表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
片恋円舞曲 第一巻 少女、飛翔  作者: 桐夜 白
やっと知ることができたモノ
54/127

やっと知ることができたモノ 15

ラシュフェーニカが、そんな世界と《凛浄》を繋ぐ“荘厳なる伝承歌”が描かれた扉に手をかける。




今まで幾度も、明が行方不明になってから訪れては、ココに来て止まってしまった場所。


手をかけるまではできても、開けることができずに俯いてしまった場所。


明が居た時でさえ、コノ扉を開ければすぐ会えたのに、開けれず振り返ってしまった場所。


何度か護衛の人達が、開けてくれた、場所…。




ラシュフェーニカが息を飲む。

そして余計なことを考えるのはやめる、といわんばかりに目を閉じ、すぐ目を開き、今度は強く前を見据える。




「決めましたでしょう?

私はもう立ち止まらないと。


余計なことなんてもう考えない。

ココで立ち止まっていては、いつまでも明様に伝えられませんわ!


…アイに行くと、決めたのだから──!」




ラシュフェーニカがキッと目つきを変え、扉を押し開く。


もう何も、拒むものなどなかった。

余計な考えも、立場も。

重んじるものはあっても、迷いはなかった。



ラシュフェーニカが進む。


足を踏み出し、初めて自分でコノ扉を開いて踏み出す。

中から光が溢れ出し視界を眩い光が覆うも、ラシュフェーニカはすぐに中へと目を向ける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ