78/127
明かされる真実 ~ 少女の想い ~ 3
──『……悪いけど、もう僕に関わらないで。
友達とか仲良くなるとか、そんなのもうたくさんなの。
…もういいの……っ』
『独りがいい…っ、
もう僕のことは、放っておいて──』
──出会いは、全然素敵なモノなんかじゃなかったけれども、
コノ歌が、アナタと初めてお会いした時に、ラコル(地球でいう二胡のこと)を奏でて歌っていたコノ歌が…、
今も優しく心に染み渡る…──
天空ノ巫女──カグヤは、女神──イサナの神託によって選ばれる。
けれどもその前に、
カグヤが生まれる前に《四自然神》や巫女、神官、精霊、妖精、竜、あまねく“コエを聴く者達”が、夢や祈り、日々の中でカグヤの訪れと誕生のお告げを、“一斉に”聴くのだという。
それはまだ、ラシュフェーニカが《火ノ宮》の巫女として選ばれる、もっとずっと前の…、そんな未来さえ考えたことのなかった時でさえ、驚く程ハッキリと起こった。
ラシュフェーニカは、ソノお告げを確かに聴いたのだ──。




