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隠されし歴史 10
“奴等”は歴史から姿を消した。
しかし、惑星──ソエユが火に包まれ“奴等”の計画が終えたソノ後も、
度々、天空ノ巫女を狙っていた記録があったのだという。
そして、カグヤを護る為に暁──ムーランカの中から、天空ノ巫女──カグヤを直接護る部隊──《コトハノヤ》が生まれた。
暁──ムーランカの組織が《凛浄》を護り、
暁──ムーランカから生まれた《コトハノヤ》部隊が天空ノ巫女──カグヤを直接護衛する──
「まっ、待ってください…!
ラシュフェーニカ様!」
ソコまで語って、風蘭の慌て驚いた声が辺りを響かせた。
「今…っ、《コトハノヤ》部隊は全体の六割の隊員が行方不明…。
全滅しています──」
「?!
待ってください…っ、それじゃあ…っ!」
「おい嘘だろっ、そんな…っ」
「待ってよ、いきなりこんなこと言われても信じられ…っ!
それじゃあ今、《コトハノヤ》部隊が全滅しているのと、カグヤ様が行方不明になられているのは…っ」
風蘭の言葉に、強い同様と危機感が《凛浄》の者達から溢れ出る。
強い危機感が、全ての者を襲った。




