく周りを見てみると自分とローブ姿の謎の人物以外の人はみんな止まっていた。そしてローブ姿の謎の人物は、迷うことなく、こっちに近づいてきた。
「一体何が起こってるんだ?君は誰?」
と柊が尋ねるとローブ姿の謎の人物は
「君は今、つまらないリアルに飽き飽きしているだろ?」
と聞いてきた。当然だ、毎日毎日同じことの繰り返し、飽きもするだろう。
「飽きてますよ。もううんざり、毎日毎日同じことの繰り返しですしね」
そう答えると、ローブ姿の謎の人物はわかっていたかのように
「ふっ」
と鼻で笑った。まぁ笑われても仕方がない、というよりは慣れている。
「まぁ、やっぱりおかしいですよね?自分でもそうは思ってるんですけど、こればかりは諦めきれなくて。」
半ば諦めたかのような言い方で答えた。
「確かに、非現実的だ。だが、そう思っている人は君だけじゃないはずだ。元に私も最初はそう思っていた。このつまらないリアルをやめてゲームやアニメの世界に行きたいとね」
まさかと思うくらいの発言に少しびっくりしていた。
「共感者がこんな近くにいたなんて、いや〜嬉しいです」
凄く嬉しかったのか、ローブ姿の謎の人物の手を強く握った。
「少し,,,痛いの,,だが?」
照れたような声で話すその言葉はとても可愛く心にキュンと響いた。
「すいません、共感者がいた事が、あまりに嬉しくて」
積極的すぎた行動に、先ほどの自分を恥じた。
「嫌,,,って訳,,でもないぞ?それよりもだ、君はどうしたいんだ?いつまでも、同じことの繰り返しの生活は、飽き飽きしているのだろ?」
照れたような声は急に真剣に話す声へと変わった。
「どうしたいって言ったって、どうすることもできなくないですか?こればかりは」
そう、望みはあまりにも現実離れしていて、到底無理だとわかっていた事だ。それに対しローブ姿の謎の人物は
「叶えられるぞ。ただし、その分失うものも大きい」
それを当然信じることはできない。何せ、ずっとそうなってほしいと、望んだり願ったりしてきたのだから。そう簡単に、叶えられるなどと言われても、信じることができるはずもない。それに、失うものというのがどうしても引っかかった。
「まぁ、信じられないのも無理はないさ。ところで君、名前は?」
急に名前を聞かれて少しびっくりしたが、素直に答えた。
「えっ?名前ですか?えっと、佐藤柊です」
ローブ姿の彼女はコクリとは頷かずに、首をかしげた。
「君はもしかして?いや、何でもない」
その発言はとても意味がないようには見えなかった。
「では行こうか柊くん、君の目で確かめてほしい。君の望んだ世界を!」
突然強引に連れていこうとするローブ姿の彼女に質問した。
「あの〜?俺の意思はどうなるんですか?」
ローブ姿の彼女は自信満々な表情をして答えた
「心配するな、まずは見学ってところだ。それに、何があっても私がついている」
とても、後先考えずに放った言葉に、どうしても心配を隠せなかった。
「では、今度こそ行くぞ!open the gate!!」
ローブ姿の彼女がそういうと、目の前に大きな門が現れて、吸い込まれるかのように引き込まれ、あっという間に目の前が真っ白になり、次の瞬間、目に写った風景は、まさに現実とは違うものとなった,,,
いや〜書いてみると、結構時間かかるものですね
自分でもびっくりしました。
そう考えると、本当にプロの作家さんは大変だな〜と思いました(^_^;)