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私は死にたい

作者: 澪

誰もが一度は死にたいと思ったことがあると思う。

もちろんないという人もいると思うが大半は思ったことがあると思う。人間関係、仕事、学校と色々なことで死にたいと思ったことがあると思う。


私はそう思っている。

いや、ずっと前から死にたいと思っている。

私が死にたいと思い始めたのは、小学生からだ。


人間関係が嫌になり勉強も嫌になり、死にたいと思い始めた。

だか、死ぬ勇気など自分にあるわけがない。

あったら既に自殺して死んでいる。

本当に追い詰められていないから自殺できないのだ。


恥ずかしいものだ。自殺してる人は何人もいるのに私は自殺できない。

死にたいと言っているだけで実際にはできていない。

生きることも死ぬこともできない私が一体なにが出来るというのだろうか。


高校は勉強のみ上手くいき人間関係は上手くいかず

先生と仲良くなるタイプの生徒だった。

先生は仲良くしてくれるに決まっている。

自分の生徒だし最も自分の仕事だからである。


人間には必ず好き嫌いが存在する。

先生とはいえ人間である。それなのに誰とでも仲良くするのは

仕事であって金があるからである。

所詮口でいいこというが本音はそんなこと思ってもいない。

最悪の場合は自分の生徒を裏切る。先生もそんな生き物である。

そんなことばかり考えて生きてきたから死にたいと思っているのかもしれない。


勉強ができていたからいいところに就職できたが

別にやりたい仕事ではなかった。

そして、人間が本来寝る時間に仕事をする夜勤。

環境になれることはなく、三ヶ月あまりで鬱状態になり

仕事も休んでいる。いつどんなときも不安で仕方ない。

震えるときもある。このさき仕事ができるのか。

こんな心の人が社会でやっていけるのかと。

いっそのこと死んだほうがいいのではないかと。


あなたには好きな人がいますか。

私にはいます。年は3つ上で自分の姉と同い年で

その人には弟がいるんだが、その弟が自分と同い年である。

それがその人には少し気がかりなのだろう。

連絡し合うのを断ってくる。

頑張ることしかないことはわかっているが

それでも、好きな人に好きになってもらえないのは辛いものだ。


私の友人にいつも彼女がいる人がいる。

別れても数日で彼女ができている。

羨ましすぎる。好きな人と付き合えることができることは

なによりも幸せだと今思っている。


その友人は私が気になって人を彼女にしたことがある。

実は今なのである。それが原因でケンカになり

1年以上会話することもなかった。

友人はもう既に忘れている。そんなものなのかもしれない。

傷ついた人は鮮明に心に傷がこびりつき苦しむが

友人はそれさえ気づいてくれない。

友達とはそうゆうものなのかもしれない。


死にたいと思う一番の理由は、生きてる意味がないことだ。

なんのために産まれ生きているのか。


恋愛が人生のすべてではないと言う人がいるが

私にはとっては恋愛が全てなのかもしれない。

しかし、仕事も恋愛もうまく逝かないのであれば

死ぬ以外ないと思っている。ただ死ぬ勇気がない。

本当に情けないものだ。



今の私は死んでるのと同じだ。



END





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