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一般人の異界日誌  作者: 羅兎屋
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2頁

 「寝れるかよ」


 床は岩だし、布団はないし、寒いし、腹減ったし。

 いてか、今何時頃なのか。

 空は、少し明るくなってる感じだが、まあ、天気は悪くないみたいたな。うん。


 「あ~アーあァー」


 うめき声しかでんわな。

 とりあえず、あの樹目指して歩くか。やることないし。


 「・・・:」

 

 半日程ふらついたら、なぜか目の前に、例の樹が見えるんだが?

 距離感が狂いまくりなのは置いておくとして、樹の周りには、湖みたくなってるんだなこれが。

 よく、ゲームとかである世界樹とかの感じだな。


 「おまけに、橋まであるのか」


 樹の根本まで、橋が架かっていて、樹に埋まるように、扉がみえた。

 行くしかあるまい?だよな?

 水は飲みたいが、水面にでっかい影がちらついてるから怖くて近寄れん。


 「さて」


 扉の目の前だ。

 金属っぽい質感で、真っ黒な巨大な扉だ。

 審判の門?あんな感じだ。


 ああ、腹が減って思考が続かん。

 とにかく、扉を開けてみるか。


 [チュートリアル達成おめでとうございます。]

 [チュートリアル達成の報酬として、強くてニューゲームの選択肢があります。]

[それでは、素敵なループをお祈り申し上げます]


 「・・・・・」

 「・・・」

 「・・ふざけろ?」

落書きの紙は、燃えるゴミへ。

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