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片恋円舞曲 第一巻 少女、飛翔  作者: 桐夜 白
動き出す歯車と古からの決意
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動き出す歯車と古からの決意 14

「もしも…、」




ラシュフェーニカが口を開く。




「もしも、ソノ場にカグヤ様がいらっしゃられたのなら…。

《水ノ宮》はカグヤ様に血を見せない為に、洗い流したのかもしれません。


カグヤ様は血や傷跡を強く恐れ、悲しまれる。

だから、《水ノ宮》は──」




ラシュフェーニカがカグヤの願いによって設けられた桃色の置物を見つめる。

周りでは役人達が世話しなく動き、各々に部屋から駆け足で出て行くところだった。




「誰かと…、争った跡……──」





 。

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