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第一ノ火 見失いし光と逡巡する弱火(じゃくび) - - 面影 -
ーー柔らかな笑顔が浮かぶ
出会いも初めて交わした言葉も 全然素敵なモノなんかじゃなかったけど──
ーー美しい歌声が脳裏を過ぎる
徐々に築いていった関係は アナタの思い切った行動の その先の小さなことで大きく深まって──
ーーアナタの言葉を ただただ 想い出すの
私も思い切って アナタにこの想いを伝える決意をしたの──
ーー大好きなアナタの姿が ただただ 何よりも鮮明に映るの
大切なアナタに 伝えたい想いが在るの──
[ - 第一ノ火 - 面影 - - ]
お祭りがあったの
ソレはアナタとお友達になれた大切なきっかけ
大切な人を失って 人を避けるようになってしまったアナタ
対人恐怖症で 誰にも心を開けなかったアナタ
お祭りの中で初めて アナタの心からの笑顔と 《凛浄》に対する想いを知った
アナタがもう 《凛浄》でそう想わないように 《凛浄》の皆で協力して 接してきた
そしてやっと やっと アナタは徐々に心を開いていってくださった
ほんの少しでも ほんの少しでも 笑顔を見せてくれて 表情が柔らかくなっていく
外に出て お話してくださることが 本当に嬉しかったのです




