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明かされる真実 ~ 少女の想い ~ 7
ラシュフェーニカが柔らかく微笑む。
大方、姿の見えなくなったラシュフェーニカを探しに来たのだろう。
泣いてはいないだろうか、悲しんではいないだろうか、
十八代目カグヤが居なくなってから、散るように枯れるように嘆き悲しみ続けた少女を心配して、やってきたのだろう。
だがソレは、…想っていたのとは全く違う、予想もしていなかった現実を目にして強い驚きと困惑に変わる──。
ラシュフェーニカの目の前で白い翼を大きく広げ、空中で体勢を維持した風蘭は、少しの恐怖と悲しさに顔を滲ませる…。
ソノ目は…、ラシュフェーニカの“後ろに広がるモノ”に向けられていた……。




