第一ノ火 見失いし光と逡巡する弱火(じゃくび) - 心配する支える手
十八代目カグヤは 歴史上初の男の巫女にして まだ子供である異例の巫女
女神──イサナの神託と微笑みによって選ばれた 類稀なる力を持つ子
アナタに今 そんな十八代目カグヤに心からの誓いを立てた 四人の娘の話をしよう
ーー我らは進む、希望と前進の道──!
《火ノ宮》 ソレは《四自然神》──ピエリフィーカの長にして 十八代目カグヤに希望の光を灯し前進することを誓った者
十八代目カグヤが心開いた“友達”にして それ以上の関係であった娘
そして十八代目カグヤの勅命を受け 側に仕える三柱官の一人──
ーー
我らは進む、修羅と忠護の道──!
《水ノ宮》 ソレは《四自然神》──ピエリフィーカの一人にして 十八代目カグヤに身を呈して護り通すことを誓った者
十八代目カグヤの護衛隊長として任命され 心を開かなかったカグヤから信頼を勝ち取った娘──
ーー
我らは進む、願祈と治癒の道──!
《風ノ宮》 ソレは《四自然神》──ピエリフィーカの一人にして 十八代目カグヤに祈りと癒すことを誓った者
十八代目カグヤに穏やかな話で語りかけ 心を開かなかったカグヤの心を徐々に解していった娘──
ーー我らは進む、生喜と擁護の道──!
《土ノ宮》 ソレは《四自然神》──ピエリフィーカの一人にして 十八代目カグヤに生命の喜びを歌い愛しみ護ることを誓った者
十八代目カグヤと音楽を通して友情を育み まるで姉弟のように惜しみなく救いの手を伸ばした娘──
[ - 第一ノ火 心配する支える手 - ]
彼女達は女神ノ娘──《四自然神》の名を頂く者
カグヤを護る為 カグヤと共に祈る為 共に笑う為 歌う為 導く為に
女神と女神ノ娘が名を頂くことを許し 力を振るうことを許された者達。
ソノ清らかな力はカグヤの為に ソノ清らかな力は民の為に ソノ清らかな力はあまねく生命の為に在る。
しかし忘れてはいけないのは 自分達は民であり 女神ノ娘の名を頂に頂こうとも 所詮は神々ではなく民なのだ
ソレを忘れなければ 過ちを犯すことはなく 彼女達はきっとカグヤの力となるだろう
たとえカグヤがいつか 道に迷い光を失ったとしても…
彼女達が笑い 歌い 手を伸ばし 微笑む
そして世界には再び 光が差し 民は心から笑うのだ──




