表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
片恋円舞曲 第一巻 少女、飛翔  作者: 桐夜 白
決意の想火
61/127

決意の想火 5

人を避ける十八代目カグヤが、コノ部屋以外自らの意思でほとんど出ることのなかった、主ノ間。

ソノ天井は、あまりにも美しいものであった。


美しい星々があまりによく見え、あまりに大きく輝いて見える。



主ノ間の天井は大きなドーム状になっており、一面が水窓(マルシャ)と呼ばれるつくりとなっていた。


水窓(マルシャ)は、特殊合物──光魔科金の枠と水を張って作られた窓で、触れると水面のように波紋を広げるが硝子のように固く、水のように透き抜けることのない特殊な窓。

天空ノ海と呼ばれる、この《問いかけの大地》を抱く天空(ソラ)の中だからこそ出来る特殊な窓。



それでも、水窓なんて出来る場所はとても限られていて、コノ《凛浄》ですら、在るのはこの主ノ間くらいのものだった。



そんな水窓(マルシャ)は、天井の頂点から丸い半球を描くようにドーム状になり、天井から壁と繋がっていて、天井一面水窓、壁一面水窓となっていた。


まるで、一枚の硝子に囲まれているように。

まるで、窓など全くないかのように錯覚させるように。

それでも、触れられても通り抜けられない窓。

柔らかくて固い窓。


天井からの丸い半球を描くように、ドーム状になった水ノ窓。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ