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片恋円舞曲 第一巻 少女、飛翔  作者: 桐夜 白
決意の想火
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決意の想火 4

──当たり前のよう…?



ソコでラシュフェーニカは、はたりと思った。




「…」



──明様にとって、私達の当たり前に感じることが、当たり前ではなかったとしたら…?



思えば明は、どこから来たのかも分からない子供であった。


何を問うても、心を閉ざして何も語らなかった子。

初めて出会った時も、首に包帯を巻いていて他にも傷だらけで、どこから来たのか、どう過ごしていたのかすらも、何も分からなかった子供…。



ただ、目覚めた時、いつもアノ人は何かに怯えた目をしていた。

時折目の前に居る人が誰かも分からずに、怯えた声を挙げることも多かった。



──どうして、何も話してくださらなかったのですか…?

どうして私は、何も気づいてあげられなかったの…?



ラシュフェーニカにただただ、悲しさが雪のようにしんしんと降り積もり、心を冷やす。


ラシュフェーニカが泣きそうな顔になり、天を見上げる。

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